【NOAH/MONDAY MAGIC】佐藤光留が“想い人”?丸藤とシングル初対決 「いい男!」「気持ち悪い!」 2025/5/26

『MONDAY MAGIC PRIME TIME SEASON ep1』新宿FACE(2025年5月26日)
○丸藤正道vs佐藤光留×

 丸藤と佐藤光留のシングル初対決がNOAHの配信向け興行『MONDAY MAGIC』新宿大会で実現した。

 なぜだか丸藤に“好意"を寄せていた光留は、SNS上を中心に「抱かれてもいい」などと投稿してねっとりと粘着。丸藤はあしらい続けて“SNS上だけの関係"にとどめていたものの、“月曜日の魔法"の力がついに二人を“一対一"で引き寄せてしまった…。

 ゴング前に光留が握手を求めたものの、丸藤が応じるとなかなか手を離さず、不穏な幕開けに。序盤は緊張感溢れるグラウンド戦を展開。丸藤もレスリング技術を活かして呼応すると、ヒザ固めに捕まっても、足の指を捻り上げて脱出した。そして、場外戦を皮切りに逆水平をこれでもかと連発。光留の胸板は真っ赤に腫れ上がる。「全然痛くありません」と何度も叫んで光留は食らいつくが、ついには「痛い…」とこぼしてしまった。

 それでもどす黒く腫れた胸板を気にしながらも光留は鋭い蹴りや得意の関節技で逆襲。丸藤の逆水平に対して、光留もチョップを返して激しい打ち合いに。「近くで見たらやっぱりいい男だな!」(光留) 「近くで見たらやっぱり気持ち悪いな!」(丸藤) 「特にその目がカッコいい」(光留) 「お前のその顔は気持ち悪い」(丸藤) …と言い合いながら打ち合ったが、やはり丸藤が競り勝った。

 勝負を捨てない光留は続く不知火を防ぎ、ジャンピングハイキックから「投げるぞ、オイッ!」と叫ぶが、丸藤は背後からフックキックを見舞って黙らせると、虎王をぶち込む。なおも粘る光留は「投げるぞ、オイッ!」から今度はブレーンバスターを仕掛けて、ついには投げ飛ばしたものの、その瞬間、丸藤がブリッジして技ありの3カウントを奪った。

 妙なやり取りを含んだものの、最後は丸藤らしい“ひらめき"十分の技あり料理。試合後の丸藤は光留を認めて握手を求め、胸板を真っ赤に腫らした光留も応じたものの、やはり抱擁では必要以上にまとわりついて“おまけ"の逆水平をもらうハメとなった。

 それでもどこか嬉しそうな光留は「全然痛くありませんでしたっ!」とだけ強がって新宿の闇夜へ。一方の丸藤は「佐藤光留…このプロレス界で一番やりたくない相手だったけど、また“やりたい相手"になった」と考えを改め、再戦を見据えていた。

【丸藤の話】「いうなれば、俺がこの世界で一番試合をしたくなかった男・佐藤光留。今日、試合やってみて、またやりたい男になったよ。最高に楽しかった。またやりましょうよ。カモン」

【光留の話】「クソ…負けて話すことないよ。でも全然痛くありませんでした。痛え、クソ…」