【GLEAT】石田がリンダマン突破でG-REX王座V3 井土名乗りでBGI対決浮上、勝者が中嶋迎撃へ 2025/6/1
『GLEAT Ver.17』後楽園ホール(2025年6月1日) G-REX選手権試合 ○石田凱士vsエル・リンダマン× 石田が熱戦の末にリンダマンを下し、G-REX王座3度目の防衛に成功。試合後、G-CLASS覇者・中嶋勝彦を7・1五反田大会での挑戦者に指名すると、井土徹也が名乗りを上げ、BGI対決による王座戦が浮上した。 初代G-REX王者・リンダマンは5・10札幌大会におけるG-CLASSトーナメント1回戦で石田を撃破。5・25神戸大会におけるタッグマッチでも石田に勝利し、2年5ヵ月ぶりの返り咲きに乗り出した。両者はこれまでG-REX王座をかけて2度対決し、1勝1敗のイーブン。3度目のG-REX戦を迎えた。 石田がフロントハイキックを見舞うと、リンダマンは後頭部への低空ドロップキックでやり返す。ならばと石田は足攻めを展開。そこへG-CLASS覇者・中嶋勝彦がリングサイドにやってきてリンダマンのセコンドについた。その後も石田がニークラッシャー、ローキックと足攻めを続けた。 なおも石田がサッカーボールキックで蹴り飛ばし、レッグロック、逆片エビ固めで左足を絞め上げる。ロープに逃れたリンダマンはドラゴンスクリューに苦もんしながらもバックドロップで反撃を開始。足を引きずりながらも一本背負い、低空DDTの連続攻撃で巻き返した。 石田も串刺し攻撃を回避したリンダマンの腹部を蹴り上げて逆襲。リンダマンがエルボー合戦に持ち込み、連打で押し込んでもローキックで返り討ち。フロントハイキックを連発するリンダマンはヘッドバットも叩き込み、石田がニークラッシャーを決めてもバックドロップでやり返す。正面飛びドロップキックも見舞った。 リンダマンがコーナーダイブを狙うと、石田は場外に退避。ならばとリンダマンはトペコンヒーロで突っ込む。リングに戻すと、エルボーを連発。石田が延髄斬りで反撃し、ジャーマンで投げてもリンダマンはコーナーへのエクスプロイダーで応戦。ダブルダウンから先に立ち上がると、パワーボム、熊殺し、ジャーマンの波状攻撃に出た。 石田も3カウントを許さない。コーナーに上がったリンダマンを張り手で足止めし、雪崩式ブレーンバスターで叩き落とす。リンダマンが意地で立ち上がっても張り手、顔面蹴りで一気呵成。ハイキックをかいくぐったリンダマンがエクスプロイダーで投げても、顔面蹴り、クラッチ式ジャーマンで追い討ち。リンダマンがジャーマンを仕掛けてもアンクルホールドで絡みつく。リンダマンがロープに逃れてもドラゴンスクリューの要領でひねり上げ、再びアンクルで絞め上げた。 ピンチを迎えたリンダマンだったが、これを切り抜けると強引にジャーマンでぶっこ抜いた。なおもジャーマンで追い討ちをかけてニアフォールに追い込み、タイガースープレックスの構え。こらえた石田がハーフタイガーを狙っても高速ジャーマンで投げたが、2カウントで返した石田は顔面蹴りで逆襲。リンダマンが腕ひしぎ逆十字で絞め上げても、逃れた石田はアンクルホールドで逆捕獲。立ち上がって逃れようとするリンダマンにハーフタイガースープレックスを爆発させて熱戦に終止符を打つ3カウントを奪った。 3度目となったリンダマンとのG-REX戦を制し、石田がV3を果たした。試合後、マイクを手にすると「後楽園ホール、メインイベント、石田凱士が勝ったぞ!」と絶叫。「おい、この試合は王者・石田凱士、挑戦者・エル・リンダマンではなく、プロレスラー・エル・リンダマンにプロレスラー・石田凱士が挑戦した試合や。この試合で俺はエル・リンダマンを超えたとは思わんけど、並んだぐらいにはなったやろ」と自己分析した。 「本題に入らせてもらおうか。今日のG-REX、G-INFINITYのタイトルマッチと別にGLEATのシングルトーナメントG-CLASSの決勝があったな。その決勝で勝ったヤツは誰や? 中嶋勝彦、聞いてたら出てこい!」。そう石田が呼び込むと、中嶋が現れた。石田は「中嶋勝彦、まずはG-CLASS優勝おめでとうございます。でもや、このGLEATのリングで他のヤツがやられて、好き勝手言われて。このリングのチャンピオンは石田凱士や。GLEATのチャンピオンは石田凱士や。中嶋勝彦、チャンピオンの俺を倒してから偉そうなこと言ってくれ」と投げかけた。 すると中嶋は「石田凱士、お前トーナメント負けたよな? 負けたお前がこのG-CLASSトーナメント優勝した俺に何で上からなんだ?」と疑問符。「1回戦で負けたけど、1回戦で負けたリンダマンをタイトルマッチで破ったんや。G-CLASS優勝したんやろ? G-REX王者・石田凱士とG-CLASS覇者・中嶋勝彦のタイトルマッチ、お前ら見たくないか?」と主張した石田は「俺が言いたいことは7月1日、周年大会、五反田でG-REXどうや? 石田凱士vsG-CLASS覇者、決定でええな」と王者vs覇者の頂上対決をぶち上げた。 ここで井土が「中嶋勝彦は俺の獲物だ。中嶋勝彦に負けっぱなしはあり得ないし、石田凱士が王者で井土徹也が隣にいるBGIより、井土徹也が王者で石田凱士が隣にいるBGIの方が面白いだろ。俺はいつまでも二番手じゃねえんだ」と割って入り、「石田凱士、お前が持ってる、このG-REXのベルト、この俺に挑戦させてくれ」と表明した。 さらに中嶋は「1回戦負けのお前が偉そうに言ってんじゃねえぞ。ベルトがかすんでるよ」とバッサリ。「やるのか? やってやるよ」と受諾すると、石田は「分かったよ。お前とやる前に井土とこれかけてやったるから。待っとけ。逃げんな」と通告。中嶋は井土に向かって「お前な、絶対獲れよ」とエールを送り、リンダマンに肩を貸して下がっていった。 すると石田は「ええわ。中嶋勝彦は7・1と俺の中で決まってるんや。井土、俺のGLEAT初戦はお前やったな。あれからシングルやってへんな。お前とはやりたかったんや。中嶋とは7・1で俺が勝手に決めてるけど、6・14大阪でやろか。大阪で勝った方が7月1日、五反田で中嶋勝彦とやる。決定や」と舞台を指定。BGI対決によるG-REX戦、その勝者が中嶋を迎え撃つことが決定的となった。 【試合後のリンダマン】 ▼リンダマン「まあG-CLASS1回戦負けだったですけど、1回戦戦った石田凱士とは別物。やっぱりタイトルかかったチャンピオンってのは強いって言うのは身に染みちゃったって感じですね。俺が一気にひっくり返してやるぞって思ったけど、やっぱり北海道でやった時とは違って。でも、やっぱり石田凱士を認めたくないというか、全然認める。凄い選手だし、信頼してて。だけどG-CLASSの優勝は中嶋勝彦で、勝っちゃんと一緒にいる身としては石田凱士負けるなよとも言えないし、石田凱士に負けた身としては中嶋勝てよとも言えないし。逆を言えば両方言えるんだけど。間違いないのは石田凱士の防衛ロードだろうが、中嶋勝彦の防衛ロードだろうが、中嶋勝彦vsリンダマン、石田凱士vsリンダマン、どっちにしたってもっとすげえ戦い出来るから。それまで石田凱士も中嶋勝彦も、他のどんな挑戦者とやったってすげえ試合するから。GLEATのG-REXタイトル戦線に皆さん期待してもらっていいかなと思いますね。あとは何かありますか?」 ――石田選手は「超えたとは思わないけど、並んだぐらいにはなった」と言っていたが? ▼リンダマン「まあ、俺もまだ偉そうにする立場じゃないですから。みんなで偉そうに仕立て上げてくれるだけで、自分が立場上と思ってないですよ。チャンピオンの時だって、チャンピオンロードも挑戦者だったし、今は文字通り挑戦者だし。まだまだ挑戦し続けるし。ある意味、石田が今回、チャンピオンとして挑戦するって言ってきたのは、ベンチャー団体GLEATの他の世界に対する挑戦心みたいのを象徴することで言えば、G-REXチャンピオンがGLEATのリングに沿って戦っていく。行ってしまえばチャンピオンだけど、チャンピオンらしくないのがGLEATらしさだと思います。逆に言うと外への挑戦の時は俺たちも一緒になって石田と外に向かって戦っていくから。リングの上ではしっかり戦って気持ちのいいGLEAT創っていきますよ」 【井土の話】「今日の試合の結果とリング上のマイクがすべてじゃ。あとな、このバックステージでもう一回しつこく言ってやるよ。俺はな、石田凱士の二番手じゃねえんだよ。ナンバー2じゃねえんだよ。大阪で俺が、井土徹也が王者、トップとして見せてやる」
『GLEAT Ver.17』後楽園ホール(2025年6月1日)
G-REX選手権試合 ○石田凱士vsエル・リンダマン×
石田が熱戦の末にリンダマンを下し、G-REX王座3度目の防衛に成功。試合後、G-CLASS覇者・中嶋勝彦を7・1五反田大会での挑戦者に指名すると、井土徹也が名乗りを上げ、BGI対決による王座戦が浮上した。
初代G-REX王者・リンダマンは5・10札幌大会におけるG-CLASSトーナメント1回戦で石田を撃破。5・25神戸大会におけるタッグマッチでも石田に勝利し、2年5ヵ月ぶりの返り咲きに乗り出した。両者はこれまでG-REX王座をかけて2度対決し、1勝1敗のイーブン。3度目のG-REX戦を迎えた。
石田がフロントハイキックを見舞うと、リンダマンは後頭部への低空ドロップキックでやり返す。ならばと石田は足攻めを展開。そこへG-CLASS覇者・中嶋勝彦がリングサイドにやってきてリンダマンのセコンドについた。その後も石田がニークラッシャー、ローキックと足攻めを続けた。
なおも石田がサッカーボールキックで蹴り飛ばし、レッグロック、逆片エビ固めで左足を絞め上げる。ロープに逃れたリンダマンはドラゴンスクリューに苦もんしながらもバックドロップで反撃を開始。足を引きずりながらも一本背負い、低空DDTの連続攻撃で巻き返した。
石田も串刺し攻撃を回避したリンダマンの腹部を蹴り上げて逆襲。リンダマンがエルボー合戦に持ち込み、連打で押し込んでもローキックで返り討ち。フロントハイキックを連発するリンダマンはヘッドバットも叩き込み、石田がニークラッシャーを決めてもバックドロップでやり返す。正面飛びドロップキックも見舞った。
リンダマンがコーナーダイブを狙うと、石田は場外に退避。ならばとリンダマンはトペコンヒーロで突っ込む。リングに戻すと、エルボーを連発。石田が延髄斬りで反撃し、ジャーマンで投げてもリンダマンはコーナーへのエクスプロイダーで応戦。ダブルダウンから先に立ち上がると、パワーボム、熊殺し、ジャーマンの波状攻撃に出た。
石田も3カウントを許さない。コーナーに上がったリンダマンを張り手で足止めし、雪崩式ブレーンバスターで叩き落とす。リンダマンが意地で立ち上がっても張り手、顔面蹴りで一気呵成。ハイキックをかいくぐったリンダマンがエクスプロイダーで投げても、顔面蹴り、クラッチ式ジャーマンで追い討ち。リンダマンがジャーマンを仕掛けてもアンクルホールドで絡みつく。リンダマンがロープに逃れてもドラゴンスクリューの要領でひねり上げ、再びアンクルで絞め上げた。
ピンチを迎えたリンダマンだったが、これを切り抜けると強引にジャーマンでぶっこ抜いた。なおもジャーマンで追い討ちをかけてニアフォールに追い込み、タイガースープレックスの構え。こらえた石田がハーフタイガーを狙っても高速ジャーマンで投げたが、2カウントで返した石田は顔面蹴りで逆襲。リンダマンが腕ひしぎ逆十字で絞め上げても、逃れた石田はアンクルホールドで逆捕獲。立ち上がって逃れようとするリンダマンにハーフタイガースープレックスを爆発させて熱戦に終止符を打つ3カウントを奪った。
3度目となったリンダマンとのG-REX戦を制し、石田がV3を果たした。試合後、マイクを手にすると「後楽園ホール、メインイベント、石田凱士が勝ったぞ!」と絶叫。「おい、この試合は王者・石田凱士、挑戦者・エル・リンダマンではなく、プロレスラー・エル・リンダマンにプロレスラー・石田凱士が挑戦した試合や。この試合で俺はエル・リンダマンを超えたとは思わんけど、並んだぐらいにはなったやろ」と自己分析した。
「本題に入らせてもらおうか。今日のG-REX、G-INFINITYのタイトルマッチと別にGLEATのシングルトーナメントG-CLASSの決勝があったな。その決勝で勝ったヤツは誰や? 中嶋勝彦、聞いてたら出てこい!」。そう石田が呼び込むと、中嶋が現れた。石田は「中嶋勝彦、まずはG-CLASS優勝おめでとうございます。でもや、このGLEATのリングで他のヤツがやられて、好き勝手言われて。このリングのチャンピオンは石田凱士や。GLEATのチャンピオンは石田凱士や。中嶋勝彦、チャンピオンの俺を倒してから偉そうなこと言ってくれ」と投げかけた。
すると中嶋は「石田凱士、お前トーナメント負けたよな? 負けたお前がこのG-CLASSトーナメント優勝した俺に何で上からなんだ?」と疑問符。「1回戦で負けたけど、1回戦で負けたリンダマンをタイトルマッチで破ったんや。G-CLASS優勝したんやろ? G-REX王者・石田凱士とG-CLASS覇者・中嶋勝彦のタイトルマッチ、お前ら見たくないか?」と主張した石田は「俺が言いたいことは7月1日、周年大会、五反田でG-REXどうや? 石田凱士vsG-CLASS覇者、決定でええな」と王者vs覇者の頂上対決をぶち上げた。
ここで井土が「中嶋勝彦は俺の獲物だ。中嶋勝彦に負けっぱなしはあり得ないし、石田凱士が王者で井土徹也が隣にいるBGIより、井土徹也が王者で石田凱士が隣にいるBGIの方が面白いだろ。俺はいつまでも二番手じゃねえんだ」と割って入り、「石田凱士、お前が持ってる、このG-REXのベルト、この俺に挑戦させてくれ」と表明した。
さらに中嶋は「1回戦負けのお前が偉そうに言ってんじゃねえぞ。ベルトがかすんでるよ」とバッサリ。「やるのか? やってやるよ」と受諾すると、石田は「分かったよ。お前とやる前に井土とこれかけてやったるから。待っとけ。逃げんな」と通告。中嶋は井土に向かって「お前な、絶対獲れよ」とエールを送り、リンダマンに肩を貸して下がっていった。
すると石田は「ええわ。中嶋勝彦は7・1と俺の中で決まってるんや。井土、俺のGLEAT初戦はお前やったな。あれからシングルやってへんな。お前とはやりたかったんや。中嶋とは7・1で俺が勝手に決めてるけど、6・14大阪でやろか。大阪で勝った方が7月1日、五反田で中嶋勝彦とやる。決定や」と舞台を指定。BGI対決によるG-REX戦、その勝者が中嶋を迎え撃つことが決定的となった。
【試合後のリンダマン】
▼リンダマン「まあG-CLASS1回戦負けだったですけど、1回戦戦った石田凱士とは別物。やっぱりタイトルかかったチャンピオンってのは強いって言うのは身に染みちゃったって感じですね。俺が一気にひっくり返してやるぞって思ったけど、やっぱり北海道でやった時とは違って。でも、やっぱり石田凱士を認めたくないというか、全然認める。凄い選手だし、信頼してて。だけどG-CLASSの優勝は中嶋勝彦で、勝っちゃんと一緒にいる身としては石田凱士負けるなよとも言えないし、石田凱士に負けた身としては中嶋勝てよとも言えないし。逆を言えば両方言えるんだけど。間違いないのは石田凱士の防衛ロードだろうが、中嶋勝彦の防衛ロードだろうが、中嶋勝彦vsリンダマン、石田凱士vsリンダマン、どっちにしたってもっとすげえ戦い出来るから。それまで石田凱士も中嶋勝彦も、他のどんな挑戦者とやったってすげえ試合するから。GLEATのG-REXタイトル戦線に皆さん期待してもらっていいかなと思いますね。あとは何かありますか?」
――石田選手は「超えたとは思わないけど、並んだぐらいにはなった」と言っていたが?
▼リンダマン「まあ、俺もまだ偉そうにする立場じゃないですから。みんなで偉そうに仕立て上げてくれるだけで、自分が立場上と思ってないですよ。チャンピオンの時だって、チャンピオンロードも挑戦者だったし、今は文字通り挑戦者だし。まだまだ挑戦し続けるし。ある意味、石田が今回、チャンピオンとして挑戦するって言ってきたのは、ベンチャー団体GLEATの他の世界に対する挑戦心みたいのを象徴することで言えば、G-REXチャンピオンがGLEATのリングに沿って戦っていく。行ってしまえばチャンピオンだけど、チャンピオンらしくないのがGLEATらしさだと思います。逆に言うと外への挑戦の時は俺たちも一緒になって石田と外に向かって戦っていくから。リングの上ではしっかり戦って気持ちのいいGLEAT創っていきますよ」
【井土の話】「今日の試合の結果とリング上のマイクがすべてじゃ。あとな、このバックステージでもう一回しつこく言ってやるよ。俺はな、石田凱士の二番手じゃねえんだよ。ナンバー2じゃねえんだよ。大阪で俺が、井土徹也が王者、トップとして見せてやる」