プロレス/格闘技DX

『SUNNY VOYAGE 2025』横浜ラジアントホール(2025年5月10日)
○モハメド ヨネ&小峠篤司vsEita&近藤修司×

　6・3後楽園大会でのスペル・デルフィン戦を控える小峠が“デルフィン殺法"を連発。デビュー20周年記念試合へ「俺はイチレスラーとしてあの人を超えたい」と意気込んだ。

　今年4月でデビュー20周年を迎えた小峠。大阪プロレスでの師匠格にあたるデルフィン相手の記念試合を希望し、6・3後楽園大会で実現することになった。

　この日の横浜大会ではヨネとのTEAM NOAHコンビでEita&近藤組と対決。近藤からデルフィンクラッチで挑発される場面もあったものの、小峠自身もデルフィン特有のアピールからのスイングDDT、さらには大阪臨海アッパーも繰り出してヨネの勝利をアシストしてみせた。

　“デルフィン殺法"で節目の一戦に弾みをつけた小峠は「今日は憑依したようにデルフィンが降りてきた」としたうえで、「でも本物はこんなもんじゃないから。デルフィンさんに勝ったことない。確かに俺も年齢を重ねたかもしれない。それでも俺はイチレスラーとしてあの人を超えたい」と20年目の師匠超えへ熱意を高ぶらせた。


【試合後のヨネ&小峠】

▼ヨネ「よし! 強い2人から取れてね。TEAM NOAHの絆、そして連係を感じます。そしてね、小峠もこれから大一番が待ってるからね」

▼小峠「大一番。皆さん知ってますか!? あなたはスペル・デルフィンを知っていますか? すごいレスラーですよ。俺の師匠的な存在の。今日俺が使った技、みんなわかりますか? すべてあの有名なスペル・デルフィンのムーブですよ。今日はなんか俺に憑依したかのようにデルフィンが降りてきたよ。でも、本物はたぶんこんなものじゃないからね」

▼ヨネ「それを使うことによって、相手の技の攻略もわかると思うから。一騎打ち楽しみにしてるよ」

▼小峠「そうっすね。俺もきっとね、思い出せる限り、デルフィンさんに勝ったことないんすよ。だから、たぶんキャリアを重ねて、向こうも確かに年齢を重ねたかもしれない。かもしれないけど、俺はホンマにイチレスラーとしてあの人を超えたい。その気持ちがあるから」

▼ヨネ「よし!」

▼小峠「6月3日、俺の20周年記念大会、vsスペル・デルフィン。見に来てくれ!」

▼ヨネ「よろしくお願いします。最後いこう」

▼小峠「いくぞ。TEAM NOAH!」

【Eitaの話】「負けちゃったな、近藤が。それにしても今日の小峠、なんかいつもと違ったな。なんか憑依している感じだったな。いつもと違う今日は小峠だったよ。まあ、それだけだけど。今日も横浜大会、たくさんのちびっ子の応援、女性の応援、ありがとうございました」