【スターダム】初出場・吏南がなつぽい超えで準決勝進出 「18歳、私の生き様だ!」 2025/8/20
『STARDOM 5★STAR GP 2025 in KORAKUEN Aug.2』後楽園ホール(2025年8月20日) 決勝トーナメント準々決勝 ○吏南vsなつぽい× 初出場の吏南がなつぽい超えを果たして5★STAR GP準決勝に進出。「私は会社の犬になるつもりはねえから。嫌なことはどんどん嫌って言っていくし、やりたいことはやりたいってどんどん言っていく。それが18歳、私の生き様だ」と吠えた。 初出場となった吏南は開幕4連勝で一躍5★STAR GPの台風の目になったものの、その後は急ブレーキ。それでも粘りを見せて、RED STARS-Bブロックを3位で突破し、決勝トーナメントに勝ち上がった。この日、行われた1回戦ではビー・プレストリーに逆転勝利。この日、2試合目となる準々決勝では、RED STARS-Bブロック1位のなつぽいと対戦。8・10岡山大会で行われた公式戦ではなつぽいが勝利していた。 前に出ようとするなつぽいの動きをストップさせた吏南は、握手を求める。なつぽいは応じようとするも、吏南はそこを奇襲し、顔面にツバを吐きかけた。激怒したなつぽいが一気に攻め立てたものの、吏南はエプロンでのデッドリードライブで逆転。場外に転落したなつぽいの腹部にエプロンからダブルニードロップを投下すると、「優勝するぞ!」と叫ぶ。場外戦に持ち込むと、右腕を鉄柱に叩きつけ、そこをパイプイスで痛打。さらに、エプロンではPinkDevilを仕掛けたものの、なつぽいは決めさせず。エプロンジャーマンで逆襲すると、コーナーからプランチャを敢行した。 なつぽいのフェアリアルギフトを自爆させた吏南はリバースブレーンバスターで立て直すと、ビンタ合戦で火花。相打ちを繰り返すと、吏南のフロントハイキックがクリーンヒットするが、なつぽいもジャーマンで即座にやり返し、今度はエルボー合戦へ。先の読み合いから吏南がノーザンライトスープレックスを繰り出すと、ダイビングダブルニードロップを連続投下。ハイドレンジアで長時間絞め上げて、右腕を絞め上げる。 しのいだなつぽいはフェアリーマジックで不意を突き、ポイ捨てジャーマン、回し蹴り式トラースキックで一転して攻勢。フェアリアルギフトを投下するが、吏南は肩を上げる。粘る吏南は続くフェアリングリングを切り返し、ジャックナイフ式エビ固めで揺さぶりをかけると、PinkDevilをさく裂。リバースゴリースペシャルの構えに。なつぽいは丸め込んで粘りを見せると、変型逆打ちを食らってもキックアウトするが、吏南はチャンスを逃さず。再びハイドレンジアに捕獲すると、右腕を絞めに絞めてギブアップを奪った。 吏南が10日越しの雪辱に成功してなつぽい超えを果たし、初出場にして準決勝進出。8・23大田区大会ではAZMと対戦することが決定した。 大「吏南」コールを受けると、マイクを持ち、「勝ったぞ!」と雄叫び。「おい、なつぽい。これで私とお前は1勝1敗だ。私が優勝したら、またお前とシングルやってやるよ。またやってやるよ、ばいぽ〜い!」とリングを去っていくなつぽいを挑発する。さらに、「ベスト4残ったぞ! これで大田区、4人揃ったでしょ。1回全員出てこいよ」と呼びかけると、ベスト4に残ったAZM、安納サオリ、渡辺桃がリングに登場した。 吏南はH.A.T.E.の同門である桃に「私はお前にもお前にも、そして桃にも負けねえよ!」とライバル心を燃やす。それを受けて、桃は「苦労して勝ち上がったトーナメント、AZM、安納サオリ、吏南。しけたトーナメントだな」と吐き捨て、「吏南、おめえ上がって来いよ」とメッセージを送った。そんな桃と準決勝で激突する安納は「素直じゃないよな。刺激的な面子やん。私は優勝しなきゃあかん理由がある。おい、バットごとへし折ったるわ」と宣戦布告。AZMは「おい、吏南。こんな早く会えると思わなかったよ。次は準決勝。もっとデカいところで、次も私が先に行くから覚悟しとけよ」と吏南に言い放つと、安納と桃に視線を向けて、「そして、吏南じゃねえ。私がお前らの前に立ってやるよ」と通告した。 そんな先輩たちのアピールを聞いても、歓声を受けた吏南は「ただ、今日メインで勝ったのはPinkDevilの吏南だ!」と豪語。「この5★STARに誰よりも懸けているって言葉、今日で少しは証明できたんじゃない? ずっと悔しかったんだよ。7年間、この5★STAR出れずに見てるだけでよ。今、別に記録もタイトルも獲ってねえヤツも簡単に出れる5★STARになってて、私は気に食わねえんだよ。私は会社の犬になるつもりはねえから。嫌なことはどんどん嫌って言っていくし、やりたいことはやりたいってどんどん言っていく。それが18歳、私の生き様だ」。思いの丈をすべてぶちまけると、後楽園ホールは「吏南」コールに包まれる。吏南は「次の大田区も私が優勝するから。お前ら観に来い。以上!」と叫び、完璧な形で波乱続きの後楽園大会を締めくくった。 【吏南の話】「これで次の大田区の準決勝に勝ち進んだぞ、おい。私はこの5★STAR始まる時からずっと言ってたんだよ。この5★STARに誰よりも懸けてるって。それが今日のビーと、そして1回負けてたなつぽいに勝ったことで、少し証明はできたんじゃないの。なつぽい、これで私とお前は1勝1敗だ。私が優勝したらまたお前とシングルやって、今度こそどっちが強いか決着つけてやるよ。マイクで言ったことがすべてだ。私は会社の犬になるつもりはないから。どんどん嫌なことは嫌って言っていく。この5★STAR、この夏は私が獲る。以上」 【なつぽいの話】「なつぽいの5★STARが終わっちゃった。吏南、1勝1敗。吏南に初めて負けたって思ったけど、この5★STARで吏南から勝ったのも初めてだったんだね。なんかもっともっとちびっちゃいクソガキかと思ったよ。吏南の覚悟をすごい感じました。まあ、敵にこんなこと言うのはおかしいと思うけど、吏南と戦うとさ、なんかメッチャ楽しくて、自然と笑顔になっちゃうの。だからこそ言わせてもらうよ。5★STAR…やっぱやめておく。サオリがいるんだもん。サオリ、絶対優勝してね。ばいぽい!」
『STARDOM 5★STAR GP 2025 in KORAKUEN Aug.2』後楽園ホール(2025年8月20日)
決勝トーナメント準々決勝 ○吏南vsなつぽい×
初出場の吏南がなつぽい超えを果たして5★STAR GP準決勝に進出。「私は会社の犬になるつもりはねえから。嫌なことはどんどん嫌って言っていくし、やりたいことはやりたいってどんどん言っていく。それが18歳、私の生き様だ」と吠えた。
初出場となった吏南は開幕4連勝で一躍5★STAR GPの台風の目になったものの、その後は急ブレーキ。それでも粘りを見せて、RED STARS-Bブロックを3位で突破し、決勝トーナメントに勝ち上がった。この日、行われた1回戦ではビー・プレストリーに逆転勝利。この日、2試合目となる準々決勝では、RED STARS-Bブロック1位のなつぽいと対戦。8・10岡山大会で行われた公式戦ではなつぽいが勝利していた。
前に出ようとするなつぽいの動きをストップさせた吏南は、握手を求める。なつぽいは応じようとするも、吏南はそこを奇襲し、顔面にツバを吐きかけた。激怒したなつぽいが一気に攻め立てたものの、吏南はエプロンでのデッドリードライブで逆転。場外に転落したなつぽいの腹部にエプロンからダブルニードロップを投下すると、「優勝するぞ!」と叫ぶ。場外戦に持ち込むと、右腕を鉄柱に叩きつけ、そこをパイプイスで痛打。さらに、エプロンではPinkDevilを仕掛けたものの、なつぽいは決めさせず。エプロンジャーマンで逆襲すると、コーナーからプランチャを敢行した。
なつぽいのフェアリアルギフトを自爆させた吏南はリバースブレーンバスターで立て直すと、ビンタ合戦で火花。相打ちを繰り返すと、吏南のフロントハイキックがクリーンヒットするが、なつぽいもジャーマンで即座にやり返し、今度はエルボー合戦へ。先の読み合いから吏南がノーザンライトスープレックスを繰り出すと、ダイビングダブルニードロップを連続投下。ハイドレンジアで長時間絞め上げて、右腕を絞め上げる。
しのいだなつぽいはフェアリーマジックで不意を突き、ポイ捨てジャーマン、回し蹴り式トラースキックで一転して攻勢。フェアリアルギフトを投下するが、吏南は肩を上げる。粘る吏南は続くフェアリングリングを切り返し、ジャックナイフ式エビ固めで揺さぶりをかけると、PinkDevilをさく裂。リバースゴリースペシャルの構えに。なつぽいは丸め込んで粘りを見せると、変型逆打ちを食らってもキックアウトするが、吏南はチャンスを逃さず。再びハイドレンジアに捕獲すると、右腕を絞めに絞めてギブアップを奪った。
吏南が10日越しの雪辱に成功してなつぽい超えを果たし、初出場にして準決勝進出。8・23大田区大会ではAZMと対戦することが決定した。
大「吏南」コールを受けると、マイクを持ち、「勝ったぞ!」と雄叫び。「おい、なつぽい。これで私とお前は1勝1敗だ。私が優勝したら、またお前とシングルやってやるよ。またやってやるよ、ばいぽ〜い!」とリングを去っていくなつぽいを挑発する。さらに、「ベスト4残ったぞ! これで大田区、4人揃ったでしょ。1回全員出てこいよ」と呼びかけると、ベスト4に残ったAZM、安納サオリ、渡辺桃がリングに登場した。
吏南はH.A.T.E.の同門である桃に「私はお前にもお前にも、そして桃にも負けねえよ!」とライバル心を燃やす。それを受けて、桃は「苦労して勝ち上がったトーナメント、AZM、安納サオリ、吏南。しけたトーナメントだな」と吐き捨て、「吏南、おめえ上がって来いよ」とメッセージを送った。そんな桃と準決勝で激突する安納は「素直じゃないよな。刺激的な面子やん。私は優勝しなきゃあかん理由がある。おい、バットごとへし折ったるわ」と宣戦布告。AZMは「おい、吏南。こんな早く会えると思わなかったよ。次は準決勝。もっとデカいところで、次も私が先に行くから覚悟しとけよ」と吏南に言い放つと、安納と桃に視線を向けて、「そして、吏南じゃねえ。私がお前らの前に立ってやるよ」と通告した。
そんな先輩たちのアピールを聞いても、歓声を受けた吏南は「ただ、今日メインで勝ったのはPinkDevilの吏南だ!」と豪語。「この5★STARに誰よりも懸けているって言葉、今日で少しは証明できたんじゃない? ずっと悔しかったんだよ。7年間、この5★STAR出れずに見てるだけでよ。今、別に記録もタイトルも獲ってねえヤツも簡単に出れる5★STARになってて、私は気に食わねえんだよ。私は会社の犬になるつもりはねえから。嫌なことはどんどん嫌って言っていくし、やりたいことはやりたいってどんどん言っていく。それが18歳、私の生き様だ」。思いの丈をすべてぶちまけると、後楽園ホールは「吏南」コールに包まれる。吏南は「次の大田区も私が優勝するから。お前ら観に来い。以上!」と叫び、完璧な形で波乱続きの後楽園大会を締めくくった。
【吏南の話】「これで次の大田区の準決勝に勝ち進んだぞ、おい。私はこの5★STAR始まる時からずっと言ってたんだよ。この5★STARに誰よりも懸けてるって。それが今日のビーと、そして1回負けてたなつぽいに勝ったことで、少し証明はできたんじゃないの。なつぽい、これで私とお前は1勝1敗だ。私が優勝したらまたお前とシングルやって、今度こそどっちが強いか決着つけてやるよ。マイクで言ったことがすべてだ。私は会社の犬になるつもりはないから。どんどん嫌なことは嫌って言っていく。この5★STAR、この夏は私が獲る。以上」
【なつぽいの話】「なつぽいの5★STARが終わっちゃった。吏南、1勝1敗。吏南に初めて負けたって思ったけど、この5★STARで吏南から勝ったのも初めてだったんだね。なんかもっともっとちびっちゃいクソガキかと思ったよ。吏南の覚悟をすごい感じました。まあ、敵にこんなこと言うのはおかしいと思うけど、吏南と戦うとさ、なんかメッチャ楽しくて、自然と笑顔になっちゃうの。だからこそ言わせてもらうよ。5★STAR…やっぱやめておく。サオリがいるんだもん。サオリ、絶対優勝してね。ばいぽい!」