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1/22【新日本】清宮とのシングル決定もオカダ「やりません」

『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ/名古屋市)(2023年1月22日)

 ノア・清宮海斗の一騎打ち決定を受けてオカダが「やりません」と拒否を意思表示した。

 前夜の横浜アリーナ大会で実現した新日本vsノア対抗戦でオカダは清宮と1年ぶりにタッグ対決。清宮の顔面蹴りに端を発して喧嘩ファイトに終始し、ノーコンテスト裁定に終わった。試合後、清宮がシングル決着戦を要求。この日、ノア2・21東京ドーム大会での一騎打ちが正式決定した。

 IWGP世界ヘビー級王者とGHCヘビー級王者のシングル対決は注目度の高い一戦となるが、オカダは決定の報を受けて開口一番「やりません」と拒否を意思表示した。「勝手に会社がカードを発表しただけであって、別に新日本プロレスの大会でもないですし、僕がそこで闘う必要ってのはないと思う」というのが理由で、「ちょっと僕の顔面をバーンと蹴ったから試合ができるっていうほど安くないし、オカダ・カズチカをナメないでもらいたい」と新日本のトップとしての誇りをむき出しに不満を口にした。

 前夜の対抗戦で遺恨を深め、王者対決の機運が高まったものの、オカダは気乗り薄。この日全試合が出そろい、あとは当日を迎えるのみとなったはずの2・21東京ドーム大会はレインメーカーが痛烈な波紋を投げかけたことで波乱含みとなった。


【オカダの話(全試合終了後)】
▼オカダ「まあ大阪の相手もしっかり決まりましたし、本当にやっぱりこの IWGP のベルトっていうのは新日本最高峰のベルト。特殊なルールはいらないし、特殊なルールでやるためにKOPWっていうのを僕は提唱しましたんで、このベルトはしっかり男と男の1対1の闘いをしていきたいなと思います。まあその後にKOPWの鷹木さんには、しっかりとKOPW戦線で闘っていただきたいなと思います。何か、大丈夫ですか?」

──先程、ノアの横浜大会で来月のドームで清宮選手とのシングルが発表されたが?

▼オカダ「まあそうっすね、やりません。はい。会社から何も言われてないですし、会社の上の人間が勝手に決めただけでしょうけど、なんかそんなトントン拍子で行っても面白くないですし、本当にやりません。勝手に会社がカードを発表しただけであって、別に新日本プロレスの大会でもないですし、僕がそこで闘う必要ってのはないと思うんで、僕はやらないです」

──東京ドームに行かないと?

▼オカダ「行く必要があります?」

──まあ試合が決まったので…。

▼オカダ「まあそれは会社が勝手に決めただけであって、僕に何も聞かれてないですから。聞かれてから『どうしますか?』っていうのがあれば、まだ考えたりもしたかもしれないですけど、今回は勝手に上の人間が決めたことなんで、そんな簡単に。何かみんな俺のことを安く見てる。そんな安い男じゃないですから。ちょっと僕の顔面をバーンと蹴ったから試合ができるっていうほど安くないし、オカダ・カズチカをナメないでもらいたいと思います」

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