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1/8【NOAH】中嶋が吉岡と混成タッグトーナメント制覇 鷹木戦へ「何度やっても勝つのは俺」

『REBOOT 2023』後楽園ホール(2022年1月8日)
スクランブルシャッフルタッグトーナメントNOAH&金剛 FINAL ROUND ○中嶋勝彦&吉岡世起vs近藤修司&小島聡×

 NOAH勢と金剛勢の混成タッグによるワンデートーナメントが8日の後楽園大会で行われ、決勝で小島&近藤組を破った中嶋&吉岡組が優勝。中嶋は新日本1・21横浜アリーナ大会での鷹木信悟戦に向けて「何度やっても勝つのは俺だ」と通告して大会を締めくくった。

 昼夜開催となったこの日の後楽園大会で行われた混成タッグトーナメント。思わぬ形で実現した中嶋&吉岡の蹴撃タッグは、強烈な蹴りと俊敏なキレがマッチし、1回戦で丸藤正道&Hi69組、2回戦で征矢学&小峠篤司組をそれぞれ破って決勝に進出した。

 相手は小島&近藤組。ギクシャクしながらも不思議と機能する“元全日本ブードゥ・マーダーズ"コンビと気づけば熱闘を繰り広げたものの、終盤に放たれた小島&近藤のサンドイッチラリアットは痛恨の誤爆に…。すかさず中嶋と吉岡は同時にサッカーボールキックを小島&近藤に乱射して勢いに乗った。

 粘る小島は中嶋のミドルキックに対してエルボーを返し、激しい打撃戦に突入。中嶋のトラースキック3連発にも倒れず、ハイキックにラリアットを合わせて正面衝突するが、直後に小島は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺した。チャンスをこじ開けた小島はウエスタンラリアットで突っ込んだものの、逆に中嶋はハイキックを腕に放って迎撃。立て続けに強烈な右ハイキックを側頭部にめり込ませるや、一気にヴァーティカルスパイクを決めて3カウントを奪った。

 NOAH&金剛混成タッグトーナメントは中嶋&吉岡組が一日3試合を勝ち抜いて優勝。息の合ったところをみせたものの、敵対ユニットだけに喜びを分かち合うことはなく、吉岡が単身花道を下がった。

 残った中嶋は「ワケの分からない今日のトーナメント…」とマイクで切り出して場内の笑いを誘ったものの、「優勝は優勝だ。楽しんでくれたか? 今年はもっと楽しい年になるぞ」と予告した。

 さらには「そして、1・21横浜アリーナ、ロス・インゴベルナブ…わからないけどよ、対抗戦だ」と決まったばかりの新日本“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン"との対抗戦に言及し、「相手は鷹木信悟。何度やっても勝つのはこの俺だ」と断言。鷹木戦過去シングル2戦2勝の中嶋は、公然と“3連勝"宣言を放ってノア昼夜後楽園大会を締めくくってみせた。

【中嶋の話】「なんか訳の分からないトーナメントだったけど、ファンのみんなには楽しんでもらえたようで。まあ見ての通り優勝したこの俺は調子がいい。もちろん1・21も調子がいい。鷹木信悟よ、もう一回言う。何度やっても俺の勝ちだ。勝ったらその先には何が見えるかな。楽しみに…してるよ」

【吉岡の話】「新年明けて一発目。日本武道館では負けたけど、今日、シャッフルタッグトーナメント優勝したんで。中嶋勝彦のおかげかもしんないけど、優勝したことには変わりないんで、ここからどんどん盛り上げて、上のステージへ上げていきますよ」

【小島の話】「一日に3試合。昼と夜合わせて3試合した。それを今、俺がこのプロレスリング・ノアで生きている証拠だよ。今こうやって立ってコメントしている。決勝でやられてしまったけど、俺は今こうやって生きてるから。こんな強い敵ばっかりと対戦して、楽しくてうれしくてしょうがねえ。何回でも立ち上がるよ。俺はずっとそうやって31年間生きてきたんだ。どんなに強い相手がいたって、どんなに厳しい戦いがあったって、31年間経って、こうやって生きてるよ。ここのリングに来て9ヵ月が経って、俺は何も失速してないから。ずーっと全速力で走ってきてるよ。今でもずーっとダッシュで思い切り全速力で走ってる。これからもそうやって走っていくよ。誰が敵で誰が味方か、そんなのよくわからないけど、ただ小島聡がこのプロレスリング・ノアのリングにいる。その事実をいろんな人に見てもらう。それだけだ」

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