【TAKAYAMANIA】高山が1年ぶりリングに登場「鈴木みのるをぶちのめしてうれし泣きしたい」 最後は「ノーフィアー」締め 2025/9/3
『TAKAYAMANIA EMPIRE IV』後楽園ホール(2025年9月3日) 懸命なリハビリ生活に励んでいる高山善廣が1年ぶりにリングに登場。大「高山」コールを浴びた帝王は、盟友・鈴木みのるに鼓舞されると、「立ち上がって、鈴木みのるをぶちのめしてうれし泣きしたいね」と言い返し、最後は「ノー・フィアー!」の雄叫びで自ら大会を締めくくった。 高山は2017年5月4日のDDT豊中大会で首を負傷。頸髄完全損傷と診断され、首から下が動かない状態になり、リハビリ生活を続けている。帝王を支援すべく鈴木が発起人となって行われているのが『TAKAYAMANIA』。昨年9月に続き、4度目の大会が行われ、超満員札止めの観客が集まった。 高山にゆかりのある選手たちが多数参戦。メインイベントでは高山自身が決めた「鈴木&丸藤正道vs柴田勝頼&KENTA」のカードが実現し、30分時間切れ引き分けの熱戦を繰り広げた。高山はテレビ解説として激闘をリングサイドで見守ったが、4選手はその眼前でチョップ合戦を披露する場面も見られた。 激闘の余韻がリングに漂う中、鈴木に「高山上がって来いよ」と呼び込まれる形で、高山は車イスに乗った状態でリングインした。昨年は7年4ヵ月ぶりにリングに登場し、盟友・鈴木との緊急試合が実現。鈴木のゲキが場内に響く中、決着は持ち越しとなり、高山は涙を見せていた。 あれから1年が経ち、今宵も大歓声で迎えられた。盟友の鈴木に「1年ぶりのリングはどうだ?」と問われると、「いやあ、熱くなるね」と笑顔を見せる。鈴木は「去年の続きはまだ続行中なんだよ。試合中なんだよ。だから、今日は形を変えようと思って。いつも俺が見ている風景、一緒に見ようよ」と提案し、2人だけでリングに立ち、四方の客席から巻き起こる高山コールをリング中央で受け止めた。 鈴木が「どうだ? 弱っただろ」と確認するが、高山は「いや、去年よりちょっとだけ強くなって、もう泣かなくなったよ」と返答。鈴木が「お前の涙は、お前が立ち上がって、俺に負けた時に、悔しいって泣くまで取っとけ!」と鼓舞されても、「いや、立ち上がって、鈴木みのるをぶちのめしてうれし泣きしたいね」と帝王らしく強気に言い返し、大「高山」コールを巻き起こす。鈴木も「返り討ちにしてやる」と通告した。 最後は出場選手やスペシャルゲストもリングに集結。高山による「いくぞ、ノーフィアー!」の雄叫びで大会を締めくくった。鈴木は「これで『TAKAYAMANIA EMPIRE IV』は終了になりますけど、お前らもう1回見たいだろ? たぶんまたやります。また一からやらなきゃいけないからな。大変なんだよ」と次回大会開催を約束。「ポケットに入っている小銭でいいんです。50円でも10円でもいい。募金箱を持って選手みんな出口のところに並ぶんで、入れていってください。お願いします」と呼びかけ、出場選手たちで観客を見送った。 大会終了後、感想を求められた高山は「前回はもう泣きすぎちゃって、感想もまったく言えず、皆さんの顔も見てなかったんで。それぞれ見ると、みんな老けたなと。マスコミの皆さんがあまりにもみんな老けているから笑っちゃいました」と高山節を披露。1年ぶりにリングに上がった感想を「リングはね、もう去年も経験したんで、上げられると思ったから、そんなにビックリしなかったけど、やっぱりあそこから見る風景はいいですね」と満足げに振り返っていた。ファンの気持ちに触れた帝王は過酷な戦いにこれからも挑戦し続ける。 【高山の話】 ――今日の感想は? ▼高山「前回はもう泣きすぎちゃって、感想もまったく言えず、皆さんの顔も見てなかったんで。それぞれ見ると、みんな老けたなと。マスコミの皆さんがあまりにもみんな老けているから笑っちゃいました」 ――柴田選手とKENTA選手はいざこざを起こしていたが? ▼高山「あの2人はどういう組み合わせでもやり合ってくれると思ったんでね。あと、本来は一度も組んでない組み合わせを考えたこともあったんだけど、それよりは何年ぶりかのタッグをやったほうが面白いなと思って。それで今日はやらしてもらいました」 ――テレビの視聴者の皆さんに一言 ▼高山「TAKAYAMANIAいかがでしたか? 皆さんの期待に応えられたらよかったと思います。ではまた、ニコプロで会いましょう」 ――1年ぶりにリングに上がったが、鈴木選手との続きをどんな風に感じた? ▼高山「リングはね、もう去年も経験したんで、上げられると思ったから、そんなにビックリしなかったけど、やっぱりあそこから見る風景はいいですね」 ――気持ち的により火がついた? ▼高山「火はずっとついてたからね。体が燃え上がったね。まあ、それより小橋さんが燃え上がったけど」 ――解説も復活した ▼高山「そうだね、久々に。小橋さんとも言ったけど、解説でタッグができて、それがすごいよかった。まあ、こうやってちょっとずつお客さんの前に顔を見せないと」
『TAKAYAMANIA EMPIRE IV』後楽園ホール(2025年9月3日)
懸命なリハビリ生活に励んでいる高山善廣が1年ぶりにリングに登場。大「高山」コールを浴びた帝王は、盟友・鈴木みのるに鼓舞されると、「立ち上がって、鈴木みのるをぶちのめしてうれし泣きしたいね」と言い返し、最後は「ノー・フィアー!」の雄叫びで自ら大会を締めくくった。
高山は2017年5月4日のDDT豊中大会で首を負傷。頸髄完全損傷と診断され、首から下が動かない状態になり、リハビリ生活を続けている。帝王を支援すべく鈴木が発起人となって行われているのが『TAKAYAMANIA』。昨年9月に続き、4度目の大会が行われ、超満員札止めの観客が集まった。
高山にゆかりのある選手たちが多数参戦。メインイベントでは高山自身が決めた「鈴木&丸藤正道vs柴田勝頼&KENTA」のカードが実現し、30分時間切れ引き分けの熱戦を繰り広げた。高山はテレビ解説として激闘をリングサイドで見守ったが、4選手はその眼前でチョップ合戦を披露する場面も見られた。
激闘の余韻がリングに漂う中、鈴木に「高山上がって来いよ」と呼び込まれる形で、高山は車イスに乗った状態でリングインした。昨年は7年4ヵ月ぶりにリングに登場し、盟友・鈴木との緊急試合が実現。鈴木のゲキが場内に響く中、決着は持ち越しとなり、高山は涙を見せていた。
あれから1年が経ち、今宵も大歓声で迎えられた。盟友の鈴木に「1年ぶりのリングはどうだ?」と問われると、「いやあ、熱くなるね」と笑顔を見せる。鈴木は「去年の続きはまだ続行中なんだよ。試合中なんだよ。だから、今日は形を変えようと思って。いつも俺が見ている風景、一緒に見ようよ」と提案し、2人だけでリングに立ち、四方の客席から巻き起こる高山コールをリング中央で受け止めた。
鈴木が「どうだ? 弱っただろ」と確認するが、高山は「いや、去年よりちょっとだけ強くなって、もう泣かなくなったよ」と返答。鈴木が「お前の涙は、お前が立ち上がって、俺に負けた時に、悔しいって泣くまで取っとけ!」と鼓舞されても、「いや、立ち上がって、鈴木みのるをぶちのめしてうれし泣きしたいね」と帝王らしく強気に言い返し、大「高山」コールを巻き起こす。鈴木も「返り討ちにしてやる」と通告した。
最後は出場選手やスペシャルゲストもリングに集結。高山による「いくぞ、ノーフィアー!」の雄叫びで大会を締めくくった。鈴木は「これで『TAKAYAMANIA EMPIRE IV』は終了になりますけど、お前らもう1回見たいだろ? たぶんまたやります。また一からやらなきゃいけないからな。大変なんだよ」と次回大会開催を約束。「ポケットに入っている小銭でいいんです。50円でも10円でもいい。募金箱を持って選手みんな出口のところに並ぶんで、入れていってください。お願いします」と呼びかけ、出場選手たちで観客を見送った。
大会終了後、感想を求められた高山は「前回はもう泣きすぎちゃって、感想もまったく言えず、皆さんの顔も見てなかったんで。それぞれ見ると、みんな老けたなと。マスコミの皆さんがあまりにもみんな老けているから笑っちゃいました」と高山節を披露。1年ぶりにリングに上がった感想を「リングはね、もう去年も経験したんで、上げられると思ったから、そんなにビックリしなかったけど、やっぱりあそこから見る風景はいいですね」と満足げに振り返っていた。ファンの気持ちに触れた帝王は過酷な戦いにこれからも挑戦し続ける。
【高山の話】
――今日の感想は?
▼高山「前回はもう泣きすぎちゃって、感想もまったく言えず、皆さんの顔も見てなかったんで。それぞれ見ると、みんな老けたなと。マスコミの皆さんがあまりにもみんな老けているから笑っちゃいました」
――柴田選手とKENTA選手はいざこざを起こしていたが?
▼高山「あの2人はどういう組み合わせでもやり合ってくれると思ったんでね。あと、本来は一度も組んでない組み合わせを考えたこともあったんだけど、それよりは何年ぶりかのタッグをやったほうが面白いなと思って。それで今日はやらしてもらいました」
――テレビの視聴者の皆さんに一言
▼高山「TAKAYAMANIAいかがでしたか? 皆さんの期待に応えられたらよかったと思います。ではまた、ニコプロで会いましょう」
――1年ぶりにリングに上がったが、鈴木選手との続きをどんな風に感じた?
▼高山「リングはね、もう去年も経験したんで、上げられると思ったから、そんなにビックリしなかったけど、やっぱりあそこから見る風景はいいですね」
――気持ち的により火がついた?
▼高山「火はずっとついてたからね。体が燃え上がったね。まあ、それより小橋さんが燃え上がったけど」
――解説も復活した
▼高山「そうだね、久々に。小橋さんとも言ったけど、解説でタッグができて、それがすごいよかった。まあ、こうやってちょっとずつお客さんの前に顔を見せないと」