【新日本】タカタイチマニアへ ザックがタッグ結成・秋山からの指南を希望 2025/4/29

『レスリング肥前の国』佐賀・SAGAアリーナ(2025年4月29日)
○大岩陵平&ザック・セイバーJr.&ハートリー・ジャクソンvs矢野通&ボルチン・オレッグ&村島克哉×

 ザックがタカタイチマニア5・7後楽園大会でタッグを結成する秋山準からの指南を希望した。

 5・3福岡大会で棚橋との一騎打ちを控えるザック。4日後のタカタイチマニア5・7後楽園大会では秋山と組んでタイチ&石井と対戦することが決まった。この日は第2試合に登場。大岩&ジャクソンとのTMDKトリオで矢野&オレッグ&村島と激突した。

 先発で飛び出したザックは棚橋の付き人・村島と対峙。ネックロックで絞め上げ、村島がエルボーを連発してもエルボースマッシュでことごとく返り討ち。フロントハイキックを見舞い、村島がショルダータックルでなぎ倒しても、ネックツイストでお返し。秋山を意識してかフロントネックロックで絞め上げた。

 村島にブレーンバスターで投げられたザックだが、YTRポーズを狙った矢野をコブラツイストで捕獲した。その後、オレッグのボルチンシェイクからの俵返しの餌食となったが、最後は大岩が村島をTHE GRIPで料理。TMDKの勝利に終わった。

 試合後、ザックはタカタイチマニアについて言及。当日、タッグを組む秋山とはNOAH時代に同じ時期を過ごしたものの、「俺はイギリスで生まれ、NOAHで育ち、新日本で出世した。NOAH時代で一つ欠けていたことがある。ジュン・アキヤマとは味方としても敵としても同じリングに上がったことがないんだ」という。同じコーナーに並び立つ形でリングでの初遭遇が実現することになり、「俺の二つの世界が、NOAHと新日本という世界がぶつかり合う。物凄く楽しい時間になるぞ」と胸を躍らせているザックは「願わくば、アキヤマさんからエクスプロイダーの秘訣を、俺が人生で一度もかけたことのない“ワザ"を教えてほしいな。リストクラッチ(式エクスプロイダー)もいいな」と秋山からの指南を希望していた。

【ザックの話】「シャチョーがオープニングマッチでヤングライオンと対戦してた。でも今日は社長のことは話さない。今日は『タカタイチマニア』について話そう。(※日本語で)ヨカッタ、タイチサン。 スゴイシアイ。メッチャ、タノシミ。(※英語に戻り)オーイワの経歴について話してみよう。新日本で生まれ、NOAHで育った。でも俺はイギリスで生まれ、NOAHで育ち、新日本で出世した。NOAH時代で一つ欠けていたことがある。アキヤマさんとは、NOAHでバーニングが去るまでの18ヵ月しか一緒に過ごせなかった。しかもクリスマスで帰国してる間に去ってしまっていた。ジュン・アキヤマとは味方としても敵としても同じリングに上がったことがないんだ。NOAHのことを思い出すたびにいつもそのことが頭にあった。だからイシイとタイチと対戦するパートナーとしてこれほど適した相手はいない。俺の二つの世界が、NOAHと新日本という世界がぶつかり合う。願わくば、アキヤマさんからエクスプロイダーの秘訣を、俺が人生で一度もかけたことのない“ワザ"を教えてほしいな。リストクラッチ(式エクスプロイダー)もいいな。もの凄く楽しい時間になるぞ、タイチ。何よりも、これは鈴木軍そしてデンジャラス・テッカーズのレガシーだ。俺とタイチはこの先もずっと、どんな形であれ絡み続けるだろう。でもまずはこの試合、なんて素敵なんだ」

【大岩の話】「痛ぇ。ボルチン・オレッグ、ヤバいよ、チョップ。息できなかった。でも今日はこの後、セミでTMDKのジュニアタッグがマスター・ワトとYOHからしっかりと防衛してみせるから。そのための流れを今、キッチリ作ってきたぞ。フジ、あとは防衛よろしく」

※ジャクソンはノーコメント

【村島の話】「ああ、クソッ! 今日もチャンスを逃がした。ああ、クソッ! 大岩……大岩から見たら小さな身体のヤングライオンかもしれないけど、絶対にもっともっと横にドンドン分厚くなって、絶対絶対にぶっ飛ばしてやる」

※矢野、オレッグはノーコメント