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3/24【CyberFight】6・6さいたまSAでDDTvsノア対抗戦 1年9ヵ月ぶり新世代エース対決へ竹下「この試合をメインに」、清宮「大会の主役に」

 6・6さいたまスーパーアリーナ大会『CyberFight Festival 2021』の第1弾カード発表会見が24日、東京・渋谷のAbemaTowersで行われ、「竹下幸之介&上野勇希vs清宮海斗&稲村愛輝」、「飯野雄貴&中村圭吾&小嶋斗偉vs宮脇純太&岡田欣也&矢野安崇」のDDTvsノア対抗戦2試合が決まった。1年9ヵ月ぶりに竹下と清宮の新世代エース対決が実現することになり、竹下が「このタッグマッチがさいたまスーパーアリーナのメインイベントにくればいい」と希望すれば、清宮も「今回の対決は通過点。俺たち世代の新しい景色をこの試合でまずはぶつけて、この大会の主役に」と宣言。ともにKO-D無差別、GHCヘビー両タイトルマッチが行われる同大会での主役獲りを見据えた。

 『CyberFight Festival 2021』はCyberFightに属するDDT、ノア、ガンバレ☆プロレス、東京女子プロレスが一堂に会するビッグマッチ。この日、第1弾カードが発表となり、DDTvsノア対抗戦2試合が決まった。

 中でも注目は25歳・竹下と24歳・清宮の新世代エース対決だ。両者は竹下が第72代KO-D無差別級王者、清宮が第32代GHCヘビー級王者だった2019年8月26日、TAKAYAMANIA後楽園大会における「清宮&原田大輔&宮脇vs竹下&上野&渡瀬瑞樹」(原田が上野に勝利)以来、1年9ヵ月ぶりの対戦となる。

 当然、両者は互いに意識。竹下は「前、6人タッグで当たった時はお互い自己紹介程度しか触り合ってないと思うんで、次はガッチリ当たれることを楽しみにしています」と清宮との戦いを堪能する構え。一方で「強さの部分というところではDDTよりもノアの方が上。そういうふうに思われがちなんじゃないですかね。でも舐めんなよって」と対抗意識むき出しで、「当日この試合を見てもらったら、どっちの方が強いのか、それは見てもらった人がハッキリわかるような試合を見せたい」と言い切り、「清宮選手もいつも何かと僕と比べられてめんどくさいと思うんで、この試合でハッキリさせましょう」と投げかけた。

 対する清宮は1年9ヵ月前に竹下と初対決した際、「凄くハートが熱い選手」と感じたという。KO-D、GHC両タイトルマッチが行われる今大会で組まれた新世代対抗戦を「通過点」と位置づけ、「新鮮さと未来の景色を感じています。俺たち世代の新しい景色をこの試合でまずはぶつけて、この大会の主役に」と注目も話題も独占する構え。期待される竹下とのネクストについては「そのあと自分たちが自分たちの会社でお互いの居場所を完成させた時にこの通過点を線につなげたい」と互いにトップの座を確立させてから実現させる意向を示しつつ、「この対抗戦は勝負にしっかりこだわって、ノアファンのためにも勝ちます」と誓った。

 竹下は当日の試合順について言及。「GHCとKO-Dどっちがメインイベント…実際はダブルメインイベントっていうことになるのかもしれないけど、どっちが一番最後の試合になるんだっていうのは両方のファンの思いもあるし難しいこと」と考えている。そこで「僕はこのタッグマッチがさいたまスーパーアリーナのメインイベントにくればいいんじゃないかな。そんなふうに思ってます」と提案した。そこには清宮と同じく、この新世代対決が主役であるべきとの自負が見え隠れする。

 「なかなかピリピリする対抗戦というのはここ近年プロレス界になかったと思う」と竹下が話したように、1年9ヵ月ぶりに実現する新世代エース対決は新鮮かつ刺激的。そこで二人は2大タイトルマッチを凌駕するインパクトを残し、未来へ向けた光を放つ。

☆6/6(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ『CyberFight Festival 2021』12:00開場、14:00開始

▼オープニングマッチ DDTvsNOAH対抗戦
矢野安崇
岡田欣也
宮脇純太
vs
小嶋斗偉
中村圭吾
飯野雄貴

▼DDTvsNOAH対抗戦
稲村愛輝
清宮海斗
vs
上野勇希
竹下幸之介


【会見の模様】
▼矢野「全力で頑張ります!」

▼岡田「プロレスリング・ノア岡田欣也です。DDTファンの人をノアファンにするような熱い戦いをして、そして勝って第1試合から盛り上げます。よろしくお願いします」

▼宮脇「プロレスリング・ノアの宮脇純太です。DDTさんの道場での練習は凄いとは思いますが、プロレスリング・ノアの道場での練習は質、量ともに一番だと思います。この3人の実力をノアファンはもちろん、DDTファン、そして世界中に発信していきたいと思います。応援よろしくお願いします」

▼小嶋「DDTプロレスリングの小島斗偉です。僕はさいたまスーパーアリーナに出れて満足せず、飯野さんでも中村さんでもなく、僕が勝ちにいきます。よろしくお願いします」

▼中村「DDTプロレス中村圭吾です。さいたまスーパーアリーナ、オープニングマッチ、ノアとの対抗戦とても楽しみにしております。僕は体がちっちゃいですが、さいたまスーパーアリーナのでかい会場で大きく中村圭吾という名前を残せるように、オープニングマッチから頑張っていきます! よろしくお願いします!」

▼飯野「DDTプロレスの飯野雄貴です。まず第1試合で組んでいただいてありがとうございます。そしてノアとの対抗戦なので、まずはノアをぶっ潰して、DDTが勝ってノアにDDTを見せられればなと思います。こんな体細いんで、僕が一番暴れて勝ちたいと思います。よろしくお願いします」


【会見の模様】
▼稲村「プロレスリング・ノア稲村愛輝です。このCyberFight Festivalで、この試合が意味のある試合になるよう、そして自分たちの強さを示せるよう、正々堂々と竹下選手、上野選手と戦いたいと思います。よろしくお願いします」

▼清宮「プロレスリング・ノアの清宮海斗です。さいたまスーパーアリーナ、この対戦に新鮮さと未来の景色を感じています。竹下選手、上野選手の現在の居場所っていうのが僕の中ではハッキリとはしない部分があって、それは僕たちも同じことだと思ってます。これをきっかけに、このあとの対抗戦や交流戦をファンの方は期待するかもしれませんが、僕は今回の対決は通過点であると思ってます。俺たち世代の新しい景色をこの試合でまずはぶつけて、この大会の主役になって、そのあと自分たちが自分たちの会社でお互いの居場所を完成させた時にこの通過点を線につなげたいと思います。自分個人の話で言うと、先日の福岡の試合で武藤選手に完敗して、これからイチから這い上がろうと日々描いてるので、この対抗戦は勝負にしっかりこだわって、ノアファンのためにも勝ちます」

▼上野「DDTプロレスの上野です。この対抗戦でいろいろなものが比べられると思います。僕はDDTで楽しいプロレス、プロレスは楽しいっていうことを伝える、自分が一番に楽しんでプロレスをする、それを感じるってことを信条にやってます。でもこのDDT楽しさというのは誤解されたりとか、舐められてしまったりとか、そういうことは起こりうる。DDTって楽しいプロレスだけでしょ。たくさんの人に言われます。でも僕は楽しいと強さは両立すると思ってます。この対抗戦でそれを、僕たちは強くて楽しんでるんだぞっていうところを証明するように、この対抗戦、舐められないように勝ちにこだわっていきたいと思います」

▼竹下「DDTプロレス竹下です。これはDDTvsノア交流戦ではなく対抗戦なんで。正直なところプロレスの戦いという部分、強さの部分というところではDDTよりもノアの方が上。そういうふうに思われがちなんじゃないですかね。でも舐めんなよって。まぁ当日この試合を見てもらったら、どっちの方が強いのか、それは見てもらった人がハッキリわかるような試合を見せたいと思いますので。清宮選手もいつも何かと僕と比べられてめんどくさいと思うんで、この試合でハッキリさせましょう。よろしくお願いします」

――それぞれ相手の印象は?

▼稲村「自分にない強さを持ってるお二人だと思いますし、僕と清宮さんのチームとは違う強さを持ってる二人だと思います。だから自分にとっては全力でぶつかるしかない相手だなというのは感じております」

▼清宮「竹下選手は以前、対戦したこともあるので、その時に凄くハートが熱い選手だなっていう印象がありますね。上野選手は空中の技を使って戦う選手だなとイメージしてます」

▼上野「一度、僕も清宮さんと試合させていただいていて、稲村選手とは当たったこともないんですけど、映像だったりとかでチェックさせていただいていて、二人とも自分の純粋な強さとか、自分をぶつけてプロレスをされてる方だと思うので、僕らもその強さの部分で負けられない相手だと思ってます」

▼竹下「稲村選手のパワー、体格を見たらわかる通りパワー凄いなと思いますけど、僕もシュッとみられがちですけどパワーは負けないと思うんで、そのへんもしっかり張り合っていきたいと思いますし。清宮選手は前、6人タッグで当たった時はお互い自己紹介程度しか触り合ってないと思うんで、次はガッチリ当たれることを楽しみにしています」

――当日はGHC、KO-Dのタイトルマッチがあり、両王座への挑戦はなくなったが?

▼竹下「確かにさいたまスーパーアリーナという大きい舞台でタイトルマッチ挑戦というのも一つ夢がありますけど、それ以上にこのマッチアップというのは、なかなかピリピリする対抗戦というのはここ近年プロレス界になかったと思うんで。GHCとKO-Dどっちがメインイベント…実際はダブルメインイベントっていうことになるのかもしれないけど、どっちが一番最後の試合になるんだっていうのは難しい。両方のファンの思いもあるし難しいことだと思うんで、僕はこのタッグマッチがさいたまスーパーアリーナのメインイベントにくればいいんじゃないかな。そんなふうに思ってます」

▼上野「僕はその二つのタイトルマッチに参加できないというよりは、今UNIVERSALチャンピオンとして、僕もチャンピオンの一人。その時までベルトを持ててるか、防衛できてるかわからないんですけど、そのタイトルマッチをしたいなという思いもありました。でもこのカードが組まれて、このカードに全力でぶつかりたい、そう思えるような対抗戦を組んでもらったので、僕も竹ちゃんが言う通り、メインイベントでやれるぐらい自信をもってこの試合に臨めるかと思ってます」

▼稲村「自分はただ目の前の敵を倒すことしか考えてないので、この試合に全力で、全身でぶつかる。そういう決意ですね。それだけです」

▼清宮「先ほども言ったように、このカードが主役になる。それができれば意味があるんじゃないかなと思います」

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