【新日本】「私は裏切り者であり詐欺師」 ジェイクがG1初出場へ宣言「卑怯千万、アンフェアに戦う」 G1・Aブロック会見 2024/7/18
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『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』前々日会見が18日、東京・飛行船シアターで行われ、出場全20選手が出席。真夏の祭典へ向けた意気込みを語った。 真夏の祭典・G1開幕は2日後。この日、出場全選手が出席しての直前会見がファン公開で開催された。 Aブロックで注目されるのは初出場となるジェイク・リー。NOAH7・13日本武道館大会で外道の勧誘を受けてWAR DOGS入りし、NOAH離脱を表明した。そしてG1の大舞台で新天地・新日本での戦いが幕を開ける。 「私は先日、仲間を裏切り、そしてNOAHにさよならのあいさつをした。それはNOAHだけではない。私は全日本プロレスも裏切っているという言い方の方がいいのかな。別れを告げている」と切り出したジェイクは「私は裏切り者であり、詐欺師だ」と自称。「卑怯千万、ライアーマン精神にのっとり、アンフェアに戦うことを誓う」と不敵な笑みとともに、さっそくWAR DOGS流に染まってG1の栄冠を目指す構えをみせた。 昨年覇者・内藤哲也は史上5人目の連覇を狙う。それにIWGP世界ヘビー級王者初のG1優勝もかかる。「15年連続15回目の出場。気づけば年齢もキャリアもエントリーしている選手の中で上から2番目。何か時の流れの速さを感じますよ」と時代の変化を実感しつつ、「G1 CLIMAX連覇、そして団体最高峰王座保持者としての優勝。新たな勲章を目指し、今年のG1 CLIMAXも目いっぱい楽しんでくるぜ。カブロン!」と記録達成を見据えて宣言した。 L・I・Jの盟友・鷹木信悟はAブロック最年長。「最近は世代交代、世代交代っていうけど、そんなこと俺には関係ねえんだよ。いつも言ってんだろ。20代だろうが40代のオッサンだろうが、凄いヤツは凄い。そして強いヤツは強い」と持論を展開した鷹木は「俺はこの身をもって、それを証明しよう」と言い切り、「開幕戦のメイン、対内藤戦に集中したい」とキッパリ。5年ぶりに実現するL・I・J対決へ向けて「最後のシングルぐらいのつもり」で向き合う構えの鷹木は「大阪の夜、IWGP世界ヘビー級タイトルマッチのつもりでリングに上がってこい」と要求すると、「普段は仲間かもしれないが、大阪の夜は敵だと思ってお前のことを叩き潰してやる」と予告した。 内藤も「他にも楽しみな選手は多いのですが、やはり一番は隣にいる鷹木信悟選手でしょうね」と呼応。「ずっと昔から知ってるんでね。そしてずっと昔から嫌いなんでね。開幕戦で鷹木を倒し、いい形で今年のG1 CLIMAXのスタートを切りたいなと思ってます」と鷹木突破で連覇へ弾みをつける構えをみせた。 【会見の模様】 ▼内藤「去年のG1 CLIMAXの優勝者、そして第10代IWGP世界ヘビー級チャンピオン、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也です。15年連続15回目の出場。気づけば年齢もキャリアもエントリーしている選手の中で上から2番目。何か時の流れの速さを感じますよ。G1 CLIMAX連覇、そして団体最高峰王座保持者としての優勝。新たな勲章を目指し、今年のG1 CLIMAXも目いっぱい楽しんでくるぜ。カブロン!」 ▼鷹木「6年連続6回目の出場、元気はつらつ鷹木信悟です。気がつけば優勝することもなく、そして優勝決定戦に残ることもなく、Aブロックでは最年長のエントリーとなりました。最近は世代交代、世代交代っていうけど、そんなこと俺には関係ねえんだよ。いつも言ってんだろ。20代だろうが40代のオッサンだろうが、凄いヤツは凄い。そして強いヤツは強い。俺はこの身をもって、それを証明しよう。それから両国のメインに対しても俺は強い思い入れがある。スーパージュニアのファイナル以来、5年以上も両国のメインに上がってないんでね。あまり先のこと言ってると足すくわれるんで、開幕戦のメイン、対内藤戦に集中したいと思います。内藤とのシングルは5年ぶり。勝てば先が何か見えるのかもしれないけど、先のことは誰にも分からない。俺からしてみれば、今回のシングルは最後のシングルかもしれない。そういうつもりでリングに上がろうと思ってる。内藤、さっき言ったように俺は最後のシングルぐらいのつもりでリングに上がろうと思ってる。開幕戦のメイン、まっさらの状態だ。何の言い訳もできない状態だ。大阪の夜、IWGP世界ヘビー級タイトルマッチのつもりでリングに上がってこい。普段は仲間かもしれないが、大阪の夜は敵だと思ってお前のことを叩き潰してやる。俺の言いたいことは以上です」 ▼海野翔太「無事に復帰いたします。1分ぐらいの動画でしか話してないので、皆さん、どういう状態か分からないかもしれないですけど、腰の状態は万全で、G1で100%をみせるために海野翔太、帰ってきました。そして新世代、世代交代、その筆頭に自分が新日本プロレス引っ張っていくために帰ってきました。もう何もしゃべりません。自分が求められてるのは結果だけです。必ずAブロック、G1 CLIMAX、結果を残してクリエイト・ア・パラダイムシフト、巻き起こします」 ▼グレート-O-カーン「いつもだったら口数多く、余がどれほどすごい人間で、何を成し遂げたのか大いに語りたいところだが、今年に限っては口ではなく、態度、そういうもので示していきたい。もうちょっと簡潔に言うならば、G1の試合はもちろんとして、戦い方にこだわっていきたい。このKOPWで地方再生、そのために様々な戦い方をしてきた。よく語り継がれているジョン・モクスリーとの場外戦だったり、ザック・セイバーJr.とやったような、ずっとグラウンドをやったような、そういう一つ一つの戦いが余を進化させた。言葉でいうには簡単だ。だからこそ、戦いをもって、戦い方でこれまでと違ったグレート-O-カーンを見せていこう。そしてG1を支配したあかつきには、権利証を復活させて、このKOPWと合体させて、毎日、地方で様々な戦い方で全帝国民を喜ばせてやる。期待しておけ」 ▼カラム・ニューマン「ここ最近、いろいろ考えることがあった。初めての記者会見で何を言ったらいいのか考えながらも、実際に何を言ったらいいかわからないままここにいる。しかし日本に初めて足を踏み入れてからここまで、自分はずっと前進し続け、上昇し続けている。ここに腰を落ち着けているかと言えば、結果が伴っていないと言えばそこまでだが、ベストを尽くしてここまで来た。その経験を踏まえ、G1でも前進、そして上昇を続けるつもりでいる。G1史上最年少出場。もうここで止まることはない」 ▼SANADA「去年の自分のブロックは楽なブロックで全勝しました。今年のブロックはチャンピオンがいたり、歴代のチャンピオンがいたりするので、ちょっと激戦になるかなと思っております。昨年の反省を活かし、今年は全勝と言わず、3位を目指して、決勝トーナメントで優勝を目指します」 ※ザックがコメントしようとするとゲイブが乱入 ▼ゲイブ・キッド「マテ、マテ、チョットマッテクダサイ」 ▼ザック・セイバーJr.「ニホンゴ、ジョウズネ。イイヨ、イイヨ」 ▼ゲイブ「今日鳥貴族に行った。今日17杯も飲んだ。(客席からの歓声に)うるせえ、このヤロー! 今日めっちゃ幸せだよ。(英語で)ジェイク・リー最高。みんなジェイク・リーに声援を。(ザックに向かって)お前はビーガンだよな? 肉食べないから筋もないのか? まあいい。(SANADAに向かって)二頭筋、大丈夫か? まあ、どうでもいいや。お前がドリラ・モロニーにやったことは忘れてないからな。今年は俺がお前をぶっ殺してやる。(内藤に向かって)哲也、このベルトを持った俺の姿をしっかり覚えておけよ(IWGP世界ヘビーのベルトを肩にかけるてから放り投げる) (鷹木に向かって)お前はHENAREに負けたよな? ということは俺はお前に勝ったも同然だ。やることねえだろ。(オーカーンに向かって)ハゲ。お前、全部剃れや! (EVILに向かって)お前は会社の恥だ。恥を知るがいい。さて、ここで俺が気にしているのは翔太だけだ。(他のメンバーに向かって)オッサン、オッサン、オッサン、オッサン、みんなオッサン! 翔太だけがこの会社の未来、ネクストジェネレーションだ。一緒にフェイスオフしようぜ」 ※海野が立ち上がってゲイブと向き合うと ▼海野「落ちつけ(と水を差し出す)」 ※ゲイブが払いのけると胸を小突き合い、ゲイブは海野のノドをつかんだが、ヤングライオンたちによって強制退場 ▼ザック「おじさんじゃないよ。彼はバカですね。皆さん、こんばんは。TMDKのザック・セイバーJr.です。今年、俺がG1トロフィーをもらう。(マイクチェックをはじめ、観客を練り歩いてから壇上に戻り)以上」 ▼EVIL「ここにいるヤツらに一言、言っといてやるよ。俺にはG1への意気込みなんてないし、試合内容なんてものは最もどうでもいい。ただただ結果を出すだけ。俺の公式戦は全戦ワーストバウトのクソ試合。でも結果は優勝。それが現実。それがこれから新日本プロレスで、俺の会社で行われることだから。俺以外の結果を残さない、試合内容でしか争うことのできないAブロックのプロとして何の価値もない、このろくでもない連中をお情けで応援してあげてください。俺の言いたいことは以上だ。わかったか? よく覚えとけ」 ▼ジェイク「ご来場の皆様、はじめまして、いや、こんにちはの方もいらっしゃるのかもしれない。ジェイク・リーだ。私の番が来るまでいろいろなことが起こってはいるが、ゲイブいわく最高のオッサンらしい。オッサン、いい響きだ。私は先日、仲間を裏切り、そしてNOAHにさよならのあいさつをした。それはNOAHだけではない。ねえ? 和田記者。お久しぶりです。全日本プロレスの時は大変お世話になりました。そう、私は全日本プロレスも裏切っているという言い方の方がいいのかな。別れを告げている。そう、私は裏切り者であり、詐欺師だ。だからこそ、私の試合は、私の発言は常に疑いながら、心に鬼を抱えながら見ることを、読むことをお勧めする。卑怯千万、ライアーマン精神にのっとり、アンフェアに戦うことを誓う」 ――Aブロックのメンバーの印象、一番対戦が楽しみな選手は? ▼海野「見ての通りケガなんか言ってらんないんですよ。会見だけでAブロック、ワクワクしません? 酔っ払いもいるしね、ケガなんか言ってらんないですよ。楽しみですよ。エンジンかかりましたよ。1ヵ月近く欠場はしていましたけど、G1のために1秒たりとも無駄にせず準備を、覚悟を決めてきたので、特にないです。G1戦い抜いて、必ず面白いプロレスを皆さんに届けるだけです」 ――新世代中心のG1で外敵に対する意識はある? ▼海野「絶対に負けません。ライオンマーク背負ってますから。絶対に負けないです」 ――IWGP王者で昨年覇者。マークされるが、どの相手を意識する? ▼内藤「あんた誰? 媒体名と名前を名乗ってください」 ▼岡本記者「失礼しました。東京スポーツの岡本と申します」 ▼内藤「役職は何だっけ?」 ▼岡本記者「役職はエキスパート(苦笑)」 ▼内藤「エキスパート? そんなのある? で、質問は?」 ▼岡本記者「Aブロックのメンバーの印象と、意識する相手がいればどなたかお伺いしたいんですけど」 ▼内藤「なるほど。どの選手も非常にシングルマッチで戦うのは楽しみなんですが、やはり特に一番楽しみにしているのは隣にいる鷹木信悟でしょう。5年ぶり2度目のシングルマッチ。もう知り合って14年かな?」 ▼鷹木「違うよ」 ▼内藤「ごめん。24年ぐらいか。ずっと昔から知ってるんでね。そしてずっと昔から嫌いなんでね。開幕戦で鷹木を倒し、いい形で今年のG1 CLIMAXのスタートを切りたいなと思ってます。他にも楽しみな選手は多いのですが、やはり一番は隣にいる鷹木信悟選手でしょうね」
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『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』前々日会見が18日、東京・飛行船シアターで行われ、出場全20選手が出席。真夏の祭典へ向けた意気込みを語った。
真夏の祭典・G1開幕は2日後。この日、出場全選手が出席しての直前会見がファン公開で開催された。
Aブロックで注目されるのは初出場となるジェイク・リー。NOAH7・13日本武道館大会で外道の勧誘を受けてWAR DOGS入りし、NOAH離脱を表明した。そしてG1の大舞台で新天地・新日本での戦いが幕を開ける。
「私は先日、仲間を裏切り、そしてNOAHにさよならのあいさつをした。それはNOAHだけではない。私は全日本プロレスも裏切っているという言い方の方がいいのかな。別れを告げている」と切り出したジェイクは「私は裏切り者であり、詐欺師だ」と自称。「卑怯千万、ライアーマン精神にのっとり、アンフェアに戦うことを誓う」と不敵な笑みとともに、さっそくWAR DOGS流に染まってG1の栄冠を目指す構えをみせた。
昨年覇者・内藤哲也は史上5人目の連覇を狙う。それにIWGP世界ヘビー級王者初のG1優勝もかかる。「15年連続15回目の出場。気づけば年齢もキャリアもエントリーしている選手の中で上から2番目。何か時の流れの速さを感じますよ」と時代の変化を実感しつつ、「G1 CLIMAX連覇、そして団体最高峰王座保持者としての優勝。新たな勲章を目指し、今年のG1 CLIMAXも目いっぱい楽しんでくるぜ。カブロン!」と記録達成を見据えて宣言した。
L・I・Jの盟友・鷹木信悟はAブロック最年長。「最近は世代交代、世代交代っていうけど、そんなこと俺には関係ねえんだよ。いつも言ってんだろ。20代だろうが40代のオッサンだろうが、凄いヤツは凄い。そして強いヤツは強い」と持論を展開した鷹木は「俺はこの身をもって、それを証明しよう」と言い切り、「開幕戦のメイン、対内藤戦に集中したい」とキッパリ。5年ぶりに実現するL・I・J対決へ向けて「最後のシングルぐらいのつもり」で向き合う構えの鷹木は「大阪の夜、IWGP世界ヘビー級タイトルマッチのつもりでリングに上がってこい」と要求すると、「普段は仲間かもしれないが、大阪の夜は敵だと思ってお前のことを叩き潰してやる」と予告した。
内藤も「他にも楽しみな選手は多いのですが、やはり一番は隣にいる鷹木信悟選手でしょうね」と呼応。「ずっと昔から知ってるんでね。そしてずっと昔から嫌いなんでね。開幕戦で鷹木を倒し、いい形で今年のG1 CLIMAXのスタートを切りたいなと思ってます」と鷹木突破で連覇へ弾みをつける構えをみせた。
【会見の模様】
▼内藤「去年のG1 CLIMAXの優勝者、そして第10代IWGP世界ヘビー級チャンピオン、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也です。15年連続15回目の出場。気づけば年齢もキャリアもエントリーしている選手の中で上から2番目。何か時の流れの速さを感じますよ。G1 CLIMAX連覇、そして団体最高峰王座保持者としての優勝。新たな勲章を目指し、今年のG1 CLIMAXも目いっぱい楽しんでくるぜ。カブロン!」
▼鷹木「6年連続6回目の出場、元気はつらつ鷹木信悟です。気がつけば優勝することもなく、そして優勝決定戦に残ることもなく、Aブロックでは最年長のエントリーとなりました。最近は世代交代、世代交代っていうけど、そんなこと俺には関係ねえんだよ。いつも言ってんだろ。20代だろうが40代のオッサンだろうが、凄いヤツは凄い。そして強いヤツは強い。俺はこの身をもって、それを証明しよう。それから両国のメインに対しても俺は強い思い入れがある。スーパージュニアのファイナル以来、5年以上も両国のメインに上がってないんでね。あまり先のこと言ってると足すくわれるんで、開幕戦のメイン、対内藤戦に集中したいと思います。内藤とのシングルは5年ぶり。勝てば先が何か見えるのかもしれないけど、先のことは誰にも分からない。俺からしてみれば、今回のシングルは最後のシングルかもしれない。そういうつもりでリングに上がろうと思ってる。内藤、さっき言ったように俺は最後のシングルぐらいのつもりでリングに上がろうと思ってる。開幕戦のメイン、まっさらの状態だ。何の言い訳もできない状態だ。大阪の夜、IWGP世界ヘビー級タイトルマッチのつもりでリングに上がってこい。普段は仲間かもしれないが、大阪の夜は敵だと思ってお前のことを叩き潰してやる。俺の言いたいことは以上です」
▼海野翔太「無事に復帰いたします。1分ぐらいの動画でしか話してないので、皆さん、どういう状態か分からないかもしれないですけど、腰の状態は万全で、G1で100%をみせるために海野翔太、帰ってきました。そして新世代、世代交代、その筆頭に自分が新日本プロレス引っ張っていくために帰ってきました。もう何もしゃべりません。自分が求められてるのは結果だけです。必ずAブロック、G1 CLIMAX、結果を残してクリエイト・ア・パラダイムシフト、巻き起こします」
▼グレート-O-カーン「いつもだったら口数多く、余がどれほどすごい人間で、何を成し遂げたのか大いに語りたいところだが、今年に限っては口ではなく、態度、そういうもので示していきたい。もうちょっと簡潔に言うならば、G1の試合はもちろんとして、戦い方にこだわっていきたい。このKOPWで地方再生、そのために様々な戦い方をしてきた。よく語り継がれているジョン・モクスリーとの場外戦だったり、ザック・セイバーJr.とやったような、ずっとグラウンドをやったような、そういう一つ一つの戦いが余を進化させた。言葉でいうには簡単だ。だからこそ、戦いをもって、戦い方でこれまでと違ったグレート-O-カーンを見せていこう。そしてG1を支配したあかつきには、権利証を復活させて、このKOPWと合体させて、毎日、地方で様々な戦い方で全帝国民を喜ばせてやる。期待しておけ」
▼カラム・ニューマン「ここ最近、いろいろ考えることがあった。初めての記者会見で何を言ったらいいのか考えながらも、実際に何を言ったらいいかわからないままここにいる。しかし日本に初めて足を踏み入れてからここまで、自分はずっと前進し続け、上昇し続けている。ここに腰を落ち着けているかと言えば、結果が伴っていないと言えばそこまでだが、ベストを尽くしてここまで来た。その経験を踏まえ、G1でも前進、そして上昇を続けるつもりでいる。G1史上最年少出場。もうここで止まることはない」
▼SANADA「去年の自分のブロックは楽なブロックで全勝しました。今年のブロックはチャンピオンがいたり、歴代のチャンピオンがいたりするので、ちょっと激戦になるかなと思っております。昨年の反省を活かし、今年は全勝と言わず、3位を目指して、決勝トーナメントで優勝を目指します」
※ザックがコメントしようとするとゲイブが乱入
▼ゲイブ・キッド「マテ、マテ、チョットマッテクダサイ」
▼ザック・セイバーJr.「ニホンゴ、ジョウズネ。イイヨ、イイヨ」
▼ゲイブ「今日鳥貴族に行った。今日17杯も飲んだ。(客席からの歓声に)うるせえ、このヤロー! 今日めっちゃ幸せだよ。(英語で)ジェイク・リー最高。みんなジェイク・リーに声援を。(ザックに向かって)お前はビーガンだよな? 肉食べないから筋もないのか? まあいい。(SANADAに向かって)二頭筋、大丈夫か? まあ、どうでもいいや。お前がドリラ・モロニーにやったことは忘れてないからな。今年は俺がお前をぶっ殺してやる。(内藤に向かって)哲也、このベルトを持った俺の姿をしっかり覚えておけよ(IWGP世界ヘビーのベルトを肩にかけるてから放り投げる) (鷹木に向かって)お前はHENAREに負けたよな? ということは俺はお前に勝ったも同然だ。やることねえだろ。(オーカーンに向かって)ハゲ。お前、全部剃れや! (EVILに向かって)お前は会社の恥だ。恥を知るがいい。さて、ここで俺が気にしているのは翔太だけだ。(他のメンバーに向かって)オッサン、オッサン、オッサン、オッサン、みんなオッサン! 翔太だけがこの会社の未来、ネクストジェネレーションだ。一緒にフェイスオフしようぜ」
※海野が立ち上がってゲイブと向き合うと
▼海野「落ちつけ(と水を差し出す)」
※ゲイブが払いのけると胸を小突き合い、ゲイブは海野のノドをつかんだが、ヤングライオンたちによって強制退場
▼ザック「おじさんじゃないよ。彼はバカですね。皆さん、こんばんは。TMDKのザック・セイバーJr.です。今年、俺がG1トロフィーをもらう。(マイクチェックをはじめ、観客を練り歩いてから壇上に戻り)以上」
▼EVIL「ここにいるヤツらに一言、言っといてやるよ。俺にはG1への意気込みなんてないし、試合内容なんてものは最もどうでもいい。ただただ結果を出すだけ。俺の公式戦は全戦ワーストバウトのクソ試合。でも結果は優勝。それが現実。それがこれから新日本プロレスで、俺の会社で行われることだから。俺以外の結果を残さない、試合内容でしか争うことのできないAブロックのプロとして何の価値もない、このろくでもない連中をお情けで応援してあげてください。俺の言いたいことは以上だ。わかったか? よく覚えとけ」
▼ジェイク「ご来場の皆様、はじめまして、いや、こんにちはの方もいらっしゃるのかもしれない。ジェイク・リーだ。私の番が来るまでいろいろなことが起こってはいるが、ゲイブいわく最高のオッサンらしい。オッサン、いい響きだ。私は先日、仲間を裏切り、そしてNOAHにさよならのあいさつをした。それはNOAHだけではない。ねえ? 和田記者。お久しぶりです。全日本プロレスの時は大変お世話になりました。そう、私は全日本プロレスも裏切っているという言い方の方がいいのかな。別れを告げている。そう、私は裏切り者であり、詐欺師だ。だからこそ、私の試合は、私の発言は常に疑いながら、心に鬼を抱えながら見ることを、読むことをお勧めする。卑怯千万、ライアーマン精神にのっとり、アンフェアに戦うことを誓う」
――Aブロックのメンバーの印象、一番対戦が楽しみな選手は?
▼海野「見ての通りケガなんか言ってらんないんですよ。会見だけでAブロック、ワクワクしません? 酔っ払いもいるしね、ケガなんか言ってらんないですよ。楽しみですよ。エンジンかかりましたよ。1ヵ月近く欠場はしていましたけど、G1のために1秒たりとも無駄にせず準備を、覚悟を決めてきたので、特にないです。G1戦い抜いて、必ず面白いプロレスを皆さんに届けるだけです」
――新世代中心のG1で外敵に対する意識はある?
▼海野「絶対に負けません。ライオンマーク背負ってますから。絶対に負けないです」
――IWGP王者で昨年覇者。マークされるが、どの相手を意識する?
▼内藤「あんた誰? 媒体名と名前を名乗ってください」
▼岡本記者「失礼しました。東京スポーツの岡本と申します」
▼内藤「役職は何だっけ?」
▼岡本記者「役職はエキスパート(苦笑)」
▼内藤「エキスパート? そんなのある? で、質問は?」
▼岡本記者「Aブロックのメンバーの印象と、意識する相手がいればどなたかお伺いしたいんですけど」
▼内藤「なるほど。どの選手も非常にシングルマッチで戦うのは楽しみなんですが、やはり特に一番楽しみにしているのは隣にいる鷹木信悟でしょう。5年ぶり2度目のシングルマッチ。もう知り合って14年かな?」
▼鷹木「違うよ」
▼内藤「ごめん。24年ぐらいか。ずっと昔から知ってるんでね。そしてずっと昔から嫌いなんでね。開幕戦で鷹木を倒し、いい形で今年のG1 CLIMAXのスタートを切りたいなと思ってます。他にも楽しみな選手は多いのですが、やはり一番は隣にいる鷹木信悟選手でしょうね」
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