【スターダム】悲願のIWGP女子獲りへ朱里が覚悟の表れ披露 岩谷戦々恐々も「コンディションで言ったら負けてない」 2025/4/8
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4・27横浜アリーナ大会のIWGP女子選手権試合「岩谷麻優vs朱里」へ向けた公開会見が8日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた。 2023年4月の戴冠以来、2年近い長期政権を築いているIWGP女子王者・岩谷はここまで9度の防衛を重ねてきた。3・15大田区大会で岩谷に直接勝利した朱里が挑戦を表明。岩谷も受諾し、年間最大のビッグマッチでV10戦に臨む。両者が同王座をかけて対決するのは2024年1・4TDCホール大会以来、1年3ヵ月ぶりとなる。 雪辱戦となる朱里は相当な決意を胸に再挑戦に臨む。スターダム入団時の大目標となったのがワールド王座なら、IWGP女子王座はワールド陥落後、「何を目指していいかわからなくなってしまった」状況の中で「私はこのベルトを絶対に巻きたいと思った」という思いの強いものだ。 そして「絶対リベンジすると誓った。そしてスターダムのアイコンといわれる岩谷麻優からIWGPを獲ることに意味がある」と見据える朱里は「IWGPはグローバルスタンダード、世界基準のベルト。世界に通用するモノが違う女・朱里が巻き、世界に届く試合を私が見せていく」と今から王者としての誓いを立てた。 そのために朱里はひそかに蹴り技に磨きをかけてきた。「硬いもの」を「蹴り込んでた」といい、腫れ上がった左のスネを披露。「このぐらいメッチャ自分は獲る気ってことよ」と覚悟の表れであることを強調した。 これには岩谷も動揺を隠せず。「怖っ。待てよ。さっきより動揺しているぞ」と戦々恐々。「私は本当に朱里さんの蹴りの威力はわかってるんで、これ以上トレーニングしないでもらって」と懇願したが、朱里が「バキバキのコンディションで」と宣言すると、岩谷も腹をくくったか「コンディションで言ったら自分も負けてないんで。本当にこの2年間、最高のコンディションでケガもなく、何にも痛いところもなく防衛してきてるんで」と万全を強調。「お互い最高のコンディションで4月27日、お願いします」と呼びかける朱里に「よろしくお願いします。正々堂々と戦いましょう」と呼応した。 【会見の模様】 ▼朱里「世界に通用するモノが違う女・朱里です。ちょっと前の話になるんですけど、自分がスターダム入団するきっかけとなったのが、岩谷麻優の持つ赤いベルトに挑戦をして負けた日。私は絶対に赤いベルトを巻くっていう気持ちでスターダムに入団しました。その1年後に赤いベルトを巻き、10度の防衛をして、女子プロレス大賞を獲ることができた。でもその後、私は何を目指していいかわからなくなってしまった。でも、そんな時にIWGP女子ができて、次はこのベルトだ、私はこのベルトを絶対に巻きたいと思ったベルト、それがIWGPです。2024年1月4日、岩谷麻優の持つIWGPに挑戦して私は負けました。絶対リベンジすると誓った。そしてスターダムのアイコンといわれる岩谷麻優からIWGPを獲ることに意味があると思っています。そしてIWGPはグローバルスタンダード、世界基準のベルト。世界に通用するモノが違う女・朱里が巻き、世界に届く試合を私が見せていく。岩谷麻優からIWGPを私が獲ります。4月27日、私のための戦いを始めます。以上です」 ▼岩谷「生配信をご覧の皆様、そして会場にお越しいただいた皆様、こんばんは! 1個前の会見でいろいろあって、ちょっと動揺した部分がありますが、自分の試合に集中。朱里、本当に自分はこのベルト、今年ドームに出れなくてすごく悔しい思いをして、この去年の1・4で絶対に見返してやるって。会社も上の人たちも絶対この試合で見返して、女子の試合組んどけばよかったと思わせる試合をするという意気込みを持って戦って、その結果、あなたとベストバウトを作れる、ベストバウトになるような試合をすることができました。ありがとうございます。そして2回目の挑戦、IWGP。なんか自分がいないところでSareeeと勝った方が挑戦するとか言ってましたよね?」 ▼朱里「ごめん、ごめん。勝った方が挑戦するって言ったけど、勝った方が挑戦するとかじゃなくて。ちょっと説明してもいい?」 ▼岩谷「お願いします」 ▼朱里「まずSareee-ISMがあったじゃん。Sareee-ISMに呼ばれたのは強いヤツを連れてくるという意図があってSareeeの方からオファーがあったの。岡田社長もOKということで試合が決まって、結果は30分ドローだったでしょ。お互いIWGPの思いが強かったっていうのがあって、会見でIWGPへの思いはどうですかっていう質問とかがあって、その場で自分の思いとかを言ったの。別にIWGP次期挑戦者とかではなくて、IWGPへの思いが強い者同士の戦いだったわけよ。私としてはドローだったけど、いつでもそのベルトに挑戦する気持ちでいて、そのきっかけとなったのが(3・15大田区の)3対3だったけど、岩谷麻優からスリー取ったじゃん。言えるタイミングだなと思って言わせていただいて、OKしたよね?」 ▼岩谷「したよ。サイン書いたよ」 ▼朱里「なんか問題あった?」 ▼岩谷「いや、問題とかじゃなくて、自分、疑問に思ったの」 ▼朱里「日本語があまり得意じゃなくて…」 ▼岩谷「でも、1から100まで教えていただいて、すごく長かったけどよかったです。ありがとうございます。最初はその二人が言い合ってるのを見て、なんで自分の目の前に現れて言ってこないんだって。しかも二人とも負けた同士じゃないですか。言い方悪いけど。面と向かって言って来いよ、なんでいない間に話が進んでるんだって思ったんですけど。でも、このベルトをそこまで思ってくれてる人がいる。そのぐらいの価値のあるベルトに自分が成長させてあげたっていうのはあれですけど、自分とともに2年間巻いてるんですけど、その2年間が無駄じゃなかったなって思ったので。その強い気持ち、本当にうれしく思います。でも自分は横アリで(メルセデス・)モネから獲って丸2年間チャンピオンとして防衛してきました。もういい加減長いよとか、もう見飽きたとか、そういう意見の人もいると思いますけど、このベルト=岩谷麻優だと自分は思ってます。なので10度目、2桁防衛。ここであなたには絶対負けないし、あなたは去年の1・4と同じ結果になるところを見せつけたいと思います。噂によると、スタッフさんから聞いたんですけど、なんか今、足やばいことになってるらしいですね?」 ▼朱里「そうなの。ちょっと見る?」 ▼岩谷「見たい。うわさでしか聞いてないから見たいんだけど」 ▼朱里「岩谷麻優が強いってのはみんな知ってるじゃないですか。だからめっちゃ練習しなきゃと思って、めっちゃ蹴り込んでたんですよ」 ▼岩谷「ちょっと待って。蹴り込んでたって何を?」 ▼朱里「硬いもの。やっぱさ、強いじゃん。わかってるから、このぐらいやらなきゃダメかなって思って蹴り込んでたら、(左足を見せて)メッチャ腫れて」 ▼岩谷「何を蹴り込んだんですか?」 ▼朱里「硬いもの。気持ち伝わった? この足で」 ▼岩谷「引きました」 ▼朱里「このぐらいメッチャ自分は獲る気ってことよ。分かった?」 ▼岩谷「OK。正直なかったことに…」 ▼朱里「ダメダメ。ちゃんと決まってますから。お願いします」 ▼岩谷「こんななってるって知らないから。足がやばいってことだけ聞いてたからさ。怖っ。待てよ。さっきより動揺しているぞ。でも大丈夫ですよ。私は本当に朱里さんの蹴りの威力はわかってるんで、これ以上トレーニングしないでもらって」 ▼朱里「バキバキのコンディションで」 ▼岩谷「コンディションで言ったら自分も負けてないんで。本当にこの2年間、最高のコンディションでケガもなく、何にも痛いところもなく防衛してきてるんで」 ▼朱里「お互い最高のコンディションで4月27日、お願いします」
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4・27横浜アリーナ大会のIWGP女子選手権試合「岩谷麻優vs朱里」へ向けた公開会見が8日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた。
2023年4月の戴冠以来、2年近い長期政権を築いているIWGP女子王者・岩谷はここまで9度の防衛を重ねてきた。3・15大田区大会で岩谷に直接勝利した朱里が挑戦を表明。岩谷も受諾し、年間最大のビッグマッチでV10戦に臨む。両者が同王座をかけて対決するのは2024年1・4TDCホール大会以来、1年3ヵ月ぶりとなる。
雪辱戦となる朱里は相当な決意を胸に再挑戦に臨む。スターダム入団時の大目標となったのがワールド王座なら、IWGP女子王座はワールド陥落後、「何を目指していいかわからなくなってしまった」状況の中で「私はこのベルトを絶対に巻きたいと思った」という思いの強いものだ。
そして「絶対リベンジすると誓った。そしてスターダムのアイコンといわれる岩谷麻優からIWGPを獲ることに意味がある」と見据える朱里は「IWGPはグローバルスタンダード、世界基準のベルト。世界に通用するモノが違う女・朱里が巻き、世界に届く試合を私が見せていく」と今から王者としての誓いを立てた。
そのために朱里はひそかに蹴り技に磨きをかけてきた。「硬いもの」を「蹴り込んでた」といい、腫れ上がった左のスネを披露。「このぐらいメッチャ自分は獲る気ってことよ」と覚悟の表れであることを強調した。
これには岩谷も動揺を隠せず。「怖っ。待てよ。さっきより動揺しているぞ」と戦々恐々。「私は本当に朱里さんの蹴りの威力はわかってるんで、これ以上トレーニングしないでもらって」と懇願したが、朱里が「バキバキのコンディションで」と宣言すると、岩谷も腹をくくったか「コンディションで言ったら自分も負けてないんで。本当にこの2年間、最高のコンディションでケガもなく、何にも痛いところもなく防衛してきてるんで」と万全を強調。「お互い最高のコンディションで4月27日、お願いします」と呼びかける朱里に「よろしくお願いします。正々堂々と戦いましょう」と呼応した。
【会見の模様】
▼朱里「世界に通用するモノが違う女・朱里です。ちょっと前の話になるんですけど、自分がスターダム入団するきっかけとなったのが、岩谷麻優の持つ赤いベルトに挑戦をして負けた日。私は絶対に赤いベルトを巻くっていう気持ちでスターダムに入団しました。その1年後に赤いベルトを巻き、10度の防衛をして、女子プロレス大賞を獲ることができた。でもその後、私は何を目指していいかわからなくなってしまった。でも、そんな時にIWGP女子ができて、次はこのベルトだ、私はこのベルトを絶対に巻きたいと思ったベルト、それがIWGPです。2024年1月4日、岩谷麻優の持つIWGPに挑戦して私は負けました。絶対リベンジすると誓った。そしてスターダムのアイコンといわれる岩谷麻優からIWGPを獲ることに意味があると思っています。そしてIWGPはグローバルスタンダード、世界基準のベルト。世界に通用するモノが違う女・朱里が巻き、世界に届く試合を私が見せていく。岩谷麻優からIWGPを私が獲ります。4月27日、私のための戦いを始めます。以上です」
▼岩谷「生配信をご覧の皆様、そして会場にお越しいただいた皆様、こんばんは! 1個前の会見でいろいろあって、ちょっと動揺した部分がありますが、自分の試合に集中。朱里、本当に自分はこのベルト、今年ドームに出れなくてすごく悔しい思いをして、この去年の1・4で絶対に見返してやるって。会社も上の人たちも絶対この試合で見返して、女子の試合組んどけばよかったと思わせる試合をするという意気込みを持って戦って、その結果、あなたとベストバウトを作れる、ベストバウトになるような試合をすることができました。ありがとうございます。そして2回目の挑戦、IWGP。なんか自分がいないところでSareeeと勝った方が挑戦するとか言ってましたよね?」
▼朱里「ごめん、ごめん。勝った方が挑戦するって言ったけど、勝った方が挑戦するとかじゃなくて。ちょっと説明してもいい?」
▼岩谷「お願いします」
▼朱里「まずSareee-ISMがあったじゃん。Sareee-ISMに呼ばれたのは強いヤツを連れてくるという意図があってSareeeの方からオファーがあったの。岡田社長もOKということで試合が決まって、結果は30分ドローだったでしょ。お互いIWGPの思いが強かったっていうのがあって、会見でIWGPへの思いはどうですかっていう質問とかがあって、その場で自分の思いとかを言ったの。別にIWGP次期挑戦者とかではなくて、IWGPへの思いが強い者同士の戦いだったわけよ。私としてはドローだったけど、いつでもそのベルトに挑戦する気持ちでいて、そのきっかけとなったのが(3・15大田区の)3対3だったけど、岩谷麻優からスリー取ったじゃん。言えるタイミングだなと思って言わせていただいて、OKしたよね?」
▼岩谷「したよ。サイン書いたよ」
▼朱里「なんか問題あった?」
▼岩谷「いや、問題とかじゃなくて、自分、疑問に思ったの」
▼朱里「日本語があまり得意じゃなくて…」
▼岩谷「でも、1から100まで教えていただいて、すごく長かったけどよかったです。ありがとうございます。最初はその二人が言い合ってるのを見て、なんで自分の目の前に現れて言ってこないんだって。しかも二人とも負けた同士じゃないですか。言い方悪いけど。面と向かって言って来いよ、なんでいない間に話が進んでるんだって思ったんですけど。でも、このベルトをそこまで思ってくれてる人がいる。そのぐらいの価値のあるベルトに自分が成長させてあげたっていうのはあれですけど、自分とともに2年間巻いてるんですけど、その2年間が無駄じゃなかったなって思ったので。その強い気持ち、本当にうれしく思います。でも自分は横アリで(メルセデス・)モネから獲って丸2年間チャンピオンとして防衛してきました。もういい加減長いよとか、もう見飽きたとか、そういう意見の人もいると思いますけど、このベルト=岩谷麻優だと自分は思ってます。なので10度目、2桁防衛。ここであなたには絶対負けないし、あなたは去年の1・4と同じ結果になるところを見せつけたいと思います。噂によると、スタッフさんから聞いたんですけど、なんか今、足やばいことになってるらしいですね?」
▼朱里「そうなの。ちょっと見る?」
▼岩谷「見たい。うわさでしか聞いてないから見たいんだけど」
▼朱里「岩谷麻優が強いってのはみんな知ってるじゃないですか。だからめっちゃ練習しなきゃと思って、めっちゃ蹴り込んでたんですよ」
▼岩谷「ちょっと待って。蹴り込んでたって何を?」
▼朱里「硬いもの。やっぱさ、強いじゃん。わかってるから、このぐらいやらなきゃダメかなって思って蹴り込んでたら、(左足を見せて)メッチャ腫れて」
▼岩谷「何を蹴り込んだんですか?」
▼朱里「硬いもの。気持ち伝わった? この足で」
▼岩谷「引きました」
▼朱里「このぐらいメッチャ自分は獲る気ってことよ。分かった?」
▼岩谷「OK。正直なかったことに…」
▼朱里「ダメダメ。ちゃんと決まってますから。お願いします」
▼岩谷「こんななってるって知らないから。足がやばいってことだけ聞いてたからさ。怖っ。待てよ。さっきより動揺しているぞ。でも大丈夫ですよ。私は本当に朱里さんの蹴りの威力はわかってるんで、これ以上トレーニングしないでもらって」
▼朱里「バキバキのコンディションで」
▼岩谷「コンディションで言ったら自分も負けてないんで。本当にこの2年間、最高のコンディションでケガもなく、何にも痛いところもなく防衛してきてるんで」
▼朱里「お互い最高のコンディションで4月27日、お願いします」
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