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　AEWコリジョンが現地時間18日、マサチューセッツ州スプリングフィールドで行われ、新日本『BEST OF THE SUPER Jr.32』初出場を控えるるニック・ウェインがコマンデルを破ってROH世界TV王座を戴冠した。

　ウェインはクリスチャン・ケイジ率いるペイトリアーキーの一員で、現在19歳ながらキャリア7年。2023年6月にはDDTに参戦したこともある。5月開幕の新日本スーパージュニア初出場が決まった。約2年ぶりの来日を控える中、ウェインはこの日、コマンデルの持つROH世界王座に挑戦した。

　GLEATに参戦経験があるコマンデルがドロップキックで先制し、スワンダイブ式ボディアタックを放ったが、ウェインもトップロープを利してのネックブリーカーで反撃。スワンダイブ攻撃を狙うコマンデルを場外に転落させると、バリケードに激突させてダメージを与え、主導権を握った。

　コマンデルも風車式バックブリーカーで反撃。三角飛びハイキック、トペコンヒーロと得意の空中殺法を連発して巻き返す。リングに戻ってもムーンサルトプレス、リバースフランケンシュタイナーと攻勢を続け、ウェインが高速ドラゴンスープレックスで逆襲しても、コマンデルはダイブ式カナディアンデストロイヤー、トップロープからのケブラーダと攻めまくった。が、シューティングスタープレスはウェインが両足を突き上げて撃墜。左ハイキックをぶち込むと、パンプハンドル式フィッシャーマンバスターで叩きつけて3カウントを奪った。

　ウェインがROH世界TV王座を奪取。スーパージュニア初出場を1ヵ月後に控える中でベルト戴冠を果たした。