【スターダム】上谷がワールド王座V3 初挑戦で奮戦・玖麗にエール「このリングで存在を証明し続けろ」 2025/5/11
『STARDOM in KORAKUEN 2025 May.』後楽園ホール(2025年5月11日) ワールド・オブ・スターダム選手権試合 ○上谷沙弥vs玖麗さやか× 初挑戦で奮闘した玖麗を返り討ちにした上谷がワールド・オブ・スターダム王座3度目の防衛を果たした。 上谷は4・27横浜アリーナ大会で中野たむとの敗者引退マッチに勝利し、ワールド王座2度目の防衛に成功。シンデレラトーナメント覇者・玖麗が優勝者の特典である“願い事"として赤いベルト挑戦を希望し、デビュー戦の相手でもある王者・上谷に挑んだ。 上谷は2日前のTBS『ラヴィット!』に出演し、地上波で存在感をいかんなく発揮。その効果もあってか、この日の後楽園大会は超満員の1503人を動員した。 ワールド王座初挑戦の玖麗は新コスチュームで登場。開始早々、ドロップキックを連射するものの、上谷は倒れない。グラウンドでコントロールしてスリーパーで絞め上げると、場外に落としてスワンダイブ式プランチャを発射。玖麗を何度も客席に投げ飛ばすなどラフ殺法でも圧倒する。その後も上谷がサッカーボールキックを連発し、その場飛びフットスタンプを投下するなど厳しい攻めを続け、玖麗は防戦一方。それでもドロップキックを連発してようやく上谷をなぎ倒し、得意のスリーパーで絞め上げたり、ミサイルキックを放ったりと必死に攻め立てた。 上谷も狂ったようにエルボーを乱れ打って返り討ち。負けじと玖麗もエルボー連打で応戦し、低空ドロップキックをこれでもかと連発したが、上谷はドロップキック一発で黙らせる。それでも玖麗は反転式ダイビングボディアタック、フィッシャーマンスクリューで反撃するものの、ときめきスピアーを不発に終わらせた上谷はブルーサンダーで豪快に叩きつけた。 すかさず上谷がスタークラッシャーで料理にかかったが、玖麗は必死に抵抗。飛びつき胴締めスリーパーで絡みつき、初めてチャンスらしいチャンスを作り出してみせる。上谷がロープに逃れても、ときめきスピアー、ときめきカッターでニアフォールを連発。場内も「玖麗!」コールで後押しした。 上谷もミサイルキック4連発で主導権を奪い返した。完全に動きが止まった玖麗に何度もカバーに入って消耗させ、容赦なく張り手を連発。玖麗が力なくエルボーで食らいついても、「全然、効いてねえよ!」とエルボーで押し返す。触発されたか玖麗もエルボー合戦に持ち込み、張り手を一閃。再びときめきスピアーでねじ伏せると、中野たむばりのバイオレットシューティングを前後から4連発し、バイオレットスクリュードライバーで突き刺した。 まだまだ上谷は沈まない。玖麗が丸め込みを4連発しても、ことごとくキックアウト。ときめきスピアーを狙って突っ込んだ玖麗をキャッチすると、スタークラッシャーで突き刺す。すかさずジャンピングフロントハイキックで追い討ちをかけると、旋回式スタークラッシャーでダメ押しして3カウントを奪った。 初挑戦・玖麗の奮闘が光ったものの、最後は上谷がキッチリ勝利。ワールド王座3度目の防衛に成功した。赤いベルトを肩に玖麗を踏みつけた上谷はマイクで「これが赤いベルトだ。赤いベルトの挑戦が決まって、いろいろ言われたかもしれないね。私なんかじゃ無理かもって思ったかもしれないね。でも、誰かの代わりになんてなろうとしなくていいんだよ。今日みたいに玖麗さやかって存在をこのリングで証明し続けろ」とエールを送った。 すると玖麗は「絶対的王者って、こういうことなんだって思い知らされて、メチャクチャ悔しいしか言うことないけど、やっぱり私が憧れてた背中は大きくて、偉大で、どこに行ってもあなたの本質は変わってないんだなって、あらためて実感しました」と上谷への思いを口に。「今日はこんな私の挑戦を受けてくれて、戦ってくれて、ありがとうございました!」と感謝し、両手を差し出して握手を求めた。アッカンベーで拒んだ上谷が「さっさと帰りやがれ。クソシンデレラ」と言い放つと、玖麗は「絶対戻ってきてやるから!」と力強く宣言。観客も「玖麗!」コールの大合唱で称えた。 リングに残った王者・上谷は「後楽園ホールのしもべたち! スターダムは今までも、今も、これからも! 一番最高で、最悪な団体だあ!!」と絶叫。「沙弥様が保証してやるよ。これからもスターダムに史上最大の悪夢を見せてやるよ。しもべたちよ、ひざまずけ。永遠にさようなら」と宣言し、後楽園大会を締めた。
『STARDOM in KORAKUEN 2025 May.』後楽園ホール(2025年5月11日)
ワールド・オブ・スターダム選手権試合 ○上谷沙弥vs玖麗さやか×
初挑戦で奮闘した玖麗を返り討ちにした上谷がワールド・オブ・スターダム王座3度目の防衛を果たした。
上谷は4・27横浜アリーナ大会で中野たむとの敗者引退マッチに勝利し、ワールド王座2度目の防衛に成功。シンデレラトーナメント覇者・玖麗が優勝者の特典である“願い事"として赤いベルト挑戦を希望し、デビュー戦の相手でもある王者・上谷に挑んだ。
上谷は2日前のTBS『ラヴィット!』に出演し、地上波で存在感をいかんなく発揮。その効果もあってか、この日の後楽園大会は超満員の1503人を動員した。
ワールド王座初挑戦の玖麗は新コスチュームで登場。開始早々、ドロップキックを連射するものの、上谷は倒れない。グラウンドでコントロールしてスリーパーで絞め上げると、場外に落としてスワンダイブ式プランチャを発射。玖麗を何度も客席に投げ飛ばすなどラフ殺法でも圧倒する。その後も上谷がサッカーボールキックを連発し、その場飛びフットスタンプを投下するなど厳しい攻めを続け、玖麗は防戦一方。それでもドロップキックを連発してようやく上谷をなぎ倒し、得意のスリーパーで絞め上げたり、ミサイルキックを放ったりと必死に攻め立てた。
上谷も狂ったようにエルボーを乱れ打って返り討ち。負けじと玖麗もエルボー連打で応戦し、低空ドロップキックをこれでもかと連発したが、上谷はドロップキック一発で黙らせる。それでも玖麗は反転式ダイビングボディアタック、フィッシャーマンスクリューで反撃するものの、ときめきスピアーを不発に終わらせた上谷はブルーサンダーで豪快に叩きつけた。
すかさず上谷がスタークラッシャーで料理にかかったが、玖麗は必死に抵抗。飛びつき胴締めスリーパーで絡みつき、初めてチャンスらしいチャンスを作り出してみせる。上谷がロープに逃れても、ときめきスピアー、ときめきカッターでニアフォールを連発。場内も「玖麗!」コールで後押しした。
上谷もミサイルキック4連発で主導権を奪い返した。完全に動きが止まった玖麗に何度もカバーに入って消耗させ、容赦なく張り手を連発。玖麗が力なくエルボーで食らいついても、「全然、効いてねえよ!」とエルボーで押し返す。触発されたか玖麗もエルボー合戦に持ち込み、張り手を一閃。再びときめきスピアーでねじ伏せると、中野たむばりのバイオレットシューティングを前後から4連発し、バイオレットスクリュードライバーで突き刺した。
まだまだ上谷は沈まない。玖麗が丸め込みを4連発しても、ことごとくキックアウト。ときめきスピアーを狙って突っ込んだ玖麗をキャッチすると、スタークラッシャーで突き刺す。すかさずジャンピングフロントハイキックで追い討ちをかけると、旋回式スタークラッシャーでダメ押しして3カウントを奪った。
初挑戦・玖麗の奮闘が光ったものの、最後は上谷がキッチリ勝利。ワールド王座3度目の防衛に成功した。赤いベルトを肩に玖麗を踏みつけた上谷はマイクで「これが赤いベルトだ。赤いベルトの挑戦が決まって、いろいろ言われたかもしれないね。私なんかじゃ無理かもって思ったかもしれないね。でも、誰かの代わりになんてなろうとしなくていいんだよ。今日みたいに玖麗さやかって存在をこのリングで証明し続けろ」とエールを送った。
すると玖麗は「絶対的王者って、こういうことなんだって思い知らされて、メチャクチャ悔しいしか言うことないけど、やっぱり私が憧れてた背中は大きくて、偉大で、どこに行ってもあなたの本質は変わってないんだなって、あらためて実感しました」と上谷への思いを口に。「今日はこんな私の挑戦を受けてくれて、戦ってくれて、ありがとうございました!」と感謝し、両手を差し出して握手を求めた。アッカンベーで拒んだ上谷が「さっさと帰りやがれ。クソシンデレラ」と言い放つと、玖麗は「絶対戻ってきてやるから!」と力強く宣言。観客も「玖麗!」コールの大合唱で称えた。
リングに残った王者・上谷は「後楽園ホールのしもべたち! スターダムは今までも、今も、これからも! 一番最高で、最悪な団体だあ!!」と絶叫。「沙弥様が保証してやるよ。これからもスターダムに史上最大の悪夢を見せてやるよ。しもべたちよ、ひざまずけ。永遠にさようなら」と宣言し、後楽園大会を締めた。