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10/11【新日本】『KING OF PRO-WRESTLING』3大王座戦公開調印式 詳細コメント&フォトギャラリー

10・12両国『KING OF PRO-WRESTLING』3大王座戦公開調印式
東京・ラクーア ガーデンステージ
◇ジュース・ロビンソン入団発表◇
【ロビンソンの話】「今日という日は自分にとって凄く輝かしい日だ。憧れの新日本の一員になれたのは名誉なこと。そして今日から新日本がボクの新しい“ホーム"になった。リョーゴク、そしてその先の未来に向けて、ボクの心には常に新日本がある。アリガトゴザイマス」

◇「NEVER無差別級選手権試合」公開調印式◇
[挑戦者]
石井智宏
(1/60)
真壁刀義
[第8代王者]
※真壁3度目の防衛戦

【公開調印式の模様】
――決戦直前の心境を

▼石井「まぁ3連敗してるけど、俺の気持ちはまったく折れてないし、3回負けたら4回目に勝ちゃいいと思ってるし、4回負けたら5回目に勝ちゃいいと思ってるし。気持ちが折れない限り俺は戦い続ける」

▼真壁「まぁ結果はこれまでと同じだよな。その結果でよ、そう易々とチャンピオンシップに挑戦できねえってことを分からせてやる。それだけだ」

――石井選手は一度も勝てていないが?

▼石井「別に気にしてない」

▼真壁「今言った通りだよ。完膚なきまでに叩きつぶしてやる。いつも通りだよ」

――改めて警戒点は?

▼石井「まぁいつも通り。どっちが最後に立ってるか、立ってねえか。それだけだ」

▼真壁「これまたいつも通りでよ、先にぶっ倒れたほうが負けだろ。それだけだよ」

――“王者・真壁"をどう見ていた?

▼石井「俺以外にやったのは飯伏くらいだろ? まぁ別に印象ないよ」

※調印後、石井は写真撮影を途中で切り上げて黙々と退場

◇「東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦」公開調印式◇
[挑戦者]
内藤哲也
(1/60)
棚橋弘至
[権利証保持者/G1 CLIMAX 2015優勝者]

【公開調印式の模様】
※内藤はいつものように、焦らすようにゆっくりと登場。着座する前に棚橋が座る予定のイスを蹴り飛ばす

――棚橋の指名で挑戦権利証争奪戦に出場するが?

▼内藤「この挑戦権利証…言っとくけど俺、欲しいなんて一言も言ってないからね。でも明日、この挑戦権利証を懸けて試合をしなきゃいけないわけで。ま、結局この会社は棚橋の言うことがすべてだから。この新日本プロレスっていう会社は棚橋の言いなりだからね。どうしても明日、俺と試合がしたいんだろ? 棚橋。まぁ組まれちゃったから試合はしますけど、俺はチャレンジャーじゃない。棚橋、お前がチャレンジャーだ。挑戦をしっかり受け止めてあげようかな〜と思ってます。それより俺にとって大切なこと。明日、両国国技館に俺のパレハ(仲間)を連れていく。そのパレハはいったい誰かって? だ・れ・かって〜?(※誰〜?と声が飛ぶと)トランキーロ。あっせんなよ」

▼棚橋「この間のイギリス遠征もこれ(挑戦権利証の入ったブリーフケース)を持って行ってきました。これを持ってると、どういうイメージが浮かんでくるかっていうと、ドームで挑戦してIWGPのベルトを巻いてる自分が見えてきます。そういう価値のある権利証だということが、ずっと一緒にいることによって見えてきました。G1で優勝しましたけど、内藤に1回負けました。今回こういう流れで明日試合します。まぁ、すんなり決まったのはなぜか。俺が言うことが、いつも正しいからです」

――内藤は『パレハを連れていく』『権利証が欲しいとは言ってない』と言っているが?

▼棚橋「気になるのは“パレハ"。パートナー問題なんですけど、僕もしっかり(セコンド対策を)キャプテン(ニュージャパン)に頼んでますんで。頼りになる男なんですよ(笑) 権利証(争奪戦が決まったこと)については…僕が言ってることが正しいかどうかなんて、結局はファンの皆さんが決めること。明日、結果が出ます」

――IWGP獲得のチャンスでもあるが?

▼内藤「一応、明日両国大会の権利証を懸けた試合の勝者と、その後に行われるタイトルマッチ(オカダvsAJ)の勝者が東京ドームでタイトルマッチを行う…と。そう一応なってるけどね、さっきも言ったけどこの会社は棚橋が言ったことがすべてだから。棚橋が『もう一回』って言い出したら、もう一回やらなきゃいけない。今年、たぶん30試合くらいあるんすよ。だから俺は今後、対棚橋30連戦も覚悟のうえで試合しなきゃいけないと思ってます。なので“30連戦の初戦"くらいにしか明日の試合は考えてないです。そして俺がこの権利証を獲った場合、新日本プロレスを応援してくれるファンの皆サマの前で約束しますよ。2年前、どっちの試合(IWGPヘビーかインターコンチネンタル王座戦)を東京ドームのメインにするか、『新日本プロレスを応援してくれるファンの皆サマの意見を大事にする』ってことでファン投票やったんでしょ? だったら俺も今現在新日本プロレスを応援してくれるファンの皆サマの意見を大事にしたいんで、俺が権利証を獲ったらファン投票、是非やらせてもらいますんで、期待してください」

――それを受けて?

▼棚橋「うーん…そうですね。権利証争奪戦なんですけど、内藤がやさぐれてしまったんで更生させるのと、今の話を聞いてても明日の試合の主役は…内藤。話題持ってかれてるっていう悔しさもあるんで、それも含めて明日全部、借りを返します」

――“パレハ"はどんな人物?

▼内藤「なに?」

――パレハのヒントを…

▼内藤「だから言ってんじゃん。明日まで、トランキーロだよ」

――日本にはいる?

▼内藤「しつこいな(笑) トランキーロだよ。別に日本人なのか、外国人なのか。選手なのか、レフェリーなのか。はたまた、アナタがパレハじゃないの?(笑) とにかくその答えは、明日の両国までトランキーロだよ」

※その後両者調印、内藤は着座したまま写真撮影に応じず、立って棚橋とにらみ合う…とみせかけつつスカして一人去っていく。単身撮影に応じた棚橋はさまざまなポーズを決めてファンサービス

◇「IWGPヘビー級選手権試合」公開調印式◇
[挑戦者]
AJスタイルズ
(1/60)
オカダ・カズチカ
[第63代王者]
※オカダ初防衛戦

【公開調印式の模様】
※AJは隣の東京ドームで行われているプロ野球のクライマックスシリーズ「巨人vs阪神」を意識してか、ファンである阪神タイガースの帽子をかぶって登場

――直前の心境を

▼AJ「タイトルマッチに向けた気持ちはシンプルだ。明日はオカダを“レッスン"してやる。そのうえでもう一度IWGPヘビー級王座を手にする。そしてAJスタイルズが“フェノメナル"であることを改めて証明する」

▼オカダ「G1優勝できず、いろんな人に負けました。G1最終日もAJに負けましたが、明日で東京ドームのメインイベントも決まります。簡単に勝てる相手ではないですけど、しっかり勝ってIWGPに輝きをどんどん取り戻していきたいと思います」

――これまで両者の対決はレインメーカーかスタイルズ・クラッシュで決まってきたが、明日も必殺技で決める? それとも手段は選ばない?

▼AJ「それもやっぱりシンプルだ。BULLET CLUBのAJスタイルズとしての今年を象徴する戦いにするためにも、試合を決めるのはスタイルズクラッシュだ。レインメーカーじゃない」

▼オカダ「特にこの技で…というのは特にありません。…と言いたいところですけど、しっかりレインメーカーで3カウント、獲らせていただきます」

――“棚橋vs内藤"の勝者が東京ドームの挑戦者となるが、どちらとやりたい?

▼AJ「どっちが勝とうが気にしない。とにかく今は明日だ。そこにあるタイトルを獲ること。ただ、強いて言うならタナハシだな。G1で負けてるからな。とにかくタナハシと再び対決することになっても、最も偉大なIWGP王者として未来永劫、君臨することになる」

▼オカダ「さっき裏で聞いてたんですけど、内藤さんが勝ったらファン投票をやるって聞いたんで、それにちょっと付き合わされるのも困りますんで。やっぱり棚橋さんですね。棚橋さんには今年の東京ドームでやられてますから、その借りを東京ドームで返したい…っていうのもありますし。とりあえずは明日のAJ戦に集中します。どっちでもいいです。来たほうとしっかりやりたいなと思います」

――AJ選手、1・4東京ドームのメインという舞台についてどう思う? 勝てばベイダーと並んで外国人選手最多戴冠記録を達成することになるが?

▼AJ「来年のことだからいまいちピンと来てないけど、最も偉大なイベントだということは分かってる。2016年最初の試合になるだろうけど、自分のレスリングをするだけさ。そこのメインイベントで王者としてタナハシを倒す。そのためにも明日勝つ。ベイダーは有名だし、新日本において最もデカくて素晴らしいレスラーだとは思うが、AJスタイルズは“ベスト"よりベターなんだ。新日本に来日した最も偉大なガイジンレスラーとして歴史にその名を刻むことになるだろう」

※両者調印後に写真撮影へ。AJがピストルのフィンガーサインをオカダの側頭部に突きつけると、オカダは振り払って小競り合いに発展。AJは上着を脱ぎ捨て、オカダもジャケットを脱いで乱闘に。一度離されるもオカダが突進してヒザ蹴りを見舞ったが、AJもオカダを突き飛ばして退場。オカダもその後を追って公開調印式は終了

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