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10/12【DDT】日大相撲部出身・石田が聖地でデビュー 樋口に玉砕も奮闘

『Get Alive 2021』東京・後楽園ホール(2021年10月12日)
石田有輝デビュー戦 ○樋口和貞vs石田有輝×

 日大相撲部出身の石田有輝(いしだ・ゆうき)が聖地・後楽園ホールでデビュー。同じく相撲出身の樋口に玉砕したが、突っ張りなどを披露して奮闘した。

 石田は1999年1月21日生まれ、熊本県出身の22歳。身長168cm、体重86kg。学生時代は相撲をしており、高校で軽量級世界2位となって、大学では日本大学相撲部に所属していた。9・26後楽園大会ではエキシビションマッチに出場したが、今大会で満を持して正式デビュー。対戦相手は同じく相撲出身の樋口が務めた。

 石田は白いハーフタイツで、相撲を意識したマゲに近い髪型で登場。のっけからショルダータックルやエルボーなどで果敢に肉弾戦を仕掛けていく。ドッシリと構えた樋口に吹き飛ばされ、ボディスラムなどで返り討ちにされたものの、立ち合いの要領で突っ込み、ボディスラムでお返し。怒とうの突っ張り連打でコーナーまで押し込むと、串刺しボディアタックを連続して浴びせた。

 攻め疲れが見えてくると、樋口の反撃を許すが、フライングショルダー、スパインボムとたたみかけ、再び立ち合いの構えから突進する。しかし、樋口がショルダータックルで逆に吹き飛ばすと、オクラホマスタンピートで追い討ち。最後はチョークスラムで3カウントをもぎ取った。

 石田がデビュー戦で樋口に玉砕。樋口が握手で健闘を称えると、石田は深々と客席に頭を下げた。樋口との戦いでは完敗だったが、相撲殺法を中心にデビュー戦とは思えぬ動きを披露。イキのいい選手がひしめくDDTの若手戦線でもこれから活躍を見せてくれそうだ。

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