【新日本】MAOが石森との同郷対決制して2連勝 「宮城県人狩り」予告 2025/5/14
『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.32』東京・後楽園ホール(2025年5月14日) Bブロック公式戦 ○MAOvs石森太二× DDTのMAOが石森との宮城県出身対決を制してスーパージュニア開幕2連勝を果たした。 宮城県出身という共通項を持つ1勝・MAOと1敗・石森が初シングルマッチで激突した。 スピーディかつトリッキーに先を読み合うと、互いに肉体を観客に誇示する。戸惑いを垣間見せた石森だったが、MAOの左腕を鉄柱に連続して叩きつけて先制。リング下からパイプイスを取り出すと、左腕を痛打した。だが、MAOも場外戦で見せ場。ステージ席からダッシュして、捨て身のトペコンヒーロを敢行する。リングに戻るとフェイスロックに捕獲。石森はBone Lockで抵抗すると、どちらも外道クラッチで丸め込み合う。 せめぎ合いが継続し、MAOがジャンピングトラースキックを放てば、負けじと石森もラリアットを振り抜く。石森がハンドスプリング式レッグラリアットを決めれば、MAOもロープの反動を利用しての旋風脚を返して、一進一退の攻防が続いた。 MAOはみちのくドライバーIIを仕掛けたものの、石森はリバースフランケンで切り返してチャンスを掴む。450°スプラッシュは不発に終わると、ラリアットは連続して相打ちに。MAOは腕が目に当たったとレフェリーにアピールしてチェックするように要求すると、そのレフェリーを盾にして石森に飛びつきダイヤモンドカッターを繰り出した。 MAOは石森の反撃も防ぎ、チリドライバー(コルバタで飛びついての変型ツームストンパイルドライバー)で突き刺す。そして、居合いキックがクリーンヒット。石森はふらつきながらもロープを掴んでダウンしない。ならばとMAOは大阪臨海アッパーでダメ押しして石森から3カウントを奪った。 MAOが前回準優勝の石森を破って開幕2連勝。その独創的なファイトで新日本ファンを魅了し、さらに勢いを加速させた。「昔の二十歳そこらの俺じゃ到底敵わなかった石森太二も、28歳、KING OF DDTトーナメント優勝して、UNIVERSALのベルトを獲ってレベルの上がった俺だったら勝てたんだ、石森太二に」と豪語したMAO。「勝てたぞ。宮城県狩り1成功したぞ! あと2つ、宮城県人を狩る。そうすることで俺は6ポイント手にできるんだ」と予告した。 同じブロックにはYOH(5・18八王子)、田口隆祐(5・22大阪)と宮城県出身者が他に2人エントリーしているが、その2人も倒してさらに勢いをつけるというのがMAOの構想。もちろん次戦となる明日(15日)の後楽園大会でのティタン戦でも勝利を重ねる構えだ。一方、開幕2連敗で苦しい立ち上がりとなった石森は、昨年の優勝決定戦で激闘を繰り広げたデスペラードと対戦する。
『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.32』東京・後楽園ホール(2025年5月14日)
Bブロック公式戦 ○MAOvs石森太二×
DDTのMAOが石森との宮城県出身対決を制してスーパージュニア開幕2連勝を果たした。
宮城県出身という共通項を持つ1勝・MAOと1敗・石森が初シングルマッチで激突した。
スピーディかつトリッキーに先を読み合うと、互いに肉体を観客に誇示する。戸惑いを垣間見せた石森だったが、MAOの左腕を鉄柱に連続して叩きつけて先制。リング下からパイプイスを取り出すと、左腕を痛打した。だが、MAOも場外戦で見せ場。ステージ席からダッシュして、捨て身のトペコンヒーロを敢行する。リングに戻るとフェイスロックに捕獲。石森はBone Lockで抵抗すると、どちらも外道クラッチで丸め込み合う。
せめぎ合いが継続し、MAOがジャンピングトラースキックを放てば、負けじと石森もラリアットを振り抜く。石森がハンドスプリング式レッグラリアットを決めれば、MAOもロープの反動を利用しての旋風脚を返して、一進一退の攻防が続いた。
MAOはみちのくドライバーIIを仕掛けたものの、石森はリバースフランケンで切り返してチャンスを掴む。450°スプラッシュは不発に終わると、ラリアットは連続して相打ちに。MAOは腕が目に当たったとレフェリーにアピールしてチェックするように要求すると、そのレフェリーを盾にして石森に飛びつきダイヤモンドカッターを繰り出した。
MAOは石森の反撃も防ぎ、チリドライバー(コルバタで飛びついての変型ツームストンパイルドライバー)で突き刺す。そして、居合いキックがクリーンヒット。石森はふらつきながらもロープを掴んでダウンしない。ならばとMAOは大阪臨海アッパーでダメ押しして石森から3カウントを奪った。
MAOが前回準優勝の石森を破って開幕2連勝。その独創的なファイトで新日本ファンを魅了し、さらに勢いを加速させた。「昔の二十歳そこらの俺じゃ到底敵わなかった石森太二も、28歳、KING OF DDTトーナメント優勝して、UNIVERSALのベルトを獲ってレベルの上がった俺だったら勝てたんだ、石森太二に」と豪語したMAO。「勝てたぞ。宮城県狩り1成功したぞ! あと2つ、宮城県人を狩る。そうすることで俺は6ポイント手にできるんだ」と予告した。
同じブロックにはYOH(5・18八王子)、田口隆祐(5・22大阪)と宮城県出身者が他に2人エントリーしているが、その2人も倒してさらに勢いをつけるというのがMAOの構想。もちろん次戦となる明日(15日)の後楽園大会でのティタン戦でも勝利を重ねる構えだ。一方、開幕2連敗で苦しい立ち上がりとなった石森は、昨年の優勝決定戦で激闘を繰り広げたデスペラードと対戦する。