【スターダム】初出場・吏南が無念の準決勝敗退 大奮闘もAZMに惜敗 2025/8/23
『STARDOM 5★STAR GP 2025〜優勝決定戦〜』大田区総合体育館(2025年8月23日) 準決勝 RED STARS代表者決定戦 ○AZMvs吏南× 5★STAR GP初出場の吏南が大奮闘を見せたものの、AZMに惜敗し、無念の準決勝敗退となった。 初出場の吏南は開幕4連勝で勢いを掴み、RED STARS-Bブロックを3位で突破。決勝トーナメントではビー・プレストリー、なつぽいを破り、準決勝進出を決めると、「嫌なことはどんどん嫌って言っていくし、やりたいことはやりたいってどんどん言っていく。それが18歳、私の生き様だ」と吠えた。 準決勝の相手はSTRONG女子王者として初優勝を狙うAZM。両者は公式戦でも対戦し、AZMが勝利しており、吏南にとっては雪辱戦となった。 あとから入場したAZMはドロップキックで奇襲。吏南がラフファイトに持ち込んでも動じずに反撃のチャンスを待つと、エプロンに固定して場外からハイキックを叩き込み、フットスタンプも投下した。しかし、AZMのスピーディな動きを前にしても、今の吏南は動じない。得意のリバースブレーンバスターで試合を五分に戻すと、蹴り足をキャッチしてノーザンライトスープレックスで投げ飛ばした。ダイビングダブルニードロップを投下すると、PinkDevilの体勢に。 こらえたAZMは足極め式ジャーマンから反撃に出ると、豪快に吏南を蹴り飛ばし、コーナー上でアームロックに捕獲。さらに、ダイビングフットスタンプで急降下すると、変型羽根折り固めに絡め取った。エグい角度で絞めに絞めると、客席からは「吏南」コールが巻き起こる。丸め込んで逃れた吏南は、動きを読まれて押さえ込まれても意地のキックアウトを見せ、変型逆打ちをさく裂。そのままハイドレンジアで絞め上げるも、AZMはニアロープに救われて、足がサードロープに届いた。 ならばと吏南はPinkDevilの構え。逆にヨシタニックで叩きつけられても執念で肩を上げると、あずみ寿司も切り返し、逆さ押さえ込みから流れるようにジャックナイフ式エビ固めへ。これでもAZMが沈まないとみるや、フロントハイキックから今度こそPinkDevilが決まるが、惜しくも3カウントは奪えない。ならばと吏南は変型リバースゴリースペシャルで仕留めにかかる。一度はカナディアンデストロイヤーで切り返されたものの、吏南は止まらず大技がさく裂。さらに、木村花さんの得意技タイガーリリーの構えに。だが、決めさせないAZMはカナディアンデストロイヤー、いっちょあがり(ダブルアーム式カナディアンデストロイヤー)と猛攻。一気にあずみ寿司で3カウントを奪った。 リーグ戦序盤から躍進し、決勝トーナメントでも熱戦を繰り広げ、何度も大歓声を巻き起こしてきた吏南だったが、準決勝で無念の脱落。AZMが優勝決定戦に進出した。 「誰よりもかけてるって言って出たこの5★STAR。結局いくらカッコいいこと言っても優勝しなきゃ意味ないし、そのためにAZMのこと、前回戦った試合も他の試合も全部見たけどさ。AZMは結局、全部先で」と肩を落とした吏南は、「また次、頑張りますとか、楽しかったですとか、一切そういうのはなくて、ただただ悔しくて。もう次のことなんて考えられないけど、AZMを倒すことを私は絶対にあきらめないから」とAZMへのリベンジを視野に。「この夏で自分の実力がどこまで通用するのか、それはちゃんとわかったから。テッペンまであと二つだったんだよ」とリーグ戦で自信を掴んだ様子だったが、だからこそ余計に「次のことは考えられない。それぐらいこの5★STARにかけてたから悔しい」と悔しさを爆発させていた。 【吏南の話】「誰よりもかけてるって言って出たこの5★STAR。結局いくらカッコいいこと言っても優勝しなきゃ意味ないし、そのためにAZMのこと、前回戦った試合も他の試合も全部見たけどさ。AZMは結局、全部先で。また次、頑張りますとか、楽しかったですとか、一切そういうのはなくて、ただただ悔しくて。もう次のことなんて考えられないけど、AZMを倒すことを私は絶対にあきらめないから。この夏で自分の実力がどこまで通用するのか、それはちゃんとわかったから。テッペンまであと二つだったんだよ。他にも強い人はいっぱいいるけど。まあ、いいや。次のことは考えられない。それぐらいこの5★STARにかけてたから悔しい」
『STARDOM 5★STAR GP 2025〜優勝決定戦〜』大田区総合体育館(2025年8月23日)
準決勝 RED STARS代表者決定戦 ○AZMvs吏南×
5★STAR GP初出場の吏南が大奮闘を見せたものの、AZMに惜敗し、無念の準決勝敗退となった。
初出場の吏南は開幕4連勝で勢いを掴み、RED STARS-Bブロックを3位で突破。決勝トーナメントではビー・プレストリー、なつぽいを破り、準決勝進出を決めると、「嫌なことはどんどん嫌って言っていくし、やりたいことはやりたいってどんどん言っていく。それが18歳、私の生き様だ」と吠えた。
準決勝の相手はSTRONG女子王者として初優勝を狙うAZM。両者は公式戦でも対戦し、AZMが勝利しており、吏南にとっては雪辱戦となった。
あとから入場したAZMはドロップキックで奇襲。吏南がラフファイトに持ち込んでも動じずに反撃のチャンスを待つと、エプロンに固定して場外からハイキックを叩き込み、フットスタンプも投下した。しかし、AZMのスピーディな動きを前にしても、今の吏南は動じない。得意のリバースブレーンバスターで試合を五分に戻すと、蹴り足をキャッチしてノーザンライトスープレックスで投げ飛ばした。ダイビングダブルニードロップを投下すると、PinkDevilの体勢に。
こらえたAZMは足極め式ジャーマンから反撃に出ると、豪快に吏南を蹴り飛ばし、コーナー上でアームロックに捕獲。さらに、ダイビングフットスタンプで急降下すると、変型羽根折り固めに絡め取った。エグい角度で絞めに絞めると、客席からは「吏南」コールが巻き起こる。丸め込んで逃れた吏南は、動きを読まれて押さえ込まれても意地のキックアウトを見せ、変型逆打ちをさく裂。そのままハイドレンジアで絞め上げるも、AZMはニアロープに救われて、足がサードロープに届いた。
ならばと吏南はPinkDevilの構え。逆にヨシタニックで叩きつけられても執念で肩を上げると、あずみ寿司も切り返し、逆さ押さえ込みから流れるようにジャックナイフ式エビ固めへ。これでもAZMが沈まないとみるや、フロントハイキックから今度こそPinkDevilが決まるが、惜しくも3カウントは奪えない。ならばと吏南は変型リバースゴリースペシャルで仕留めにかかる。一度はカナディアンデストロイヤーで切り返されたものの、吏南は止まらず大技がさく裂。さらに、木村花さんの得意技タイガーリリーの構えに。だが、決めさせないAZMはカナディアンデストロイヤー、いっちょあがり(ダブルアーム式カナディアンデストロイヤー)と猛攻。一気にあずみ寿司で3カウントを奪った。
リーグ戦序盤から躍進し、決勝トーナメントでも熱戦を繰り広げ、何度も大歓声を巻き起こしてきた吏南だったが、準決勝で無念の脱落。AZMが優勝決定戦に進出した。
「誰よりもかけてるって言って出たこの5★STAR。結局いくらカッコいいこと言っても優勝しなきゃ意味ないし、そのためにAZMのこと、前回戦った試合も他の試合も全部見たけどさ。AZMは結局、全部先で」と肩を落とした吏南は、「また次、頑張りますとか、楽しかったですとか、一切そういうのはなくて、ただただ悔しくて。もう次のことなんて考えられないけど、AZMを倒すことを私は絶対にあきらめないから」とAZMへのリベンジを視野に。「この夏で自分の実力がどこまで通用するのか、それはちゃんとわかったから。テッペンまであと二つだったんだよ」とリーグ戦で自信を掴んだ様子だったが、だからこそ余計に「次のことは考えられない。それぐらいこの5★STARにかけてたから悔しい」と悔しさを爆発させていた。
【吏南の話】「誰よりもかけてるって言って出たこの5★STAR。結局いくらカッコいいこと言っても優勝しなきゃ意味ないし、そのためにAZMのこと、前回戦った試合も他の試合も全部見たけどさ。AZMは結局、全部先で。また次、頑張りますとか、楽しかったですとか、一切そういうのはなくて、ただただ悔しくて。もう次のことなんて考えられないけど、AZMを倒すことを私は絶対にあきらめないから。この夏で自分の実力がどこまで通用するのか、それはちゃんとわかったから。テッペンまであと二つだったんだよ。他にも強い人はいっぱいいるけど。まあ、いいや。次のことは考えられない。それぐらいこの5★STARにかけてたから悔しい」