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3/21【DDT】遠藤が土井熱戦を熱戦撃破でUNIVERSAL初戴冠、MAOとのV1戦が決定

 『Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜』が21日、東京・後楽園ホールで行われ、遠藤哲哉が土井成樹を熱戦の末に破り、DDT UNIVERSAL王座を初戴冠。5・3横浜武道館大会でMAOのチャレンジを受ける初防衛戦が決まった。

 元KO-D無差別級王者の遠藤がこの日、UNIVERSAL王座に初挑戦した。土井との実力者対決は白熱。土井が遠藤の機動力を削ぐべくデスロック、足4の字固めなどの足攻めに出れば、しのいだ遠藤はサスケスペシャル、スワンダイブ式エルボーを叩き込む。その場飛びムーンサルトは土井が両ヒザで迎撃。再び足4の字固めで絞め上げた。

 逃れた遠藤は秋山準ばりのエクスプロイダーを連発して流れを引き寄せた。スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュが自爆に終わり、土井のバカタレ・スライディングキックを食らったものの、テツヤ・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ、旋回式ト―チャーラックボムの猛攻で応戦。最後はバーニングスター・プレスを決めて3カウントを奪った。

 遠藤がUNIVERSAL王座を初戴冠。試合後、「土井さん! 会見のとき、外敵と言ってすいませんでした」と謝罪したうえで、「あなたがDDTを背負ってると言った言葉、うれしかったです。もうあなたは外敵じゃない。DDTの仲間です。またこのリングやりましょう」とエールを送った。

 さっそく初防衛戦が5・3横浜武道館大会で行われることが告知された。遠藤が「世界中の知らないスターたちとどんどん防衛戦やっていきたい」と熱望すると、MAOが現れて挑戦を表明。遠藤は「世界中のレスラーと戦いと言ってるんだよ。なんで宮城と宮城で…」と難色を示したが、MAOは「世界を相手にする前に、世界のMAOを相手にしないといけないんじゃないのか! 俺がKO-Dタッグチャンピオン、そしてUNIVERSALの前前前前王者だ。挑戦する資格あるよな」と主張。最終的に遠藤は「自称世界のMAOを倒して、白石の遠藤から世界の遠藤に羽ばたいてやるよ」と受諾した。

 今年1月の戴冠から2ヵ月で陥落となった土井は「DDT撤退と言いたいところやけど、負けたまま終わるわけにはいかんな」と継続参戦を宣言。「次はなんかのタイミング見て勝ち逃げしたる。もう1回実績つくって上にのし上がっていく。UNIVERSALでも、トーナメント(KING OF DDT)とかもあんのやろ。そういうのも根こそぎ出たろやんか」とさらなる勲章獲りを見据えていた。


☆5/3(水・祝)神奈川・横浜武道館『MEGA MAX BUMP 2023 in YOKOHAMA』12:30開場、14:00開始

▼DDT UNIVERSAL選手権試合
[挑戦者]
MAO
vs
遠藤哲哉
[第10代王者]
※遠藤初防衛戦


【遠藤の話】「俺はもう土井さんは仲間だと思ってるので、またDDTのリングで試合することはあると思います。そのときももちらん俺が勝ちます。MAO? 確かにあいつの言うことは一理ある。俺より世界に名前が売れてるのはあいつなんで。今回だけはお前の挑戦を受けてやる」

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