プロレス/格闘技DX

『AEW x NJPW: Forbidden Door』イギリス・O2アリーナ(2025年8月24日)
AEWユニファイド選手権試合 ○オカダ・カズチカvsスワーブ・ストリックランド×

　オカダがストリックランドを下し、AEWユニファイド王座防衛を果たした。

　7・12『オール・イン・テキサス』でケニー・オメガを破って初代ユニファイド王者となったオカダが古巣・新日本との合同興行となったこの日、元AEW世界王者でもあるストリックランドとの防衛戦を迎えた。

　一進一退の読み合いで幕を開けると、オカダはドロップキックで場外に吹き飛ばされ、場外ムーンサルトアタックで先制を許した。スイングネックブリーカードロップを連発され、ダイビングエルボースマッシュを後頭部に被弾。それでもオカダはスリングショットでストリックランドを場外に吹き飛ばし、スライディングキックで反撃を開始。鉄階段上でのDDTを敢行した。

　リングに戻ってもオカダがリバースネックブリーカーで攻勢を続けた。ストリックランドがフラットライナー、雪崩式アングルスラムで反撃しても、オカダは場外でのツームストンパイルドライバーで鎮圧。ダイビングエルボードロップを投下し、レインメーカーが不発に終わっても、ショートレンジラリアットを連打。一気にレインメーカーで仕上げに入ろうとした。

　これはストリックランドが食い止め、電光石火のハウスコールをさく裂。ショートレンジラリアット連打でお返ししたが、オカダもドロップキックを連発して譲らない。レインメーカーが不発に終わると、変型パワースラムで叩きつけられ、ダイビングフットスタンプを食らったが、2カウントでキックアウト。ドロップキックを見舞った次の瞬間、ハウスコールを叩き込まれたものの、2発目を回避するとレインメーカーを爆発させて一気に3カウントを奪った。

　試合後もオカダはストリックランドを暴行。右足を鉄柱と鉄階段で挟み、不敵な笑みとともにイスでめった打ちにした。プリンス・ナナが鉄パイプを手にストリックランド救出に駆けつけると、オカダは入場ゲート前へと下がった。

　入れ替わるように現れたのが1年以上も長期欠場していたウォードロー。ナナにラリアットを叩き込み、馬乗りになってパンチを連打。制止するセキュリティたちをF10やパワーボムで次々に蹴散らす大暴れをみせると、オカダらと握手を交わしてドン・キャリス・ファミリー入りを意思表示した。