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11/3【DRAGONGATE】奥田がブレイブ戴冠でレスラー人生初ベルト 石田の再戦要求を条件付きで受諾

『THE GATE OF DESTINY 2020』エディオンアリーナ大阪(2020年11月3日)
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○奥田啓介vs石田凱士×

 奥田が石田に雪辱を遂げ、ブレイブゲート王座を奪取。デビュー11周年記念日にベルト初戴冠を果たし、石田のリマッチ要求も「第1試合」の条件付きで受けて立った。

 石田からR・E・Dに勧誘されていた奥田は黄色マスクに扮して敵軍に潜入。石田がその正体を明かすと予告していた10・7後楽園大会で覆面を脱ぐと同時にハイキックで石田に宣戦布告した。改めてDRAGONGATE世代と結束した奥田はブレイブゲート王座挑戦を要求。とんだ赤っ恥をかかされた石田も受けて立ち、6・21TVマッチ以来の再戦を迎えた。

 開始早々張り手を打ち合う激しい打撃戦で幕開け。串刺しハイキックでねじ伏せた石田が蹴りまくり、奥田の右足を鉄柱に引っかけてイスで殴りつける暴挙に出た。奥田もサッカーボールキック合戦で意地の張り合いに持ち込んだが、石田が連打で返り討ちにした。

 負けじと奥田はランニングローキックで蹴り飛ばし、コーナーにへたり込ませてのエルボー連打と踏みつけ攻撃で反撃。串刺し低空ドロップキック、フロントハイキック連打で攻め立てたが、延髄斬りは石田がキャッチしてアンクルホールドで捕獲。奥田が耐えてもイス攻撃でダメージを与えた。

 奥田もバックドロップで反撃し、石田がジャーマンで応戦してもハイキックをさく裂。ランニングローキックで蹴りまくり、消灯の構えに入ったものの、石田が決めさせない。カウンターのインローキックで動きを止められた奥田はアンクルホールドに捕まってピンチを迎えた。

 意地で耐えた奥田はジャーマン、顔面蹴りの猛攻で追い込まれたものの、石田がタイガースープレックスの構えに入った瞬間、バックを取り返し、スリーパーで捕獲。そのまま胴締めスリーパーに移行して絞め続け、レフェリーストップ勝ちを決めた。

 奥田が5ヵ月前の借りを返し、ブレイブゲート王座を奪取。しかもこの日はデビュー11周年記念日で、レスラー人生初のベルト戴冠を自らの節目で成し遂げた。盟友・Ben-Kに祝福された奥田は喜びを爆発。誇らしげにベルトを掲げた。

 収まらないのは石田。「俺はこの試合、タップしてないぞ。お前らも見てたやろ? レフェリー中川お前じゃ。お前が勝手に止めたんじゃ」と主張し、「レフェリー代えてもう一回俺とやれ」とリマッチを要求した。すると奥田も「お前が納得いかんのやったらな、もう一回リマッチ受けたってもええぞ」と返答。「お前、マリアに『第1試合でお前は十分』って言ったよな。その言葉、お前にそっくりそのまま返したるわ。第1試合やったらリマッチ受けたるわ」と条件付きで受けて立った。

【試合後の奥田、石田】
▼奥田「やっと、11年かかりましたけど、シングルのベルト獲ることができました。石田、もう俺も怒りの頂点はMAX超えてたし、いくらでもやってやるよ」

※石田がやってきて

▼石田「オイ、奥田コラ!」

▼奥田「何やコラ?」

▼石田「俺はこの試合、タップしてないぞ。お前らも見てたやろ? レフェリー中川お前じゃ。お前が勝手に止めたんじゃ。レフェリー代えてもう一回俺とやれ」

▼奥田「お前よ、あのままやったら無様に失神しとったぞコラ。中川レフェリーに感謝しろ。お前が納得いかんのやったらな、もう一回リマッチ受けたってもええぞ。でもよ、ひとつ条件がある」

▼石田「何や?」

▼奥田「お前、マリアに『第1試合でお前は十分』って言ったよな。その言葉、お前にそっくりそのまま返したるわ。第1試合やったらリマッチ受けたるわ」

▼石田「やったろうやんか。第1試合でも、ダークマッチでもお前とやってやる。覚えとけよ」

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