【新日本/AEW】棚橋が最後のイギリス登場 オスプレイ&ケニー&飯伏との豪華リレーで21年ぶり金網戦制す 2025/8/25
『AEW x NJPW: Forbidden Door』イギリス・O2アリーナ(2025年8月24日) LIGHTS OUT STEEL CAGE MATCH ○棚橋弘至&ウィル・オスプレイ&ケニー・オメガ&飯伏幸太&ダービー・アリンvsジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&ゲイブ・キッド&ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン× 棚橋がオスプレイ&ケニー&飯伏との豪華リレーで金網戦に快勝した。 現役最後のG1出場を終えたばかりの棚橋がこの日、AEWとの合同興行となったロンドン大会のメインイベントに登場。モクスリー&カスタニョーリ&ゲイブ&ヤングバックスとライトアウト・スチールケージ戦で対決した。 棚橋が登場すると、ロンドンのファンは大歓声。地元・英国凱旋となったオスプレイと握手、抱擁を交わして開始のゴングを聞くと、ドラゴンスクリューでカスタニョーリを吹き飛ばし、エアギターを披露。オスプレイがゲイブ相手にサスケスペシャル、アリンがモクスリーとカスタニョーリにコフィンドロップ、トペコンヒーロ、ゴールデン☆ラヴァーズがヤングバックスにラ・ケブラーダを同時に放つ空中殺法の連弾で大きくわいた中、棚橋はケニーとの連係でフェースクラッシャーを決め、ニックを凶器に突き刺した。 その後、オスプレイがヤングバックスのラダー攻撃によって流血。ゲイブのパイルドライバーで攻め込まれた。飯伏もヤングバックスのダブルトラースキック、TKドライバーの餌食となり、カスタニョーリにリフトアップされたアリンは金網に投げつけられてしまう。ローンバトルに追い込まれた棚橋はヤングバックスの同士討ちを誘い、カスタニョーリにツイスト&シャウトを決めたが、モクスリーがDDTで鎮圧。アリンはテープでイスに縛りつけられると、残虐性剥き出しのモクスリーによって首筋をフォークで切りつけられた。 それでも棚橋がモクスリーを有刺鉄線テーブルに突き刺し、ゲイブ、モクスリーにスリングブレイドを次々に決めて躍動した。カスタニョーリのニュートラライザー、ヤングバックスのEVPトリガーを立て続けに食らっても、モクスリーのデスライダーはオスプレイが有刺鉄線テーブルに激突させて阻止。ケニーが高速ドラゴンスープレックスでカスタニョーリ、ヤングバックス、ゲイブを次々に投げ、飯伏はモクスリーにハイキックをさく裂。さらに飯伏がプランチャ、ケニーがトペコンヒーロを連続発射してモクスリー&ヤングバックスに突っ込むと、オスプレイは金網最上段からのケブラーダを放った。 流れを引き寄せた棚橋組が攻勢。ケニーがVトリガーをゲイブに叩き込み、棚橋はヤングバックスをドラゴンスクリューで吹き飛ばす。飯伏はカスタニョーリにオーバーヘッドキックを見舞い、アリンはモクスリーにスティング譲りのスコーピオンデスドロップを敢行。オスプレイはヒドゥンブレードでヤングバックスをなで斬りにし、オスプレイのヒドゥンブレードとケニーのVトリガーによるサンドイッチ攻撃も決まった。 その後、棚橋がゲイブにエプロンでのパイルドライバーを敢行されたが、ケニーはモクスリーにVトリガー、片翼の天使の猛攻でたたみかける。カスタニョーリのカットで助かったモクスリーは金網を登ってきたユウタの手引きで金網外に退避。するとアリンが金網をよじ登り、ユウタをテーブル上に叩き落とした。モクスリーを追いかけたアリンは竹刀でめった打ち。金網上からのコフィンドロップを狙ったものの、ゲイブに阻止されると二人同体でテーブル上に落下してしまった。 リング上では飯伏がハーフネルソンスープレックス、ケニーがVトリガー、オスプレイがストームブレイカーをカスタニョーリに立て続けにさく裂。マットが飛び込んでもケニー&飯伏がゴールデントリガー、オスプレイがヒドゥンブレードの波状攻撃で返り討ち。オスプレイのダイビングヒドゥンブレード、ケニーの片翼の天使の連続攻撃から棚橋がハイフライフローを発射して3カウントを奪い、死闘に終止符を打った。 豪華リレーで快勝した棚橋は試合後、オスプレイ&ケニー&飯伏とともに勝ち名乗り。最後にオスプレイが一人リングに残り、大歓声に応えてからリングを降りると、モクスリーとカスタニョーリが襲撃。モクスリーはデスライダーを5連発してオスプレイを完全にKOすると、イスを利してのカーブストンプでダメ押しした。 イギリスでのラストマッチを終えた棚橋は試合後、「イギリスも2010年代に入ってから僕ら新日本プロレスが遠征を始めたから。その前に海外修行はあったんだけども、こうしてね、AEWと共にこういう大きい大会、動員も素晴らしかったし、今後ともね、今日が凄く一つ良いキッカケになったと思います」と振り返った。金網戦は2004年3月の村上和成戦以来、実に21年ぶりで、「こういうのも一つ。何事も自分の意見を言うには経験しないといけないから。今日の経験をしっかり新日本に持って帰ります」と社長の顔をのぞかせながら誓っていた。 【棚橋の話】「ありがとうございました! 終わったね、イギリスラスト。イギリスも2010年代に入ってから僕ら新日本プロレスが遠征を始めたから。その前に海外修行はあったんだけども、こうしてね、AEWと共にこういう大きい大会、動員も素晴らしかったし、今後ともね、今日が凄く一つ良いキッカケになったと思います。身体張って良かった。みんなスゲーな。よし! 金網はいつ以来だろう? 2003年とか4年かな。U-30、村上(和成)選手とやった時かな。あっ、でもKENTA選手ともやったな。あれはハードコアマッチか。もうやることはないかなと思ったけど、こういうのも一つ。何事も自分の意見を言うには経験しないといけないから。今日の経験をしっかり新日本に持って帰ります。ありがとうございました」
『AEW x NJPW: Forbidden Door』イギリス・O2アリーナ(2025年8月24日)
LIGHTS OUT STEEL CAGE MATCH ○棚橋弘至&ウィル・オスプレイ&ケニー・オメガ&飯伏幸太&ダービー・アリンvsジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&ゲイブ・キッド&ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン×
棚橋がオスプレイ&ケニー&飯伏との豪華リレーで金網戦に快勝した。
現役最後のG1出場を終えたばかりの棚橋がこの日、AEWとの合同興行となったロンドン大会のメインイベントに登場。モクスリー&カスタニョーリ&ゲイブ&ヤングバックスとライトアウト・スチールケージ戦で対決した。
棚橋が登場すると、ロンドンのファンは大歓声。地元・英国凱旋となったオスプレイと握手、抱擁を交わして開始のゴングを聞くと、ドラゴンスクリューでカスタニョーリを吹き飛ばし、エアギターを披露。オスプレイがゲイブ相手にサスケスペシャル、アリンがモクスリーとカスタニョーリにコフィンドロップ、トペコンヒーロ、ゴールデン☆ラヴァーズがヤングバックスにラ・ケブラーダを同時に放つ空中殺法の連弾で大きくわいた中、棚橋はケニーとの連係でフェースクラッシャーを決め、ニックを凶器に突き刺した。
その後、オスプレイがヤングバックスのラダー攻撃によって流血。ゲイブのパイルドライバーで攻め込まれた。飯伏もヤングバックスのダブルトラースキック、TKドライバーの餌食となり、カスタニョーリにリフトアップされたアリンは金網に投げつけられてしまう。ローンバトルに追い込まれた棚橋はヤングバックスの同士討ちを誘い、カスタニョーリにツイスト&シャウトを決めたが、モクスリーがDDTで鎮圧。アリンはテープでイスに縛りつけられると、残虐性剥き出しのモクスリーによって首筋をフォークで切りつけられた。
それでも棚橋がモクスリーを有刺鉄線テーブルに突き刺し、ゲイブ、モクスリーにスリングブレイドを次々に決めて躍動した。カスタニョーリのニュートラライザー、ヤングバックスのEVPトリガーを立て続けに食らっても、モクスリーのデスライダーはオスプレイが有刺鉄線テーブルに激突させて阻止。ケニーが高速ドラゴンスープレックスでカスタニョーリ、ヤングバックス、ゲイブを次々に投げ、飯伏はモクスリーにハイキックをさく裂。さらに飯伏がプランチャ、ケニーがトペコンヒーロを連続発射してモクスリー&ヤングバックスに突っ込むと、オスプレイは金網最上段からのケブラーダを放った。
流れを引き寄せた棚橋組が攻勢。ケニーがVトリガーをゲイブに叩き込み、棚橋はヤングバックスをドラゴンスクリューで吹き飛ばす。飯伏はカスタニョーリにオーバーヘッドキックを見舞い、アリンはモクスリーにスティング譲りのスコーピオンデスドロップを敢行。オスプレイはヒドゥンブレードでヤングバックスをなで斬りにし、オスプレイのヒドゥンブレードとケニーのVトリガーによるサンドイッチ攻撃も決まった。
その後、棚橋がゲイブにエプロンでのパイルドライバーを敢行されたが、ケニーはモクスリーにVトリガー、片翼の天使の猛攻でたたみかける。カスタニョーリのカットで助かったモクスリーは金網を登ってきたユウタの手引きで金網外に退避。するとアリンが金網をよじ登り、ユウタをテーブル上に叩き落とした。モクスリーを追いかけたアリンは竹刀でめった打ち。金網上からのコフィンドロップを狙ったものの、ゲイブに阻止されると二人同体でテーブル上に落下してしまった。
リング上では飯伏がハーフネルソンスープレックス、ケニーがVトリガー、オスプレイがストームブレイカーをカスタニョーリに立て続けにさく裂。マットが飛び込んでもケニー&飯伏がゴールデントリガー、オスプレイがヒドゥンブレードの波状攻撃で返り討ち。オスプレイのダイビングヒドゥンブレード、ケニーの片翼の天使の連続攻撃から棚橋がハイフライフローを発射して3カウントを奪い、死闘に終止符を打った。
豪華リレーで快勝した棚橋は試合後、オスプレイ&ケニー&飯伏とともに勝ち名乗り。最後にオスプレイが一人リングに残り、大歓声に応えてからリングを降りると、モクスリーとカスタニョーリが襲撃。モクスリーはデスライダーを5連発してオスプレイを完全にKOすると、イスを利してのカーブストンプでダメ押しした。
イギリスでのラストマッチを終えた棚橋は試合後、「イギリスも2010年代に入ってから僕ら新日本プロレスが遠征を始めたから。その前に海外修行はあったんだけども、こうしてね、AEWと共にこういう大きい大会、動員も素晴らしかったし、今後ともね、今日が凄く一つ良いキッカケになったと思います」と振り返った。金網戦は2004年3月の村上和成戦以来、実に21年ぶりで、「こういうのも一つ。何事も自分の意見を言うには経験しないといけないから。今日の経験をしっかり新日本に持って帰ります」と社長の顔をのぞかせながら誓っていた。
【棚橋の話】「ありがとうございました! 終わったね、イギリスラスト。イギリスも2010年代に入ってから僕ら新日本プロレスが遠征を始めたから。その前に海外修行はあったんだけども、こうしてね、AEWと共にこういう大きい大会、動員も素晴らしかったし、今後ともね、今日が凄く一つ良いキッカケになったと思います。身体張って良かった。みんなスゲーな。よし! 金網はいつ以来だろう? 2003年とか4年かな。U-30、村上(和成)選手とやった時かな。あっ、でもKENTA選手ともやったな。あれはハードコアマッチか。もうやることはないかなと思ったけど、こういうのも一つ。何事も自分の意見を言うには経験しないといけないから。今日の経験をしっかり新日本に持って帰ります。ありがとうございました」