――リーグ戦に向けて?
▼KENTA「GHCの次期挑戦者である以上、情けない試合はひとつもできないと思ってる。結果も、内容も。10月10日に生まれたあの熱を冷ますことなく、11月27日の有コロまで行きたいね」
――過酷な戦いとなりそうだが?
▼KENTA「俺が『クソみたいな日程』って言ったのは、別に連戦がキツいから…というワケじゃないから。ディファで挑戦者決定戦やって、リーグ戦があって、そしてGHCに挑戦する。その一連の日程すべてを指して、言ったわけで。とんでもねーハードル出してきたなと。でもそれをキッチリと越えたうえで、有コロを迎えたい」
――次期挑戦者として優勝は責務?
▼KENTA「そんなの当たり前。いちいち『優勝するのが目標です』とか言わない。でも、このリーグ戦が面白くなるかどうかは俺がカギだと思ってるし、それなりの戦いをするつもり」
――ヘビーの選手とこれだけ連戦でシングルをしていくことも過去なかったが、どう戦っていく?
▼KENTA「勝ちゃいいんでしょ、ってカンジ。難しいどうこうは今さらないよ。全敗しようが俺はGHCに挑戦するけど、観てる人も、そして俺自身もテンションを下げない方法は、勝ち続けること」
――杉浦との再戦や、健介との一騎打ちなどもあるが?
▼KENTA「そのひとつひとつについてコメントすることはないよ。さっきも言ったけど、一戦たりとも気を抜いた試合はできないから。11月27日が決まってる以上は。公式戦だけじゃなくて、今日だって、昨日だって、明日だって、一日一日、一戦一戦を大切に戦ってく」
――王者の潮崎は『決勝に上がって来い』と言っているが?
▼KENTA「いいよ、そういうのは。つまんない。コメントとして面白くない。お前(潮崎)が俺のこと心配してる余裕なんてねーだろって」
――ちなみに高山も『決勝に上がって来い』と言っていたが…?
▼KENTA「うるせーって(笑) 余計なお世話です…(笑)」
――とにかくあらゆるテンションを下げずにどう有コロに向かうか、ということ?
▼KENTA「そう。この日程に負けずに、観てる側と自分のテンションを下げないこと」
――無差別級のリーグ戦。『体の大きい小さいで評価される時代は終わった』と言っているが?
▼KENTA「10月10日の試合前に言った思いを、今度は本物にしていかないといけない。そのひとつの形がGHCヘビーのベルトだと思うし、それに向けては何一つヘタな試合はできない。すべてがつながってくると思うから」