【NOAH】菊池が前王者狩りでHAYATAとGHCジュニアタッグ挑戦表明 5・24横浜で王者ゴルペアドーレスと激突へ 2025/5/10

『SUNNY VOYAGE 2025』横浜ラジアントホール(2025年5月10日)
○菊池悠斗&HAYATAvsドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフvs宮脇純太&AMAKUSA×

 菊池が前王者狩り。HAYATA&菊地組が5・24横浜大会でGHCジュニアタッグ王者の“ロス・ゴルペアドーレス"ベイン&ウルフ組に挑戦することが決定的となった。

 この日の横浜大会で、ジュニアタッグ王者のウルフ&ベイン組、前王者の“あまみや"AMAKUSA&宮脇組との3WAY戦に臨んだHAYATA&菊池組。試合は攻守が次々と入れ代わるジュニアらしいシーソーゲームになった。

 やはり王者組の連係が冴え渡り、HAYATAと宮脇を場外に投げ捨てると、同時プランチャもさく裂。だが、菊池とAMAKUSAは一時休戦して同時トペコンヒーロでそんなルチャ兄弟を場外に足止めし、リングに戻ると激しい火花を散らした。

 丸め込み合戦でも決着がつかないとみるや、AMAKUSAは串刺し攻撃へ。だが、菊池が回避した瞬間、パートナーのHAYATAがエプロンからジャンピングハイキックをドンピシャリ。不意打ちを受けて棒立ちになったAMAKUSAめがけて、菊池がこん身のハンドスプリング式レッグラリアットをぶち込み、一気に3カウントを奪った。

 見事に試合を決めてみせた菊池は、すかさずマイクを握って猛アピールを開始。「前GHCジュニアタッグチャンピオンのAMAKUSAから取ったぞ! 取ったからには言わんと帰れんな。ウルフ、ベイン、今な、情熱RATEL'SはYO-HEYがジュニアのシングルのベルトを獲った。俺とHAYATAもな、YO-HEYに置いていかれるワケにはいかない」と切り出したうえで、「俺はNOAHに上がった時からずっと、ずっと! GHCジュニアのシングルもタッグも巻きたいんや! だからお前らのベルトに俺とHAYATAで挑戦させろ!!」と挑戦表明した。

 ルチャ兄弟もベルトを示して真っ向から迎撃姿勢。明確な答えを求められると、ウルフが「ハイ」と日本語で即諾して場内をどっと沸かせてみせた。

 さらには菊池から場所を一任されたHAYATAは「次のラジアントや」と指定。かくして5・24横浜ラジアントホール大会でのGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)ウルフ&ベインvsHAYATA&菊池(挑戦者)」が決定的となった。

【菊池の話】「おい、リング上で言ったことがすべてや。今な、情熱RATEL'SでYO-HEYがこの前の両国国技館でGHCジュニアのシングルのベルト獲った。俺とHAYATAもな、YO-HEYに置いていかれるわけにはいかへんしな、もっともっとノアジュニアを情熱RATEL'Sが回していきたいんや。だから、菊池悠斗とHAYATAで次、GHCジュニアのタッグベルトを獲るからな。HAYATA、俺と2人で頼むぞ。(HAYATAが頷くと)絶対獲ってやるからな。ベイン、ウルフ、覚悟しとけよ」


【試合後のベイン&ウルフ】

▼ウルフ「HAYATA、菊池が次の挑戦者か。でも、言っておく。俺たちのほうが強くて、速くて、若くて頭がいい」

▼ベイン「なぜなら俺たちはメキシコから世界に羽ばたくからだ」

【AMAKUSAの話】「不覚…いや、不覚でもない。我自身にもおごりがあったのかもしれん。純太殿だけではない。明るく輝く世代が上がってきておる。我も歩みを止めず、さらなる進化をして参りまする」