【スターダム】桃がSareee無法粉砕で準々決勝突破 小波が8・23大田区でのIWGP女子王座挑戦要求 2025/8/20
『STARDOM 5★STAR GP 2025 in KORAKUEN Aug.2』後楽園ホール(2025年8月20日) 決勝トーナメント準々決勝 ○渡辺桃vsSareee× 桃がSareeeを無法突破して、5★STAR GP準々決勝を突破。準決勝で安納サオリと対戦することになった。今宵もブーイングを浴びたSareeeに小波が8・23大田区大会でのIWGP女子王座挑戦を要求。大乱闘の末にSareeeも同意した。 BLUE STARS-Bブロック3位で決勝トーナメントに勝ち上がった桃は、1回戦で壮麗亜美を撃破。同日に行われる準々決勝に駒を進めた。対戦相手はIWGP女子王者のSareee。スターダムファンからブーイングを浴びながらもBLUE STARS-Bブロックを1位で突破してきた。両者は8・16横浜大会の公式戦で対決。反則暴走する桃が歓声を浴びる異例の状況となったが、リストクラッチ式裏投げでSareeeが激勝。桃はわずか4日でリベンジするチャンスを掴んだ形となった。 先に入場した桃はエプロンで息を潜めると、花道から姿を見せたSareeeを襲撃。ひな壇席に何度も叩きつけて暴行すると、場内は歓声に包まれる。Sareeeも観客席に投げ返し、「西」と刻まれた看板に叩きつけて報復するが、客席からはブーイングが発生。その後も場外乱闘はしばらく続き、2人は喧嘩ファイトを展開した。エルボー合戦がいつ果てることなく続き、打撃戦で激情をぶつかったが、声援では桃が圧倒。Sareeeには歓声とブーイングが同時に巻き起こる状況に。 Sareeeは雪崩式フィッシャーマン、ダイビングフットスタンプ、ジャーマンと大技を連発すると、即座に立ち上がった桃が人でなしドライバーを繰り出しても、逆打ちで譲らず、両者大の字に。先に動いたSareeeは頭突き乱射からロープに走るが、桃のセコンドに付いた小波が足をすくって介入する。それでもSareeeは桃を脇固め、羽根折り固めで絞め上げると、さらに卍固めに捕獲してギブアップを迫った。H.A.T.E.の乱入をものともせずに絞め上げたものの、桃も執念でロープエスケープする。続くダイビングフットスタンプ沈まないとみるや、Sareeeは裏投げの構えに。 桃はハイキックでSareeeの動きを止めると、起き上がり小坊師式ミドルキックで反攻。後頭部を踏みつけ、今度は顔面を蹴り上げると、バズソーキックで蹴り抜いた。「桃」コールの中で、ピーチサンライズの構え。しかし、踏ん張って逃れたSareeeは強引に裏投げを繰り出す。勝負あったかと思われたが、セコンドの刀羅ナツコがレフェリーの足を引っ張ってカウントを妨害。レフェリー不在の状態になると、乱入した小波がSareeeをジャーマンで投げ捨てた。さらに、桃は黒バットを持ち込み、大歓声の中で振り上げたものの、避けたSareeeはまたも裏投げをズバリ。桃が肩を上げると、リストクラッチ式裏投げの体勢に。 桃が必死の抵抗を見せるが、介入した琉悪夏のボックス攻撃は痛恨の誤爆に。Sareeeは丸め込んでいくが、琉悪夏はなりふり構わずボックスを投げつけて強引にカットした。レフェリーの注意が琉悪夏にむく中、桃はパイプイスを持ち込み、Sareeeの脳天に一撃。テキーラサンライズで勝負に。Sareeeは意地のキックアウトを見せたものの、桃は大「桃」コールの中で、ピーチサンライズを連発して3カウントを奪った。 桃が準々決勝を突破。8・23大田区大会で行われる準決勝では安納と対戦することが決定した。高笑いを浮かべた桃は「Sareeeよ、これ、本物のプロレス。わかる? プロレスっていうのは奥が深いんだよ。お前はよ、私からそれをしっかり学ぶんだな、ボケ」と徹底的にこき下ろす。 さらに、5★STAR GP開幕戦でSareeeを下している小波もマイクを持ち、「おい、Sareee。スターダムでさすがの嫌われようだな。おい、スターダムファンのお前ら。みんなSareeeのことが嫌いか?」とアピールして、Sareeeへのブーイングを再び巻き起こすと、「こんなにスターダムで嫌われちゃって羨ましいなあ。ハハハ。そうだな、そんなかわいそうなお前に汚名返上のチャンスをやるよ。8・23大田区で、お前の持っているIWGPに挑戦させろ」と要求した。「まあ、嫌われ者のお前はこの挑戦を受けるしかないけどな」と続けると、スターダムファンも歓声で後押しする。 一方、Sareeeはマイクを持つと、「渡辺桃。私、決勝、準決勝行けなくて、本当に情けないわ。お前のやり方に負けて、メチャクチャ悔しいんだわ。でもな、お前がそうやってニコニコ笑ってられるのは今のうちなんだよ。覚えとけ、オラ!」と激怒し、さらに小波に視線を移すと、「で、なに? 5★STAR開幕戦で私にまぐれで勝っちゃって。1日だけのヒロインになって、気持ちいいですか? てめえみたいな1日限りのヤツにIWGPのベルトなんて似合わねえんだよ」と斬り捨てる。ブーイングが飛ぶ中で乱闘に発展すると、小波は黒スプレーでSareeeの顔面を黒く染め、サイン入りのポートレートを顔面に擦りつけてあざ笑った。 ブチ切れたSareeeは「おい、やってやるよ! 8・23大田区、てめえとIWGP懸けてやってやる。覚えとけよ。1日限りのヒロインさん!」と対戦に受諾。両者のタイトルマッチが決定的となった。 【桃の話】「しんどいなあ、本物のプロレスはよ。どっちが本物のプロレスかなんて、見てわかんだろ? 私だよ、Sareee。お前の本物のプロレス、とってもよかったですね。ただ、私のほうがここが違えんだよ。で、次はもう3日後だぞ。どこのどいつだよ、こんなクソ日程組んでるのはよ。だから、嫌いなんだよ、このクソ会社は。まあ、いいよ。で、安納サオリ? 最近絡んでなくて、何も印象ねえよ。とりあえず私はSareeeに勝った。この事実がありゃあ、もう何も要らねえだろ。優勝してやるよ」 【Sareeeの話】「本当に情けない。自分が情けない。この5★STAR、私が絶対優勝したかったのに。しなきゃいけなかったのに。あっちがどんな手を使ってこようが、勝てないんじゃ負けと一緒なんですよ。ただな、渡辺桃。あんな勝ち方で嬉しいの? あんな勝ち方でさ、決勝行って、それがお前のやり方なんだったら、とことんやってやるよ。またお前を必ず倒しにいく。この悔しさ絶対忘れないんで。そして小波。あいつさ、私に開幕戦で勝ってさ、1日限り、みんなでワーワー言われて気持ちよかったのかしらないけどさ。あいつの5★STARの結果見てさ、スターダムファンって何も思わないわけ。あいつさ、私ともう1人新人に勝ったぐらいで、IWGPのベルトに挑戦してくるって? それをファンが認めているわけ? なんなの。マジでだせえよ、お前ら全員。だったらみんなが、お客さんが見たいんだったら、私はやるべきだと思う。だから、8・23、私があいつに現実を見せてやるんで。こんなんじゃ済ませねえからな」
『STARDOM 5★STAR GP 2025 in KORAKUEN Aug.2』後楽園ホール(2025年8月20日)
決勝トーナメント準々決勝 ○渡辺桃vsSareee×
桃がSareeeを無法突破して、5★STAR GP準々決勝を突破。準決勝で安納サオリと対戦することになった。今宵もブーイングを浴びたSareeeに小波が8・23大田区大会でのIWGP女子王座挑戦を要求。大乱闘の末にSareeeも同意した。
BLUE STARS-Bブロック3位で決勝トーナメントに勝ち上がった桃は、1回戦で壮麗亜美を撃破。同日に行われる準々決勝に駒を進めた。対戦相手はIWGP女子王者のSareee。スターダムファンからブーイングを浴びながらもBLUE STARS-Bブロックを1位で突破してきた。両者は8・16横浜大会の公式戦で対決。反則暴走する桃が歓声を浴びる異例の状況となったが、リストクラッチ式裏投げでSareeeが激勝。桃はわずか4日でリベンジするチャンスを掴んだ形となった。
先に入場した桃はエプロンで息を潜めると、花道から姿を見せたSareeeを襲撃。ひな壇席に何度も叩きつけて暴行すると、場内は歓声に包まれる。Sareeeも観客席に投げ返し、「西」と刻まれた看板に叩きつけて報復するが、客席からはブーイングが発生。その後も場外乱闘はしばらく続き、2人は喧嘩ファイトを展開した。エルボー合戦がいつ果てることなく続き、打撃戦で激情をぶつかったが、声援では桃が圧倒。Sareeeには歓声とブーイングが同時に巻き起こる状況に。
Sareeeは雪崩式フィッシャーマン、ダイビングフットスタンプ、ジャーマンと大技を連発すると、即座に立ち上がった桃が人でなしドライバーを繰り出しても、逆打ちで譲らず、両者大の字に。先に動いたSareeeは頭突き乱射からロープに走るが、桃のセコンドに付いた小波が足をすくって介入する。それでもSareeeは桃を脇固め、羽根折り固めで絞め上げると、さらに卍固めに捕獲してギブアップを迫った。H.A.T.E.の乱入をものともせずに絞め上げたものの、桃も執念でロープエスケープする。続くダイビングフットスタンプ沈まないとみるや、Sareeeは裏投げの構えに。
桃はハイキックでSareeeの動きを止めると、起き上がり小坊師式ミドルキックで反攻。後頭部を踏みつけ、今度は顔面を蹴り上げると、バズソーキックで蹴り抜いた。「桃」コールの中で、ピーチサンライズの構え。しかし、踏ん張って逃れたSareeeは強引に裏投げを繰り出す。勝負あったかと思われたが、セコンドの刀羅ナツコがレフェリーの足を引っ張ってカウントを妨害。レフェリー不在の状態になると、乱入した小波がSareeeをジャーマンで投げ捨てた。さらに、桃は黒バットを持ち込み、大歓声の中で振り上げたものの、避けたSareeeはまたも裏投げをズバリ。桃が肩を上げると、リストクラッチ式裏投げの体勢に。
桃が必死の抵抗を見せるが、介入した琉悪夏のボックス攻撃は痛恨の誤爆に。Sareeeは丸め込んでいくが、琉悪夏はなりふり構わずボックスを投げつけて強引にカットした。レフェリーの注意が琉悪夏にむく中、桃はパイプイスを持ち込み、Sareeeの脳天に一撃。テキーラサンライズで勝負に。Sareeeは意地のキックアウトを見せたものの、桃は大「桃」コールの中で、ピーチサンライズを連発して3カウントを奪った。
桃が準々決勝を突破。8・23大田区大会で行われる準決勝では安納と対戦することが決定した。高笑いを浮かべた桃は「Sareeeよ、これ、本物のプロレス。わかる? プロレスっていうのは奥が深いんだよ。お前はよ、私からそれをしっかり学ぶんだな、ボケ」と徹底的にこき下ろす。
さらに、5★STAR GP開幕戦でSareeeを下している小波もマイクを持ち、「おい、Sareee。スターダムでさすがの嫌われようだな。おい、スターダムファンのお前ら。みんなSareeeのことが嫌いか?」とアピールして、Sareeeへのブーイングを再び巻き起こすと、「こんなにスターダムで嫌われちゃって羨ましいなあ。ハハハ。そうだな、そんなかわいそうなお前に汚名返上のチャンスをやるよ。8・23大田区で、お前の持っているIWGPに挑戦させろ」と要求した。「まあ、嫌われ者のお前はこの挑戦を受けるしかないけどな」と続けると、スターダムファンも歓声で後押しする。
一方、Sareeeはマイクを持つと、「渡辺桃。私、決勝、準決勝行けなくて、本当に情けないわ。お前のやり方に負けて、メチャクチャ悔しいんだわ。でもな、お前がそうやってニコニコ笑ってられるのは今のうちなんだよ。覚えとけ、オラ!」と激怒し、さらに小波に視線を移すと、「で、なに? 5★STAR開幕戦で私にまぐれで勝っちゃって。1日だけのヒロインになって、気持ちいいですか? てめえみたいな1日限りのヤツにIWGPのベルトなんて似合わねえんだよ」と斬り捨てる。ブーイングが飛ぶ中で乱闘に発展すると、小波は黒スプレーでSareeeの顔面を黒く染め、サイン入りのポートレートを顔面に擦りつけてあざ笑った。
ブチ切れたSareeeは「おい、やってやるよ! 8・23大田区、てめえとIWGP懸けてやってやる。覚えとけよ。1日限りのヒロインさん!」と対戦に受諾。両者のタイトルマッチが決定的となった。
【桃の話】「しんどいなあ、本物のプロレスはよ。どっちが本物のプロレスかなんて、見てわかんだろ? 私だよ、Sareee。お前の本物のプロレス、とってもよかったですね。ただ、私のほうがここが違えんだよ。で、次はもう3日後だぞ。どこのどいつだよ、こんなクソ日程組んでるのはよ。だから、嫌いなんだよ、このクソ会社は。まあ、いいよ。で、安納サオリ? 最近絡んでなくて、何も印象ねえよ。とりあえず私はSareeeに勝った。この事実がありゃあ、もう何も要らねえだろ。優勝してやるよ」
【Sareeeの話】「本当に情けない。自分が情けない。この5★STAR、私が絶対優勝したかったのに。しなきゃいけなかったのに。あっちがどんな手を使ってこようが、勝てないんじゃ負けと一緒なんですよ。ただな、渡辺桃。あんな勝ち方で嬉しいの? あんな勝ち方でさ、決勝行って、それがお前のやり方なんだったら、とことんやってやるよ。またお前を必ず倒しにいく。この悔しさ絶対忘れないんで。そして小波。あいつさ、私に開幕戦で勝ってさ、1日限り、みんなでワーワー言われて気持ちよかったのかしらないけどさ。あいつの5★STARの結果見てさ、スターダムファンって何も思わないわけ。あいつさ、私ともう1人新人に勝ったぐらいで、IWGPのベルトに挑戦してくるって? それをファンが認めているわけ? なんなの。マジでだせえよ、お前ら全員。だったらみんなが、お客さんが見たいんだったら、私はやるべきだと思う。だから、8・23、私があいつに現実を見せてやるんで。こんなんじゃ済ませねえからな」