――リーグ戦に向けて?
▼潮崎｢初戦(vs三冠王者･秋山)が初戦なんで､しょっぱなからしっかり行きたいですね｡でも､秋山さんが三冠を獲ってきてくれたことで､こっちとしても(GHC)チャンピオンとしての責任感が強くなった状態でリーグ戦に臨めますね｣
――去年のリーグ戦は欠場中で不参加だったが?
▼潮崎｢出られなかった去年のリーグ戦で輝いたのは､優勝した高山さんであり､秋山さん､佐々木さんだった｡時代を築いてきた人たちが主役になっているのを見ていて､悔しかった｡自分自身のためにも､プロレス界のためにも､今年は自分らの年代でリーグ戦を輝かせたいですね｣
――今年は無差別級となるが?
▼潮崎｢ジュニアが出るって言っても､向こうのブロックにいるジュニア(KENTA)は次の挑戦者ですから｡同じブロックにも金丸さん､鼓太郎さんがいますけど､しっかりジュニアの動きにも対応できると思います｣
――あらゆる種類の試合が出てきそうだが?
▼潮崎｢やっぱりリーグ戦なんで､先を見据えて短期決戦で勝負に出てくる人もいると思う｡だからその状況､状況に合わせてチャンピオンとしての試合をやるつもり｣
――ノアとして各大会でこれだけシングルが組まれるリーグ戦は初だが?
▼潮崎｢そうですね｡だからこそ季節として定着させたほうが､レスラーとしても年間の目標を置きやすいとは思いますよ｣
――KENTAと杉浦の激闘が生まれたり､秋山が三冠を獲ったりとノアに良い流れが生まれつつあるが?
▼潮崎｢うん｡その流れが途絶えることなく､追い風が突風になるように｡その中心で俺が突風にしますよ｣
――良い流れを運んできたのが秋山､KENTA､杉浦と自身以外のレスラーという部分もあるが?
▼潮崎｢確かに危機感もありますよ｡でも逆にそれが凄く自分自身の活力になってる｣
――改めて王者としての参加となるが?
▼潮崎｢確かにプレッシャーもありますよ｡でも､チャンピオンとして優勝は義務｡そうせんといかんでしょうし､自分としても初めてのリーグ戦なんでね｣