プロレス/格闘技DX

『チャンピオン・カーニバル2025』大田区総合体育館(2025年5月18日)
○菊田円&真霜健斗&近藤修司&立花誠吾vsデイビーボーイ・スミスJr.&綾部蓮&青柳亮生&井上凌×

　DRAGONGATEの菊田がチャンピオン・カーニバル最終戦で大暴れ。井上をローリングラリアットで撃破すると、「おい、全日本。チャンピオン・カーニバルが俺は敗退で終わった。好き放題使いやがってよ。これで終わると思うなよ。全日本プロレス一生恨むからな」と吠えた。

　DRAGONGATEからチャンピオン・カーニバルに乗り込んできた菊田は次々と大物を下して存在感を発揮したものの、終盤の3連敗が響き、決勝トーナメント進出を逃した。

　この日は真霜&近藤&立花と組んで、スミス&綾部&亮生&井上と対戦。元DRAGONGATEで、デビュー24周年を迎えた近藤とは序盤からギクシャクしながらもダブルショルダータックルなど連係も披露した。長身の綾部を前にしても、エルボーの空転を誘いつつ、逆水平をこれでもかとねじ込む。

　終盤はスミス組の連係攻撃を食らい、井上の鋭い蹴りをもらってしまうが、ジャンピングハイキックを食らっても倒れない菊田はラリアットを一閃。抵抗を受けても、ジャンピングヒップアタック、ラリアットで黙らせると、最後はローリングラリアットで井上を沈めた。

　混戦を制したのは菊田。決勝トーナメント進出は果たせなかったものの、シリーズ最終戦で井上を叩き潰し、大暴れを見せた。

　試合後、マイクを持った菊田は「勝ったのは俺だ。さっさと帰れ」と真霜たちを下がらせると、「おい、全日本。チャンピオン・カーニバルが俺は敗退で終わった。好き放題使いやがってよ。これで終わると思うなよ。全日本プロレス一生恨むからな」と断言。継続参戦を示唆しつつ、「全日本プロレスファンのお前ら、俺を見れることをありがたく思え、ボケ!」とファンにも罵声を浴びせた。

　バックステージでも「全日本プロレスはこの俺を好き放題使いやがって。人使い荒いしよ、スケジュール管理もヘタクソだしよ。これで菊田円、チャンピオン・カーニバルが終わって、もうさよならバイバイ? そんなこと言うわけねえからな」と全日本を批判しつつ、継続参戦に意欲を見せた菊田。「お前らが好き放題やったんだから、俺も好き放題やらせてもらうぞ、全日本。これで終わりだと思うなよ」と予告した。

【菊田の話】「全日本プロレスはこの俺を好き放題使いやがって。人使い荒いしよ、スケジュール管理もヘタクソだしよ。これで菊田円、チャンピオン・カーニバルが終わって、もうさよならバイバイ? そんなこと言うわけねえからな。お前らが好き放題やったんだから、俺も好き放題やらせてもらうぞ、全日本。これで終わりだと思うなよ。そして、全日本プロレスファン、この俺を見れることをありがたいと思え。俺を崇拝しろ。わかったか!」

【亮生の話】「おい、敵か味方かもわからないこの…何人タックマッチかわかりませんけど、それからもう開放されるってことでよろしいですよね。いや、この多人数で学ぶことは多くありました。7月のジュニアリーグ戦に向けて、さらに磨きをかけていきたいと思います。お楽しみに」

【綾部の話】「特に言うこともないな。以上」