【全日本】ベッキオ&エーグル猛攻もHAYATO&安齋がアジアタッグ逆転V6 青柳兄弟が挑戦名乗り 2025/5/18
『チャンピオン・カーニバル2025』大田区総合体育館(2025年5月18日) アジアタッグ選手権試合 ○ライジングHAYATO&安齊勇馬vsマイク・D・ベッキオ&エーグル・ブラン× ベッキオ&エーグルの猛攻を受けて、HAYATOが大ピンチを迎えたものの、最後は逆転勝利を果たし、安齋と保持するアジアタッグ王座V6を果たした。試合後、青柳兄弟が挑戦表明。HAYATOが受諾し、タイトルマッチが決定的となった。 5・11札幌大会の6人タッグマッチでエーグルがHAYATOにピンフォール勝ち。海外ではタッグを何度も結成していて、チャンピオン・カーニバルでは好勝負を繰り広げたベッキオとエーグルがタッグを組み、アジアタッグ王者のHAYATO&安齊に挑戦することが決定した。2人が勝てば全日本マットで初のベルト戴冠。さらに、実に25年ぶりの外国人コンビによるアジアタッグ王者誕生となる。海外での防衛ロードを見据える強敵2人を、ここまで5回の防衛を重ねてきたHAYATO&安齊が迎え撃った。 エーグルが王者2人めがけてコーナーからケブラーダを敢行すると、ベッキオもノータッチトペコンヒーロで続き、外国人コンビが先制した。HAYATOを孤立させて主導権。エプロンでベッキオがHAYATOにブレーンバスターを、エーグルは安齋にドラゴンスープレックスを同時に決めて、王者組に大ダメージを与える。その後もHAYATOを代わる代わるに攻め立てた。 HAYATOがドロップキックで挽回に成功すると、安齋が反撃に転じる。エーグルをフロントスープレックスでぶん投げ、ドロップキックもクリーンヒットした。エーグルもジャーマンを1回転して不時着し、捻りを加えたブレーンバスターを決めたものの、安齋はジャンピングニーで鎮圧すると、フェースロックで絞め上げる。HAYATOも加勢して連係の構えに。 しかし、巧みにタッチをもらったベッキオはコーナーからダイブしての飛びつき両腕カッターで王者組を鎮圧。さらに、場外に転落した王者組めがけて、リフトアップスラムでエーグルを投げつけた。そして、エーグルがフロム・コーナー・トゥ・コーナー、ベッキオが長距離ダイビングエルボードロップをHAYATOに連続投下。ベッキオがHAYATOを肩車すると、エーグルがダイブ式前転ネックブリーカーを合わせる合体技も繰り出した。 安齋がジャンピングニーで強引にカット。それでもHAYATOの劣勢が続き、立ち上がることすらままならない状態に。一方的な時間が続くが、HAYATOがカニバサミでエーグルをロープに叩きつけると、控えの安齋がランニングニーで援護射撃。HAYATOもエプロンDDTで続くと、ジャーマン&スワンダイブ式ミサイルキックの合体技が火を吹いた。ベッキオと安齋が同体で場外に転落すると、HAYATOはシド・ヴィシャスでダイブする。 エーグルはこれを避けて自爆させると、ライオンサルトを狙ってセカンドロープに飛び乗ったHAYATOに組みつき、スワンダイブ式ジャーマンをさく裂。だが、HAYATOも追尾式ドロップキック、ファルコンアローで必死の抵抗を見せる。エーグルがツームストンで突き刺しても、HAYATOは丸め込みで譲らず。エーグルのファイヤーバードスプラッシュを避けると、人でなしドライバーで叩きつけ、最後はシド・ヴィシャスで3カウントを奪った。 外国人コンビの猛攻を耐え抜いたHAYATOが逆転勝利。アジアタッグ王座を死守し、6度目の防衛に成功した。試合後、青柳兄弟が登場。試合のダメージを引きずる兄・優馬を背負って現れた亮生は「とんでもない試合、お疲れ様でした。しかし、青柳兄弟がここに来たってことは、そういうことなんですよ。4月、5月とチャンピオン・カーニバルで盛り上がり、7月はジュニアのリーグ戦で盛り上がることは間違いありません。しかし、6月はどうする? 青柳亮生は考えました。青柳兄弟でアジアタッグ巻けば盛り上がるでしょう!」とアピールする。歓声を受けると、「ということでチャンピオン、青柳兄弟に挑戦させてください。よろしくお願いします」と挑戦表明した。 これを受けて、HAYATOは「いいよ」と受諾。「けど、早くそれ連れて帰って」と言い放つと、亮生は優馬に肩を貸して去っていく。HAYATOは「次のアジアタッグが決まったよ。みんな見に来て。それだけ。Let's Punk」と締めくくった。 王者組は「チャンピオン・カーニバル公式戦じゃ青柳さんに負けたけど、俺とHAYATOさんだったら誰にだって勝てる。兄弟より愛が深いってことを証明してやりますよ」(安齋) 「亮生とはいろんなことがあったし、お互いいい時も悪い時もいっぱい味わってきたけど、亮生が怪我してどん底を見て。でも、まだいい目を見るのは早いんじゃないかな。もっともっとどん底に突き落としてから、その亮生を見てみたいよ」(HAYATO)と早くも青柳兄弟迎撃。外国人王者誕生を防いだ2人は、今度は兄弟王者誕生も阻止する構えだ。 【試合後のHAYATO&安齋】 ▼安齋「今日でこれで俺とHAYATOさん、アジアタッグ6度目の防衛だ。次、俺たちは誰でも挑戦受けるから。青柳兄弟、チャンピオン・カーニバル公式戦じゃ青柳さんに負けたけど、俺とHAYATOさんだったら誰にだって勝てる。兄弟より愛が深いってことを証明してやりますよ」 ▼HAYATO「疲れたから座っていい? エーグル・ブラン、マイク・D・ベッキオ、すごいね。世界って広いんだね。けど、今日は俺たちが勝ったよ。日本の俺たちが勝った。アジアタッグは守られた。今日はそれでよかったかな。さっそく青柳兄弟の挑戦が決まったね。亮生とはいろんなことがあったし、お互いいい時も悪い時もいっぱい味わってきたけど、亮生が怪我してどん底を見て。でも、まだいい目を見るのは早いんじゃないかな。もっともっとどん底に突き落としてから、その亮生を見てみたいよ。みんなありがとう。Let's Punk」 【優馬&亮生の話】 ▼亮生「(優馬に肩を貸してコメントスペースに現れると)よし、リング上で言った通りだ。6月は青柳兄弟が、いや、青柳亮生が全日本プロレスをさらに面白く、さらに向こうへ連れていくので、楽しみにしといてください。いくぞ」 ※再び亮生が肩を貸すと ▼優馬「頑張ろう。どうもね」
『チャンピオン・カーニバル2025』大田区総合体育館(2025年5月18日)
アジアタッグ選手権試合 ○ライジングHAYATO&安齊勇馬vsマイク・D・ベッキオ&エーグル・ブラン×
ベッキオ&エーグルの猛攻を受けて、HAYATOが大ピンチを迎えたものの、最後は逆転勝利を果たし、安齋と保持するアジアタッグ王座V6を果たした。試合後、青柳兄弟が挑戦表明。HAYATOが受諾し、タイトルマッチが決定的となった。
5・11札幌大会の6人タッグマッチでエーグルがHAYATOにピンフォール勝ち。海外ではタッグを何度も結成していて、チャンピオン・カーニバルでは好勝負を繰り広げたベッキオとエーグルがタッグを組み、アジアタッグ王者のHAYATO&安齊に挑戦することが決定した。2人が勝てば全日本マットで初のベルト戴冠。さらに、実に25年ぶりの外国人コンビによるアジアタッグ王者誕生となる。海外での防衛ロードを見据える強敵2人を、ここまで5回の防衛を重ねてきたHAYATO&安齊が迎え撃った。
エーグルが王者2人めがけてコーナーからケブラーダを敢行すると、ベッキオもノータッチトペコンヒーロで続き、外国人コンビが先制した。HAYATOを孤立させて主導権。エプロンでベッキオがHAYATOにブレーンバスターを、エーグルは安齋にドラゴンスープレックスを同時に決めて、王者組に大ダメージを与える。その後もHAYATOを代わる代わるに攻め立てた。
HAYATOがドロップキックで挽回に成功すると、安齋が反撃に転じる。エーグルをフロントスープレックスでぶん投げ、ドロップキックもクリーンヒットした。エーグルもジャーマンを1回転して不時着し、捻りを加えたブレーンバスターを決めたものの、安齋はジャンピングニーで鎮圧すると、フェースロックで絞め上げる。HAYATOも加勢して連係の構えに。
しかし、巧みにタッチをもらったベッキオはコーナーからダイブしての飛びつき両腕カッターで王者組を鎮圧。さらに、場外に転落した王者組めがけて、リフトアップスラムでエーグルを投げつけた。そして、エーグルがフロム・コーナー・トゥ・コーナー、ベッキオが長距離ダイビングエルボードロップをHAYATOに連続投下。ベッキオがHAYATOを肩車すると、エーグルがダイブ式前転ネックブリーカーを合わせる合体技も繰り出した。
安齋がジャンピングニーで強引にカット。それでもHAYATOの劣勢が続き、立ち上がることすらままならない状態に。一方的な時間が続くが、HAYATOがカニバサミでエーグルをロープに叩きつけると、控えの安齋がランニングニーで援護射撃。HAYATOもエプロンDDTで続くと、ジャーマン&スワンダイブ式ミサイルキックの合体技が火を吹いた。ベッキオと安齋が同体で場外に転落すると、HAYATOはシド・ヴィシャスでダイブする。
エーグルはこれを避けて自爆させると、ライオンサルトを狙ってセカンドロープに飛び乗ったHAYATOに組みつき、スワンダイブ式ジャーマンをさく裂。だが、HAYATOも追尾式ドロップキック、ファルコンアローで必死の抵抗を見せる。エーグルがツームストンで突き刺しても、HAYATOは丸め込みで譲らず。エーグルのファイヤーバードスプラッシュを避けると、人でなしドライバーで叩きつけ、最後はシド・ヴィシャスで3カウントを奪った。
外国人コンビの猛攻を耐え抜いたHAYATOが逆転勝利。アジアタッグ王座を死守し、6度目の防衛に成功した。試合後、青柳兄弟が登場。試合のダメージを引きずる兄・優馬を背負って現れた亮生は「とんでもない試合、お疲れ様でした。しかし、青柳兄弟がここに来たってことは、そういうことなんですよ。4月、5月とチャンピオン・カーニバルで盛り上がり、7月はジュニアのリーグ戦で盛り上がることは間違いありません。しかし、6月はどうする? 青柳亮生は考えました。青柳兄弟でアジアタッグ巻けば盛り上がるでしょう!」とアピールする。歓声を受けると、「ということでチャンピオン、青柳兄弟に挑戦させてください。よろしくお願いします」と挑戦表明した。
これを受けて、HAYATOは「いいよ」と受諾。「けど、早くそれ連れて帰って」と言い放つと、亮生は優馬に肩を貸して去っていく。HAYATOは「次のアジアタッグが決まったよ。みんな見に来て。それだけ。Let's Punk」と締めくくった。
王者組は「チャンピオン・カーニバル公式戦じゃ青柳さんに負けたけど、俺とHAYATOさんだったら誰にだって勝てる。兄弟より愛が深いってことを証明してやりますよ」(安齋) 「亮生とはいろんなことがあったし、お互いいい時も悪い時もいっぱい味わってきたけど、亮生が怪我してどん底を見て。でも、まだいい目を見るのは早いんじゃないかな。もっともっとどん底に突き落としてから、その亮生を見てみたいよ」(HAYATO)と早くも青柳兄弟迎撃。外国人王者誕生を防いだ2人は、今度は兄弟王者誕生も阻止する構えだ。
【試合後のHAYATO&安齋】
▼安齋「今日でこれで俺とHAYATOさん、アジアタッグ6度目の防衛だ。次、俺たちは誰でも挑戦受けるから。青柳兄弟、チャンピオン・カーニバル公式戦じゃ青柳さんに負けたけど、俺とHAYATOさんだったら誰にだって勝てる。兄弟より愛が深いってことを証明してやりますよ」
▼HAYATO「疲れたから座っていい? エーグル・ブラン、マイク・D・ベッキオ、すごいね。世界って広いんだね。けど、今日は俺たちが勝ったよ。日本の俺たちが勝った。アジアタッグは守られた。今日はそれでよかったかな。さっそく青柳兄弟の挑戦が決まったね。亮生とはいろんなことがあったし、お互いいい時も悪い時もいっぱい味わってきたけど、亮生が怪我してどん底を見て。でも、まだいい目を見るのは早いんじゃないかな。もっともっとどん底に突き落としてから、その亮生を見てみたいよ。みんなありがとう。Let's Punk」
【優馬&亮生の話】
▼亮生「(優馬に肩を貸してコメントスペースに現れると)よし、リング上で言った通りだ。6月は青柳兄弟が、いや、青柳亮生が全日本プロレスをさらに面白く、さらに向こうへ連れていくので、楽しみにしといてください。いくぞ」
※再び亮生が肩を貸すと
▼優馬「頑張ろう。どうもね」