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7/4【新日本】モクスリー戦熱望のデスペにコナーズが対戦要求 「俺が相手になってやる」

『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール(2022年7月4日)
○タイチ&エル・デスペラード&金丸義信vs永田裕志&クラーク・コナーズ&ザ・DKC×

 コナーズが「俺が相手になってやる」とアメリカでの対戦を要求し、デスペラードも受諾した。

 前夜の後楽園大会でデスペラードが「お前が『いいよ』って言ってくれるんだったら、殴りに行くからよ」とモクスリーとの対戦をアピール。これに反発したのがコナーズだった。

 この日、デスペラードがタイチ&金丸、コナーズが永田&DKCとそれぞれ組んで激突。コナーズが逆水平やボディブローで先制すれば、デスペラードは逆水平合戦に持ち込み、何度も乾いた音を響かせた。

 さらにデスペラードが場外ボディスラムを敢行し、タイチ&金丸とともに代わる代わる集中砲火。コナーズが抵抗してもデスペラードは強烈なエルボー一発で腰砕けにした。引かないコナーズもショルダータックルをぶちかまして一矢報いたが、最後はDKCがタイチのバックドロップに沈んだ。

 デスペラードとコナーズは試合後も場外で乱闘。殴り倒したデスペラードが口をふさいでコナーズを苦もんさせた。バックステージでコナーズは「俺が怒ってるのは昨日のエル・デスペラードのコメントに対してだ!」とアメリカに乗り込んでのモクスリー戦実現を見据えるデスペラードへの怒りを爆発。そこへデスペラードがやってくると、「望みはジョン・モクスリーか? このヤロー! アメリカまで行って闘いたいのなら俺の相手になれよ! 『STRONG』に来い!」と迫った。

 「おめぇの今日の感情は凄え感じたよ」というデスペラードは「いいよ、あいつが来いつってんなら、俺とやりてえって言うなら、やったろうじゃねえか」と受諾。「全部お前が用意しろ! そこに俺が乗ってやるんだ」との条件を付けたうえで、「俺とやりてえっていうことがどういうことか、しっかり試合で思い知らせてやるよ!」と対戦の時を見据えて宣言していた。

【タイチの話】「すこぶる体調が悪いな。チクショー! 昨日、コラ! てめぇ、コラ! 『新日ちゃんぴおん。』! 『新日ちゃんぴおん。』のためにバラバラ大選挙、最後のお願いをYouTubeでやってよ。スタッフめ、飲ませやがって。朝まで飲ませやがって、すこぶる調子悪いぞ、チクショー! それがプロレスだってんだろ? 二日酔いだろうが何だろうが、きっちり最後までやるのがプロレスなんだろ? クソーッ! これでお前ら、1位獲れなかったらマジでお前ら片っ端から坊主にしてやる。わかったか?」

※金丸はノーコメント


【試合後のデスペラード、コナーズ】
▼コナーズ「(興奮した状態で現われて)バカ! STUPID MOTHER FxxKER! エル・デスペラード、俺が今こんなにも怒ってるのは脳震とうを起こしたわけでも首を絞められたわけでもない。俺が怒ってるのは昨日のエル・デスペラードのコメントに対してだ! あの野郎! あいつ『アメリカには行きたくない。アメリカって国も飛行機も嫌い』なんて言いやがった!」

※そこへデスペラードがやってきて

▼デスペラード「Shut the fxxk up!(とノドを掴み合ったり、額を突きつけ合いながら日本語で)てめぇが来いよ!」

▼コナーズ「お前が黙れよ! アメリカが嫌いなんだろ!? 望みはジョン・モクスリーか? この野郎! アメリカまで行って闘いたいのなら俺の相手になれよ! 『STRONG』に来い! 俺のショーだ! ここ日本では俺は主役ではない。だから爪痕を残すために必死でやってるんだ! お前も(アメリカで)同じくらいやってみろよ! アメリカのファンはお前の名前なんて知らないぞ! 爪あとを残したいのなら、クラーク・コナーズが相手になってやる!」

▼デスペラード「俺にとっちゃ関係ねえんだよ! アメリカの人間が俺のことを知らなくったってな、俺がアメリカに行くつったら行くんだよ! わかってんのか? てめぇはよ。お前の言ってることぐらいは理解できんだよ。だが、こっちから発信はできねえの。ごめんな! 英語出来なくてよ。だけどよ、おめぇの今日の感情は凄え感じたよ」

▼コナーズ「(怒りの表情でデスペラードに掴みかかりながら)アメリカに来い! そして俺が言ってる意味をしっかりわからせてやるよ! オーケー?」

▼デスペラード「はい? 何言ってんだよ? MOTHER FxxKERぐらいは分かんだよ、この野郎!」

▼コナーズ「じゃ、日本のファンに向けて話すがいい。アメリカで待ってるからな、MOTHER FxxKER!(と吐き捨てて先に立ち去る)」

▼デスペラード「(コナーズが去ったのを見届けると)口が悪いんだよ、こいつはよ。俺たちが散々っぱら言うなって言われて、気をつけて喋っているワードを自由に喋ってんじゃねえか! なんだ、バカらしい! いいよ、あいつが来いつってんなら、俺とやりてえって言うならやったろうじゃねえか。それでアメリカでやる? 俺を何回飛行機に乗せる気だ? お前がこっちでやれよ。それとも向こうでビッグショーでも用意してくれんのか? お前が。お前がそんなの用意出来んのか!? わかってんのか? テメェ、この野郎! 俺を呼ぶってことが、俺とやりてえっていうことがどういうことか、しっかり試合で思い知らせてやるよ! やってやるよ! どこだよ? おめぇから条件言ってもらおうじゃねえか。俺が用意するのはお門違いだぞ? お前が用意しろ! 全部お前が用意しろ! そこに俺が乗ってやるんだ。俺に手間をかけさせんなよ!」


【試合後の永田&DKC】
▼永田「サンキュー!」

▼DKC「もっと強くなりたい。俺はニュージャパンを俺のホームにして、ファンのために闘いたい! もっと頑張る!」

▼永田「(DKCを先に帰らせると)まあ、今は目先の結果なんかどうでもいいから、昨日みたいに、今日みたいに当たっていけば必ず得るものがあるから、彼らには。そういう俺は今日は何もやることがなかった。ちょっとした準備運動だ。どうせホームに帰ってきて闘うなら、思いっきりぶつかり合った試合がしたい。今日のあいつにはそれは不可能だったね。以上。(後からやって来たコナーズを指して)クラークがなんか腹の中に溜まったもんがいっぱいあるようだから(と立ち去る)」

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