プロレス/格闘技DX

　『AEWダブル・オア・ナッシング2025』が現地時間25日、アリゾナ州グレンデールで行われ、棚橋弘至がサプライズ登場。カイル・フレッチャーにスリングブレイドをさく裂させ、試合後も暴挙を繰り返すドン・キャリス・ファミリー(DCF)を撃退した。

　この日、セミファイナルで“ドン・キャリス・ファミリー"カイル・フレッチャー&KONOSUKE TAKESHITA&ジョシュ・アレクサンダーと“パラゴン"アダム・コール&ロデリック・ストロング&カイル・オライリーが対戦。最後はフレッチャーが垂直落下式ブレーンバスターでストロングを仕留めた。

　試合後、DCFのランス・アーチャー、ロッキー・ロメロ、トレント・バレッタが乱入。パラゴンを集団暴行した。すると入場ゲートに石井智宏、ブロディ・キングが現れ、続いて棚橋が電撃登場した。どよめきと大歓声の中、石井&ブロディとともにリングに上がった棚橋はフレッチャーにスリングブレイドをさく裂。DCFを追い払うと、旧知のオライリーと握手を交わした。

　DCFの一員であるTAKESHITAには4・11シカゴ大会で敗れたばかり。来年1月の引退を前にAEWマットで対DCFに乗り出すのか。また、今夏には4年連続開催となるAEDとの合同興行『FORBIDDEN DOOR』8・24ロンドン大会も控える。棚橋の行動が何らかの流れに繋がるのは間違いない。