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大会のみどころ

G1リーグ戦の全日程(8月1日~8月11日)の公式戦のみどころを解説

8・7仙台

Aブロック

棚橋弘至vs後藤洋央紀

オカダ・カズチカvs柴田勝頼

小島聡vsプリンス・デヴィット

真壁刀義vsランス・アーチャー

石井智宏vsデイビーボーイ・スミスJr.

Bブロック

永田裕志vs中邑真輔

天山広吉vs内藤哲也

高橋裕二郎vs鈴木みのる

矢野通vsカール・アンダーソン

飯伏幸太vsシェルトン・X・ベンジャミン

公式戦のみどころ

 折り返し地点の仙台大会。Aブロックでは棚橋vs後藤の内容保障済みの一戦が組まれた。今なお語り草となっている2007年11・11両国のIWGP戦。以来、両者は戦うたびに中身の濃い戦いを繰り広げてきた。後半戦に突入し、両者が熱戦とともに星を潰し合う。

 柴田が2004年以来9年ぶりの出場を決めたことで、刺激的なカードが続出する。中でも代表格がIWGP王者・オカダとの初対決だ。スタイル的に水と油ともいえ、どんな戦い模様になるかも未知数だ。
8・8横浜

Aブロック

真壁刀義vs小島聡

後藤洋央紀vsデイビーボーイ・スミスJr.

棚橋弘至vsランス・アーチャー

オカダ・カズチカvs石井智宏

柴田勝頼vsプリンス・デヴィット

Bブロック

鈴木みのるvsシェルトン・X・ベンジャミン

内藤哲也vs矢野通

天山広吉vs中邑真輔

永田裕志vsカール・アンダーソン

飯伏幸太vs高橋裕二郎

公式戦のみどころ

 Aブロックでは真壁vs小島のラリアッター対決が組まれた。IWGP王者・オカダが石井とのCHAOS対決に臨む。同タイプの真壁をIWGP戦で退けたばかりだが、普段対戦していない分、足をすくわれる危険性も十分ありえる。

 Bブロックでは鈴木が地元・横浜でベンジャミンとの鈴木軍対決に臨む。昨年はIWGP王者・棚橋、一昨年は後藤をそれぞれ撃破。ゲンのいい“G1横浜"で3年連続勝利を飾るか。

 V4を狙う天山は毎年G1で健在ぶりを見せつけている。中でも過去4度も同ブロックとなっている中邑戦で本領を発揮することが多い。昨年は白星をもぎ取っており、2年連続勝利を飾りたいところだ。
8・10両国

Aブロック

棚橋弘至vsオカダ・カズチカ

後藤洋央紀vs柴田勝頼

真壁刀義vs石井智宏

小島聡vsランス・アーチャー

デイビーボーイ・スミスJr.vsプリンス・デヴィット

Bブロック

内藤哲也vs中邑真輔

飯伏幸太vs鈴木みのる

矢野通vsシェルトン・X・ベンジャミン

天山広吉vs永田裕志

カール・アンダーソンvs高橋裕二郎

公式戦のみどころ

 両国2連戦は初日から豪華カードがズラリと並んだ。Aブロックでは棚橋vsオカダの黄金カードが実現する。これまで両者はIWGP王座をかけて4度対決し、2勝2敗のイーブン。今度は真夏の祭典で雌雄を決する。G1も終盤戦で、この一戦に敗れた方が優勝争いから後退する可能性も大だ。

 後藤vs柴田4度目の同級生対決がG1公式戦で組まれた。両者は5・3博多で初対決し、両者KOドロー。6・22大阪では柴田が勝利し、7・20秋田ではまたも両者KOに終わっている。未勝利の後藤は何としても雪辱を果たしたいところだ。

 Bブロックでは内藤vs中邑が組まれた。両者は中邑が初優勝を遂げた2011年の優勝戦で対決。昨年は同ブロックで内藤が雪辱を果たしている。3年連続で実現するG1での対決が両者の明暗を分ける。飯伏vs鈴木の外敵対決も注目される一戦。両者はこれが初遭遇だ。
8・11両国

Aブロック

棚橋弘至vs柴田勝頼

真壁刀義vsプリンス・デヴィット

後藤洋央紀vs石井智宏

小島聡vsオカダ・カズチカ

ランス・アーチャーvsデイビーボーイ・スミスJr.

Bブロック

天山広吉vs飯伏幸太

永田裕志vs高橋裕二郎

内藤哲也vsカール・アンダーソン

中邑真輔vsシェルトン・X・ベンジャミン

矢野通vs鈴木みのる

公式戦のみどころ

 公式戦最終日で優勝決定戦が行われる両国2日目。Aブロックでは棚橋vs柴田の同期対決が組まれた。両者は99年10月10日の同日デビュー。若手時代は前座戦線で出世争いを展開し、新三銃士時代にはU-30王座をかけて戦ったこともある。柴田がビッグマウスラウドに移籍後、2006年1・4ドームで再会対決が実現し、柴田が勝利。同年3・19両国大会で再戦が組まれたものの、BML側のボイコットにより消滅した。7年7ヶ月ぶりの一騎打ちが因縁の両国で実現する。

 アーチャーvsスミスのKES対決が実現する。アーチャーは3年連続3度目の出場で、スミスは初出場。奇しくも同じAブロックに入り、一騎打ちで雌雄を決することになった。屈指の大型対決がG1最終日を揺るがす。

 Bブロックではインターコンチネンタル王者・中邑が最終公式戦でベンジャミンと激突する。5・3博多でのIC王座戦では勝利しているものの、ベンジャミンの身体能力とレスリングテクニックに苦戦を強いられた。2年ぶりV2を狙う中邑だが、最後の最後で足を引っ張られかねない。

 初出場・飯伏の最後の相手は3度の優勝経験を誇る天山だ。最後の最後でベテランに挑むことになるが、これを制することができれば優勝うんぬんを抜きにしても飯伏にとって血肉となるのは間違いない。