【訃報】“過激な仕掛人”新間寿さんが死去 猪木-アリ戦、IWGP構想など新日本発展に尽力 2025/4/21

 新間寿さんが21日、都内の自宅で亡くなった。90歳だった。

 新間さんは1972年に旗揚げされた新日本に入社。専務取締役営業本部長を務め、故・アントニオ猪木さんの右腕として新日本の発展に貢献した。76年6月26日の猪木vsモハメド・アリ戦の実現、初代タイガーマスクのデビュー、IWGP構想などに尽力し、“過激な仕掛人"と称された。

 新日本退社後の84年4月にUWF(第1次)を設立。ビンス・マクマホン・シニア(故人)と親交が深く、WWF(現WWE)の会長を務めたこともある。2019年にはWWE殿堂入りも果たしている。近年は初代タイガーマスクが主宰するストロングスタイルの会長に就任していた。