――ﾘｰｸﾞ戦に向けて?
▼佐野｢無差別になって人数は去年より増えてるし､ｽｹｼﾞｭｰﾙ的にもﾊｰﾄﾞ｡でもそれはみんな一緒だから｡ﾊｰﾄﾞで厳しいものになると思うんで､相手どうこうより自分自身が敵｡いかに一番良い体調で試合をし続けられるか｣
――自身のﾌﾞﾛｯｸをみて?
▼佐野｢KENTA､杉浦､齋藤､ﾖﾈ､谷口､健介､ﾊﾞｲｿﾝ､ﾎﾞﾋﾞｰ……｡ｺﾞﾂｺﾞﾂした試合をする人間ばかりだね(苦笑) 潰し合いみたいな続くと思うし､だからこそ体調と気持ちが大事｡体調は一日一日違うものだし､だからこそちょっとでも良い方向に持っていきたいなら､一日一日が勝負｡特に11月は寒暖の差があって風邪もひきやすいからね(笑)｣
――決勝では誰と当たりたい?
▼佐野｢向こうにはGHCと三冠､2人のﾁｬﾝﾋﾟｵﾝがいる｡当人も上がらないといけないと思ってるだろうし､自分としても決勝で戦うならどっちかのﾁｬﾝﾋﾟｵﾝがいいね｣
――谷口にｼﾝｸﾞﾙで敗れるなど､突き上げも厳しいが?
▼佐野｢そういう突き上げが無いほうがおかしいわけで､自然なことだと思う｡それに別に一度負けたからって､そこで終わるわけじゃないし､また体調さえ気をつけていればﾁｬﾝｽをつかめる｡いつでも行ける立ち位置に自分を置いていればいいこと｡ﾉｱ的には､下からどんどん上がってくるのも良いことなんだろうけど､それを押さえ付けるのが役目だとも思ってるし｡押さえれば押さえるほど強くなるもんだしね｣
――ﾘｰｸﾞ戦を改めてどう戦っていく?
▼佐野｢先々のことを考えたら､無為に試合を長くするより､ﾜﾝﾁｬﾝｽをﾓﾉにする考え方もｱﾘ｡向こうも向こうで狙ってくるだろうけど｡KO? そうだね｡そういう戦いも普段以上に視野に入れて｡賢い戦い方もしたいよね｡色んな引き出しも開けていかないと､決勝までは行けないだろうし｡まだ開くかな､俺の引き出し(笑)｣