【スターダム】すずが山下&青木&鉄と新ユニット『Mi Vida Loca』電撃結成 「プロレス界をひっかき回す」 2025/4/24

『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Apr.2』後楽園ホール(2025年4月24日)
○鈴季すず&山下りな&青木いつ希vs星来芽依&狐伯&天咲光由×

 すずが山下、青木、鉄アキラと新ユニット『Mi Vida Loca』を電撃結成。「この4人でプロレス界ひっかき回してやるから、Mi Vida Loca、乞うご期待」と高らかに宣言した。

 些細なことから亀裂が生まれた“CRAZY STAR"すず&星来だったが、4・2後楽園大会ではついにすずがパイプイス攻撃で星来を暴行して、NEO GENESIS離脱を表明。星来も「絶対に許さない」と激怒し、4・27横浜アリーナ大会では元パートナー同士による一騎打ちが決定した。

 H.A.T.E.からの勧誘も拒否したすずは、「私がこのクソつまんねえスターダムを面白くする」と宣言。横浜アリーナ大会直前の後楽園大会に、すず曰く「えげつねえヤツら」だというX、XXを投入し、星来&天咲&狐伯組と対戦した。

 すずがパートナーとして迎え入れたのは、3・10バーブ佐々木興行でのノーDQ戦で死闘を繰り広げたばかりの山下と、一騎打ち経験もある実力者・青木だった。2人は序盤からスターダムマットでも存在感を発揮。青木が星来&狐伯をDDT&河津落としでまとめて叩きつければ、山下もスピードでかく乱する狐伯をラリアットで吹き飛ばしてみせた。

 すずは星来と感情むき出しのファイトを展開。すずが頭突きを連発すれば、ブチ切れた星来も顔面にストンピングを乱れ打つ。すずは急角度の投げ捨てジャーマンでぶっこ抜いたものの、即座に立ち上がった星来は顔面ドロップキックで両者大の字に持ち込んだ。

 代わった天咲はすずのタッチを防ぐと、ダメージを引きずる元盟友に猛攻。星来&狐伯とトリプル串刺し低空ドロップキックを放ち、各種DDTを連発した。しかし、割り込んだ山下、青木がトラースキックをぶち込むと、すずを加えたトリプルトラースキックがさく裂。天咲も天橋立で大逆転を狙ったものの届かず。青木のダイビングボディプレス、山下のスプラッシュマウンテンから、すずがテキラーショットでダメ押しし、天咲を沈めた。

 大きなインパクトを残したすずは「おい、お前ら、これが鈴季すずがやりたかったことだ! 山下りな、そして青木いつ希、メチャクチャ面白えユニットだろ? ユニットの名前はもう決めてある。『Mi Vida Loca』…一度きりの人生、クレイジーに生きなきゃもったいねえだろって意味だ!」とユニット名を発表した。

 すずが「こいつらは同じ思考だと思ってる」と語ると、山下は「当たり前だろ。お前と血を流しながらシングルした私だぞ。そんなの決まってんじゃん」と同調。「もう帰られたギャルの方々、鈴季すずはギャルの枠に入れるにはちょっと暴れん坊過ぎるみたいだな。このリングでうちらで好き勝手暴れさせてもらう。ギャルのみんなごめんね」と星来らを嘲笑した。

 さらに、すずに同調する選手が現れた。すずが「ということで、お前らこれからこの3人で…」と締めようとすると、ここに新人の鉄アキラが登場した。「すずさん、命懸けてプロレスしている3人の背中、俺にも追わせてください。お願いします」とユニット加入を懇願すると、すずは「お前、この3人の背中を追いたいなんてなかなかセンスあるな! 今日からお前も仲間だよ」と快諾。「この4人でプロレス界ひっかき回してやるから、Mi Vida Loca、乞うご期待」と高らかに宣言した。

 まさかのメンバーを集めて、一夜にして強力なユニットをスターダムに生み出したすず。横浜アリーナ大会の星来戦に向けても、最高の形で弾みを付けた。


【試合後のすず&山下&青木、鉄】

▼山下「リング上で言った通りだよ。1回きりの人生、大暴れして狂ってみなきゃ面白くねえだろ。大きなバクチ打ってくれて、ナンパしてくれてありがとう!」

▼すず「こいつらは私がプロレスをしてて、戦っても最高、組んでも最高なメンバーだと思ってる。そしてアキラ、声をかけてくれてありがとうな」

▼鉄「とんでもないです。自分、背中追わせてください」

▼すず「ああ。そしていつ希。お前、一番元気いいんだから、なんかしゃべれよ!」

▼青木「ありがとう! スターダムの皆様、はじめまして。ショーンキャプチャーの青木いつ希です! このたび、すずがナンパをしてくれましたので、この調子で、この4人でスターダムのリングひっかき回すんで、よろしくお願いしまーす!」

▼すず「相変わらず元気がいいな!」

▼青木「イエーイ!」

▼すず「これが『Mi Vida Loca』。このユニットで暴れちらかそうぜ!」