【新日本】DDT・MAOが意味深予告 「また戻ってきます…5月くらいかな」 2025/4/4

『Road to SAKURA GENESIS 2025』東京・後楽園ホール(2025年4月4日)
○MAO&高鹿佑也vsニンジャ・マック&村島克哉×

 DDTのMAOが村島に快勝。「また戻ってきます…5月くらいかな」と意味深に予告し、スーパージュニアでの再登場を示唆した。

 DDTのMAO&高鹿が新日本に参戦。第0試合でニンジャ&村島と対戦した。MAOは2023年3月の『ALL STAR Jr FESTIVAL 2023』や同年8月の『All Star Jr. Festival U.S.A.』などに出場経験はあるが、新日本本戦への参戦は初めて。高鹿も2日後のDDT後楽園大会でKO-D無差別級王者クリス・ブルックスへの挑戦を控えての新日本初参戦となった。

 ゴング前から村島と高鹿が互いを強く意識。先発すると、グラウンドで激しい先制争いを繰り広げた。続いてアクロバティックな動きを得意とするMAOとニンジャが対峙。MAOはコルバタを狙われても華麗に不時着する。互いの旋風脚は空を切ると、MAOは握手を求めた上で中指を立てた。場外に追いやると、トペを狙うが、入れ代わるようにしてリングに舞い戻ったニンジャがニンジャスペシャルを敢行する。

 MAOはレフェリーを上手く盾にしての飛びつきダイヤモンドカッターで反撃。風車式バックブリーカーから固めると、すかさず高鹿がダイビングニードロップを投下する。MAOもアラビアンプレスで続いた。さらに、DDTコンビは連続串刺し攻撃を狙うも、ニンジャが躍動。バク転の連発からエルボーやジャンピングハイキックを叩き込んで返り討ちにした。

 好機に飛び込んだ村島は強烈なショルダータックルで高鹿を吹き飛ばすと、エルボー合戦で真っ向から火花。しかし、高鹿がランニングエルボーで振り払うと、代わったMAOはドロップキックを見舞う。トリッキーな動きで背後に回り込み、ジャーマンで投げ捨てた。高鹿はニンジャを水車落としで分断。村島はフロントハイキックに連続被弾しながらも食らいつき、ジャンピングエルボーをぶち込んだものの、MAOは注意を逸らしてからナックルパンチをズバリ。旋風脚から居合いキックを叩き込んで3カウントを奪った。

 MAOが村島に快勝。マイクを持ったMAOは「DDTから来ました、MAO&ユーヤ・コウロク。また戻ってくるぜ。5月くらいかな」と意味深に予告した。5月と言えば5・10千葉大会から『BEST OF THE SUPER Jr.32』が開幕するが、それを意識した形。バックステージでも「来ちゃったね」とつぶやいたMAOは、「またお会いしましょう。……5月頃にお会いしましょう」と強調していた。