【NOAH】新GHC王者・藤田和之がノア入団 「真人間宣言→即ビール」で前代未聞の入団会見 2022/2/24
フォトギャラリー
新GHCヘビー級王者・藤田和之のノア入団が24日、発表された。2000年の新日本退団以降、約22年ぶりにプロレス団体所属となった藤田は、「今まで野獣というレスラーを演じていました。これからは野獣ではなく、人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたい。無理な飲み方ももうしない」などと白々しく大マジメに人間宣言を放ったが、会見終了直後に態度をひょう変させて生ビールを煽る前代未聞の入団会見を繰り広げた。 前夜の名古屋大会で中嶋勝彦を破り、新GHCヘビー級王者となった藤田は「ノアは本気のリングだと確信した」と意味深に発言。一夜明けたこの日、都内ホテルでノア入団が発表された。 藤田は約2年半前からノアへの本格参戦を開始。暴君ぶりを発揮しながら強さを見せつけてきたが、参戦を重ねるにつれて心境の変化があったということなのか。 何を語るか注目されたものの、登場から完全に様子がおかしい。上下ノアのジャージに身を包み、ペコペコと頭を下げながら壇上に上がると、「今日はお忙しいなかお集まりいただき、誠にありがとうございます。本日からノア所属になりました藤田和之です」と、完全にどこかで用意されていた原稿を読みながら神妙に自己紹介した。 さらには「フリーって生きていくのが大変なんです。今までやむにやまれず野獣というレスラーを演じていました。無理してました。心が折れる寸前でした。野獣野獣っていわれて、3人の子供を父親として、本当に辛くて、心が痛かった」と妙な告白をはじめ、「これからは野獣ではなく、人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたいと思っております」と、にわかには信じがたい“真人間宣言"。 そのうえで「マスコミの皆様、そして、この会見をみてくださっているノアファンの皆様、今まで、偽りの姿をみせてしまい、申し訳ございませんでした」と入団会見にも関わらず、謝罪会見のように深々と頭を下げた。 これまで会見では生ビールを煽るのが定番だったが、この日は「水をいただけますでしょうか」とジョッキ入りの水をオーダー。「これからはノア所属となり、生活も安定しましたので、あんな馬鹿な飲み方はもうしませんし、“しょっぱい"なんてもう言わせません」と改心を誓い、白々しく「あ、3時間ごとに食事をしないと。血中アミノ酸濃度が下がるので」と、ツマミではなくプロテインバーを口にする一幕もあった…。 とにかく今までの暴君ぶりがウソのような姿をみせた藤田は、その後の質疑応答では何を聞いても「頑張ります」と新人選手のように殊勝に回答。「ベルトを大事にするチャンピオンになりたいです。目指す選手はミル・マスカラスです」などと語って会見を締めくくった……かと思われた。 ノアを統括する武田有弘サイバーファイト取締役との写真撮影を終えるや、「もうおしまい? おしまい? カメラ切れた? じゃ、ビール持ってきて!」と態度がひょう変。やはり持参していたツマミをアテに生ビールをジョッキで3杯一気飲みした。上機嫌で「終わったんだから! ほら撤収撤収!」と報道陣を追い払いつつ、宗教的に飲酒が禁じられているノア新入団のアビッド・ハルーン(パキスタン)にも生ビールをすすめる始末…。 前代未聞の入団会見。ノアとしては昨年同時期の武藤敬司に続くビッグネーム獲得となるものの、22年ぶりにプロレス団体に所属することになった“野獣"は、より一層、面倒な存在になることは間違いない……。 【会見の模様】 ▼武田取締役「昨日の大会終了後に藤田選手とお話しさせていただきまして、本日正式にGHCヘビー級チャンピオン藤田和之選手のノア入団、ノア所属の発表とさせていただきます。先ほどハルーンの発表もありましたけど、やっぱりノアの未来などを見ても、ハルーンがレスラーになったら藤田さんに教えてもらったりとか、いろいろな可能性を話させていただいて合意したというか、許諾いただいて本日の発表となります」 ▼藤田「皆さん、こんばんは。今日はお忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。本日からノア所属になりました藤田和之です。あ、すいません。あの、ジョッキにお水をいただけますか? ジョッキでいただけますか? 申し訳ございません。あ、すいません。しばらくお時間を…。続けてよろしいですか? 申し訳ございません。フリーって生きていくのが大変なんですよ。今日も名古屋のホテルのチェックアウトが12時と聞いていて、『時間が過ぎてますよ』と言われたんですね。でも所属になれば、もうこんなことは起こらないと思うんですよね。今までずっとやむにやまれず野獣って姿を演じていました。心が折れる寸前でした。(腕時計を見て)あ、すいません。食事しないと。すいません。3時間ごとに食事をしないと血中アミノ酸濃度が下がるので。すいません、ちょっとお時間ください」 ※プロテインバーを食べてジョッキの水を飲む ▼藤田「あ、すいません。続けます。野獣、野獣って言われて、3人の子供を持つ父親として本当につらくて心が痛かったです。これからはノア所属となり、生活も安定しましたので、あんなバカな飲み方はもうしませんし、しょっぱいなんてもう言わせません。これからは野獣ではなく人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたいと思っております。マスコミの皆様、そしてこの会見を見てくださっているノアファンの皆様、今まで偽りの姿を見せてしまい、申し訳ございませんでした(としばし頭を下げる) 今後は人間、ノア、そして新・藤田和之として努力してまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます(と再び一礼)」 ――中嶋勝彦とのGHC戦を振り返って ▼藤田「精いっぱい頑張りました」 ――人が変わってしまった感があるが、昨日「本気のリングだと確信できた」と言っていた意味は? ▼藤田「とにかく、これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします」 ――チャンピオンとしてどう歩んでいきたい? ▼藤田「これからも精いっぱい頑張っていきます」 ――ビールも飲まない? ▼藤田「もう、お水があれば。はい」 ――ノア入団を決めた理由は? ▼藤田「先ほどお話ししたとおりです」 ――所属となってこれからどのようにノアを盛り上げていきたい? ▼藤田「頑張っていきます。はい」 ――会社として藤田選手に期待することは? ▼武田取締役「やっぱりノアという団体をGHCチャンピオンとして真面目に背負っていくということだったんですけど、引き続き野獣として背負っていってほしいなっていうところですかね」 ――ハルーンの育成面での期待もある? ▼武田取締役「ハルーンに限らずアマレス出身の有望な選手がより入りやすくなったのかなという面はありますね。あと昨日の試合をみても凄い試合だったんで、プロのレスラーが集まるような、そんなリングにより近づいたかなという思いはあります」 ――野獣から人間になるとのことだが、ファイトスタイルを変えるつもりはある? ▼藤田「頑張っていきます。はい。お願いします」 ――どんなチャンピオンロードを歩みたい? ▼藤田「ベルトを大事にするチャンピオンです。はい」 ――目指しているものは? ▼藤田「ミル・マスカラスです」 ※写真撮影後、武田取締役が去ると ▼藤田「終わったからビール。すいません。はあ、疲れた」 ※運ばれてきたジョッキのビールを飲むと ▼藤田「うま!」 ※おつまみとともにビールをイッキ飲み ▼藤田「うま。おかわり! お願いします1個(とゲップ) はい、どうも。ああ疲れた。もう終わりでしょ? 終わり終わり。(カメラのフラッシュが光ると)ダメ、ダメ。ちゃんと仕事したんだから。撤収! 最高だよ」 ※2杯目を一気飲み。人差し指を立てて3杯目を要求 ▼藤田「ダメ? お願い(と両手を合わせる) 持ってきてくれるの? やさしい。エドモント最高。(取材陣に向かって)もういいよ。撤収。終わり終わり。ダメだよ、終わりだよ。終わったんだから。ちょっと東スポ。なに静かなの? 終わりだから。終了です。お疲れさん! お疲れ様でした! ああ最高」 ※3杯目が運ばれてきて ▼藤田「おいで、おいで。入団会見終わったんだからいいよ。おいで。飲んで。この世界楽しいよ。酒飲んでさ」 ※アビッド・ハルーンがやってくると ▼藤田「飲んで飲んで。あ、ごめんなさい。忘れてた。カメラ回ってるもんね。やばいよね。とんでもないことになっちゃう。いつになったら飲めるの? 飲んだことないの? 飲んだことないよね?」 ▼ハルーン「ないです」 ▼藤田「ないよね」 ※3杯目をイッキ飲み ▼藤田「何杯でもいくよ、俺。最高だよ、プロは。お酒飲めないんだよね? OK、OK。頑張ってね。(ハルーンと右拳を合わせてから)お疲れさん。終了」
フォトギャラリー
新GHCヘビー級王者・藤田和之のノア入団が24日、発表された。2000年の新日本退団以降、約22年ぶりにプロレス団体所属となった藤田は、「今まで野獣というレスラーを演じていました。これからは野獣ではなく、人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたい。無理な飲み方ももうしない」などと白々しく大マジメに人間宣言を放ったが、会見終了直後に態度をひょう変させて生ビールを煽る前代未聞の入団会見を繰り広げた。
前夜の名古屋大会で中嶋勝彦を破り、新GHCヘビー級王者となった藤田は「ノアは本気のリングだと確信した」と意味深に発言。一夜明けたこの日、都内ホテルでノア入団が発表された。
藤田は約2年半前からノアへの本格参戦を開始。暴君ぶりを発揮しながら強さを見せつけてきたが、参戦を重ねるにつれて心境の変化があったということなのか。
何を語るか注目されたものの、登場から完全に様子がおかしい。上下ノアのジャージに身を包み、ペコペコと頭を下げながら壇上に上がると、「今日はお忙しいなかお集まりいただき、誠にありがとうございます。本日からノア所属になりました藤田和之です」と、完全にどこかで用意されていた原稿を読みながら神妙に自己紹介した。
さらには「フリーって生きていくのが大変なんです。今までやむにやまれず野獣というレスラーを演じていました。無理してました。心が折れる寸前でした。野獣野獣っていわれて、3人の子供を父親として、本当に辛くて、心が痛かった」と妙な告白をはじめ、「これからは野獣ではなく、人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたいと思っております」と、にわかには信じがたい“真人間宣言"。
そのうえで「マスコミの皆様、そして、この会見をみてくださっているノアファンの皆様、今まで、偽りの姿をみせてしまい、申し訳ございませんでした」と入団会見にも関わらず、謝罪会見のように深々と頭を下げた。
これまで会見では生ビールを煽るのが定番だったが、この日は「水をいただけますでしょうか」とジョッキ入りの水をオーダー。「これからはノア所属となり、生活も安定しましたので、あんな馬鹿な飲み方はもうしませんし、“しょっぱい"なんてもう言わせません」と改心を誓い、白々しく「あ、3時間ごとに食事をしないと。血中アミノ酸濃度が下がるので」と、ツマミではなくプロテインバーを口にする一幕もあった…。
とにかく今までの暴君ぶりがウソのような姿をみせた藤田は、その後の質疑応答では何を聞いても「頑張ります」と新人選手のように殊勝に回答。「ベルトを大事にするチャンピオンになりたいです。目指す選手はミル・マスカラスです」などと語って会見を締めくくった……かと思われた。
ノアを統括する武田有弘サイバーファイト取締役との写真撮影を終えるや、「もうおしまい? おしまい? カメラ切れた? じゃ、ビール持ってきて!」と態度がひょう変。やはり持参していたツマミをアテに生ビールをジョッキで3杯一気飲みした。上機嫌で「終わったんだから! ほら撤収撤収!」と報道陣を追い払いつつ、宗教的に飲酒が禁じられているノア新入団のアビッド・ハルーン(パキスタン)にも生ビールをすすめる始末…。
前代未聞の入団会見。ノアとしては昨年同時期の武藤敬司に続くビッグネーム獲得となるものの、22年ぶりにプロレス団体に所属することになった“野獣"は、より一層、面倒な存在になることは間違いない……。
【会見の模様】
▼武田取締役「昨日の大会終了後に藤田選手とお話しさせていただきまして、本日正式にGHCヘビー級チャンピオン藤田和之選手のノア入団、ノア所属の発表とさせていただきます。先ほどハルーンの発表もありましたけど、やっぱりノアの未来などを見ても、ハルーンがレスラーになったら藤田さんに教えてもらったりとか、いろいろな可能性を話させていただいて合意したというか、許諾いただいて本日の発表となります」
▼藤田「皆さん、こんばんは。今日はお忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。本日からノア所属になりました藤田和之です。あ、すいません。あの、ジョッキにお水をいただけますか? ジョッキでいただけますか? 申し訳ございません。あ、すいません。しばらくお時間を…。続けてよろしいですか? 申し訳ございません。フリーって生きていくのが大変なんですよ。今日も名古屋のホテルのチェックアウトが12時と聞いていて、『時間が過ぎてますよ』と言われたんですね。でも所属になれば、もうこんなことは起こらないと思うんですよね。今までずっとやむにやまれず野獣って姿を演じていました。心が折れる寸前でした。(腕時計を見て)あ、すいません。食事しないと。すいません。3時間ごとに食事をしないと血中アミノ酸濃度が下がるので。すいません、ちょっとお時間ください」
※プロテインバーを食べてジョッキの水を飲む
▼藤田「あ、すいません。続けます。野獣、野獣って言われて、3人の子供を持つ父親として本当につらくて心が痛かったです。これからはノア所属となり、生活も安定しましたので、あんなバカな飲み方はもうしませんし、しょっぱいなんてもう言わせません。これからは野獣ではなく人間・藤田和之、ノアの藤田和之として生きていきたいと思っております。マスコミの皆様、そしてこの会見を見てくださっているノアファンの皆様、今まで偽りの姿を見せてしまい、申し訳ございませんでした(としばし頭を下げる) 今後は人間、ノア、そして新・藤田和之として努力してまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます(と再び一礼)」
――中嶋勝彦とのGHC戦を振り返って
▼藤田「精いっぱい頑張りました」
――人が変わってしまった感があるが、昨日「本気のリングだと確信できた」と言っていた意味は?
▼藤田「とにかく、これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします」
――チャンピオンとしてどう歩んでいきたい?
▼藤田「これからも精いっぱい頑張っていきます」
――ビールも飲まない?
▼藤田「もう、お水があれば。はい」
――ノア入団を決めた理由は?
▼藤田「先ほどお話ししたとおりです」
――所属となってこれからどのようにノアを盛り上げていきたい?
▼藤田「頑張っていきます。はい」
――会社として藤田選手に期待することは?
▼武田取締役「やっぱりノアという団体をGHCチャンピオンとして真面目に背負っていくということだったんですけど、引き続き野獣として背負っていってほしいなっていうところですかね」
――ハルーンの育成面での期待もある?
▼武田取締役「ハルーンに限らずアマレス出身の有望な選手がより入りやすくなったのかなという面はありますね。あと昨日の試合をみても凄い試合だったんで、プロのレスラーが集まるような、そんなリングにより近づいたかなという思いはあります」
――野獣から人間になるとのことだが、ファイトスタイルを変えるつもりはある?
▼藤田「頑張っていきます。はい。お願いします」
――どんなチャンピオンロードを歩みたい?
▼藤田「ベルトを大事にするチャンピオンです。はい」
――目指しているものは?
▼藤田「ミル・マスカラスです」
※写真撮影後、武田取締役が去ると
▼藤田「終わったからビール。すいません。はあ、疲れた」
※運ばれてきたジョッキのビールを飲むと
▼藤田「うま!」
※おつまみとともにビールをイッキ飲み
▼藤田「うま。おかわり! お願いします1個(とゲップ) はい、どうも。ああ疲れた。もう終わりでしょ? 終わり終わり。(カメラのフラッシュが光ると)ダメ、ダメ。ちゃんと仕事したんだから。撤収! 最高だよ」
※2杯目を一気飲み。人差し指を立てて3杯目を要求
▼藤田「ダメ? お願い(と両手を合わせる) 持ってきてくれるの? やさしい。エドモント最高。(取材陣に向かって)もういいよ。撤収。終わり終わり。ダメだよ、終わりだよ。終わったんだから。ちょっと東スポ。なに静かなの? 終わりだから。終了です。お疲れさん! お疲れ様でした! ああ最高」
※3杯目が運ばれてきて
▼藤田「おいで、おいで。入団会見終わったんだからいいよ。おいで。飲んで。この世界楽しいよ。酒飲んでさ」
※アビッド・ハルーンがやってくると
▼藤田「飲んで飲んで。あ、ごめんなさい。忘れてた。カメラ回ってるもんね。やばいよね。とんでもないことになっちゃう。いつになったら飲めるの? 飲んだことないの? 飲んだことないよね?」
▼ハルーン「ないです」
▼藤田「ないよね」
※3杯目をイッキ飲み
▼藤田「何杯でもいくよ、俺。最高だよ、プロは。お酒飲めないんだよね? OK、OK。頑張ってね。(ハルーンと右拳を合わせてから)お疲れさん。終了」
フォトギャラリー