プロレス/格闘技DX

　NXTが日本時間28日に配信された。

　NXT女子王者・紫雷イオがリア・リプリーと組んでダコタ・カイ&ラケル・ゴンザレスと対戦した。

　イオは5日前の『NXTテイクオーバーXXX』でダコタの挑戦を退けたばかり。試合後、ラケルと視殺戦を展開し、新たな遺恨も芽生えていた。

　主導権を握ったのはイオ組。リアがラケルを相手にパワーファイトを展開し、ヘッドバットを放つと、イオもラケルにハリケーン・ラナ、ダコタにダブル・ストンプを決めて攻め込んだ。一時はリアが捕まって苦戦を強いられたものの、交代したイオがラケルにダブルニー、ダコタに619、スプリングボードミサイルキックを叩き込んで挽回した。

　しかし、ダコタ&ラケルの連係技を食らってイオは失速。リアに託そうとしたが、ダコタがレフェリーの注意を引きつけていたためタッチが認められず。ここでメルセデス・マルティネスが突如現れ、リアを背後から襲撃する想定外の展開もあり、イオは逆転の糸口を見いだせないまま。ラケルの強烈なスピニングスラムを食らった。最後はラケルのビックブーツを被弾したリアが強引なチョークスラムで叩きつけられて3カウント。想定外の襲撃とラケルの怪力の前にイオは無念の敗戦を喫した。