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9/21【全日本】崖っぷち芦野が3戦目で初白星 石川を執念撃破

『2020 Champion Carnival』東京・後楽園ホール(2020年9月21日)
「2020 Champion Carnival」Bブロック公式戦 ○芦野祥太郎vs石川修司×

 芦野がチャンピオン・カーニバルBブロック公式戦で、石川を執念のアンクルロックで撃破。3戦目にしてチャンカー初勝利を上げ、絶望的な状況ながら、かろうじて優勝の可能性を残した。

 芦野は開幕からまさかの2連敗。崖っぷちで石川との3戦目に臨んだが、序盤からパワーと体格差で押し込まれて苦境が続く。中盤過ぎにはかんぬきスープレックス、エルボー乱打、ダイビングフットスタンプ…と畳み掛けられて窮地に陥った。

 芦野も投げ捨てジャーマンで石川を投げ飛ばしてアンクルロックで必死に絡みついたものの、石川は絞められた状態からジャーマンでぶっこ抜く離れ業。続けざまにファイヤーサンダーからのスプラッシュマウンテンで万事休す…かと思われた。

 だが、芦野はキックアウトと同時に左足に絡みつくと、再びアンクルロックへ。これしかないとばかりに絞めに絞め上げ、しばし耐えた石川もたまらずマットを叩いてギブアップを意思表示した。

 “巨人殺し"のセオリー通り、足元にこだわって執念で石川を撃破。3戦目にして“チャンカー初勝利"をつかんだ芦野は「石川修司に勝ちました。これで明確なメッセージになったと思うよ。俺の身長は174センチ。石川修司、何センチですか? 2メートルぐらいあるでしょ。2メートル10ぐらいあるぞ(※実際は195cm)、あれ。俺は小さい頃からプロレスラーになれるわけないって言われてきて。でもこうしてあんなでかいレスラーに勝ちました。大巨人にね。これは全日本プロレスほかの人間にも強烈なメッセージ送れたと思う。これは物凄くでかい1勝だ。全日本プロレスに参戦してる中で物凄い1勝」と会心の勝利を強調した。

 9・26小田原大会の「宮原健斗vs石川修司」が両者無得点決着とならなければブロック突破は消滅する。絶望的な状況ではあるが、芦野はチャンカーで確かな“収穫"を得た。

【芦野の話】「あぁ! 勝ったぁ! チャンピオン・カーニバル初勝利! 石川修司に勝ちました。これで明確なメッセージになったと思うよ。俺の身長は174センチ。石川修司、何センチですか? 2メートルぐらいあるでしょ。2メートル10ぐらいあるぞ、あれ。俺は小さい頃からプロレスラーになれるわけないって言われてきて。でもこうしてあんなでかいレスラーに勝ちました。大巨人にね。これは全日本プロレス他の人間にも強烈なメッセージ送れたと思う。今日のメイン次第ではもう敗退が決まるけど、これは物凄くでかい1勝だ。全日本プロレスに参戦してる中で物凄い1勝。そして言っとくぞ全日本プロレスファン。俺はな、客にな、媚売ることはしねぇんだよ。わかるか。全日本プロレスのレスラーどもは客に媚びてんだろコノヤロー。俺たちアンファンは違うぞ。俺たちは俺たちのやり方で客に媚びずにやっていくから。よくそのへん覚えとけコノヤロー。介入なしでも勝てるんだよ」

※石川はノーコメント

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