【NOAH】執念実った、稲葉が拳王撃破で歓喜のGHCタッグ奪取 「この情熱を! ずっと出していく」 2025/6/3
『STAR NAVIGATION 2025』後楽園ホール(2025年6月3日) GHCタッグ選手権試合 ○稲葉大樹&征矢学vs佐々木憂流迦&拳王× 情熱RATEL'Sの征矢&稲葉組が、王者の拳王&憂流迦組を破ってGHCタッグ王座奪取に成功。執念を実らせて拳王を破った稲葉に祝福の大コールが注がれた。 5月に負傷欠場から約10ヶ月ぶりに復帰した稲葉は、情熱RATEL'S入りを果たしてGHCタッグ挑戦を表明。2度に渡って拳王に敗れて挑戦権はつかめなかったが、それでも諦めずにアピールを続けた。 そして5・31新宿大会。拳王&憂流迦組が征矢&サクソン組を破ってV2を果たした試合後にも現れ、ついに拳王も承諾。わずか3日スパンでの王座戦を提示し、6月後楽園でのGHCタッグ王座戦「(王者)拳王&憂流迦v征矢&稲葉(挑戦者)」が決まった。 稲葉は序盤から何度も「情熱!」と叫んで気迫をあらわに。だが、拳王はフロントハイキックで蹴り倒し、「情熱!」とお返し。「俺のほうが情熱がある」と言い放った。稲葉はスキを突いて拳王に襲いかかり、エプロンから場外めがけてボディプレスを放つも避けられて痛恨の自爆に。空回りする稲葉を拳王は鉄柵に叩きつけて追い討ち。鉄柵を揺すって自身の“情熱"を見せつける。その後も王者組が代わる代わる稲葉を攻め立てた。 憂流迦のサッカーボールキックや馬乗りのビンタを食らった稲葉だったが、意地のブレーンバスターで反撃に成功。タイトルマッチ続きの征矢が奮闘して流れを変えると、稲葉が反撃に打って出る。「情熱!」と叫ぶ拳王の攻撃に苦しみながらも、火の玉ボム、ボディプレスと奮闘。征矢の援護を受けて、キャノンボールもさく裂した。 続く二段階式ダイビングエルボードロップは自爆に終わると、王者組が再び大攻勢。拳王が稲葉をドラゴンスープレックスでぶん投げると、憂流迦は胴絞めスリーパーに捕獲し、そこに拳王がPFSを落として、“俺ごとPFS"が完璧に決まる。拳王はしつこく拳王スペシャルに捕獲してギブアップを迫った。 しかし、征矢が憂流迦の脇固めに捕まりながらも、強引に拳王を蹴り飛ばして執念のカットに成功。ならばと拳王は憂流迦とのサンドイッチフロントハイキックからPFSで仕留めにかかる。が、これを間一髪で避けた稲葉は回転エビ固めから両足をガッチリと押さえる極情熱固めに持ち込んで大逆転の3カウントをもぎ取った。 まさかの暗転に場内が大きくどよめくなか、執念を実らせて自身2度目のGHCタッグ王座奪取を成し遂げた稲葉は、その腰にベルトを巻いて歓喜のガッツポーズ。場内も祝福の稲葉コールに染まった。 「確かに情熱はみんなの中にあるかもしれない。でも俺は欠場中、そして情熱RATEL'Sに入りたいと思った時から、俺は言葉に出すって決めたんだよ。体中からあふれてくる、この情熱を! ずっと出していくぞ! 情熱だ!!」と絶叫しまくる稲葉に、征矢も「今日、稲葉がしっかり最後の最後まであきらめないで、自分を信じて戦い抜いてくれた。だからこそ、今こうしてベルトがある」と称えた。そして「今日はもしかしたらギリギリの戦いだったかもしれねえよ。でもよ、ここにベルトがあるんだ。次からはよ、情熱的に! 毎回熱い熱い熱すぎる! 試合を! してやるから!」と宣言していた。 【試合後の征矢&稲葉】 ▼稲葉「よっしゃあ! 情熱! 確かに情熱はみんなの中にあるかもしれない。でも俺は欠場中、そして情熱RATEL'Sに入りたいと思った時から、俺は言葉に出すって決めたんだよ。体中からあふれてくる、この情熱を! ずっと出していくぞ! 情熱だ!!」 ▼征矢「その通りだ。稲葉が言った通りだ。確かにな、情熱は誰にだってある。情熱がなければ人間終わりだ。腐ってるだけだ、ただの。でもな、俺たちは言霊にして情熱を表に出していくぞ。これからも、この先もずっとだ。今日含めてよ、俺は4連戦、3回タイトルマッチやってるんだ。今日獲れなかったらよ、ただ悔しい、そんな4日間で終わっちまうよ。でもよ、今日、稲葉がしっかり最後の最後まであきらめないで、自分を信じて戦い抜いてくれた。だからこそ、今こうしてベルトがある。俺はそう思ってる。それを今日あらためて稲葉に教えてもらったよ」 ※二人は握手 ▼稲葉「情熱、情熱!」 ▼征矢「俺に対する言葉の魂は情熱だけってことだ。それを俺が判断してくってことだな。だからよ、一つ分かったよ。稲葉は日本語しゃべらなくていい。俺がこいつが『情熱』と言った言葉で何を伝えたいのか、どう表現したいのか、俺が全部、“情熱語"ってやつを理解してやるよ。なあ、そういうことだろ?」 ▼稲葉「情熱」 ▼征矢「そういうことだ。とにかく今日はもしかしたらギリギリの戦いだったかもしれねえよ。でもよ、ここにベルトがあるんだ。次からはよ、情熱的に! 毎回熱い熱い熱すぎる! 試合を! してやるから! 俺たち二人の…」 ▼征矢&稲葉「情熱ううううう!」 ▼征矢「見届けろ!」 ▼稲葉「情熱!」 【試合後の拳王&憂流迦】 ▼拳王「おい! おい、レフェリー! おめえ見てんのか? おい! なあ? 2.5、いや2.8で返してたよな? こんなんじゃな、納得いかねえよ。まだまだ俺たちは上を目指していくもんな。まだまだいってやるよ。まだまだ元気だ。まだまだ俺には情熱あるんだよ。NOAHをもっともっと上のステージに連れていってやる。もっともっといこうぜ」 ▼憂流迦「はい。俺はこのウルケンタッグ、最強の夢、全然途絶えてないですよ」 ▼拳王「OK。痛くもかゆくもない」
『STAR NAVIGATION 2025』後楽園ホール(2025年6月3日)
GHCタッグ選手権試合 ○稲葉大樹&征矢学vs佐々木憂流迦&拳王×
情熱RATEL'Sの征矢&稲葉組が、王者の拳王&憂流迦組を破ってGHCタッグ王座奪取に成功。執念を実らせて拳王を破った稲葉に祝福の大コールが注がれた。
5月に負傷欠場から約10ヶ月ぶりに復帰した稲葉は、情熱RATEL'S入りを果たしてGHCタッグ挑戦を表明。2度に渡って拳王に敗れて挑戦権はつかめなかったが、それでも諦めずにアピールを続けた。
そして5・31新宿大会。拳王&憂流迦組が征矢&サクソン組を破ってV2を果たした試合後にも現れ、ついに拳王も承諾。わずか3日スパンでの王座戦を提示し、6月後楽園でのGHCタッグ王座戦「(王者)拳王&憂流迦v征矢&稲葉(挑戦者)」が決まった。
稲葉は序盤から何度も「情熱!」と叫んで気迫をあらわに。だが、拳王はフロントハイキックで蹴り倒し、「情熱!」とお返し。「俺のほうが情熱がある」と言い放った。稲葉はスキを突いて拳王に襲いかかり、エプロンから場外めがけてボディプレスを放つも避けられて痛恨の自爆に。空回りする稲葉を拳王は鉄柵に叩きつけて追い討ち。鉄柵を揺すって自身の“情熱"を見せつける。その後も王者組が代わる代わる稲葉を攻め立てた。
憂流迦のサッカーボールキックや馬乗りのビンタを食らった稲葉だったが、意地のブレーンバスターで反撃に成功。タイトルマッチ続きの征矢が奮闘して流れを変えると、稲葉が反撃に打って出る。「情熱!」と叫ぶ拳王の攻撃に苦しみながらも、火の玉ボム、ボディプレスと奮闘。征矢の援護を受けて、キャノンボールもさく裂した。
続く二段階式ダイビングエルボードロップは自爆に終わると、王者組が再び大攻勢。拳王が稲葉をドラゴンスープレックスでぶん投げると、憂流迦は胴絞めスリーパーに捕獲し、そこに拳王がPFSを落として、“俺ごとPFS"が完璧に決まる。拳王はしつこく拳王スペシャルに捕獲してギブアップを迫った。
しかし、征矢が憂流迦の脇固めに捕まりながらも、強引に拳王を蹴り飛ばして執念のカットに成功。ならばと拳王は憂流迦とのサンドイッチフロントハイキックからPFSで仕留めにかかる。が、これを間一髪で避けた稲葉は回転エビ固めから両足をガッチリと押さえる極情熱固めに持ち込んで大逆転の3カウントをもぎ取った。
まさかの暗転に場内が大きくどよめくなか、執念を実らせて自身2度目のGHCタッグ王座奪取を成し遂げた稲葉は、その腰にベルトを巻いて歓喜のガッツポーズ。場内も祝福の稲葉コールに染まった。
「確かに情熱はみんなの中にあるかもしれない。でも俺は欠場中、そして情熱RATEL'Sに入りたいと思った時から、俺は言葉に出すって決めたんだよ。体中からあふれてくる、この情熱を! ずっと出していくぞ! 情熱だ!!」と絶叫しまくる稲葉に、征矢も「今日、稲葉がしっかり最後の最後まであきらめないで、自分を信じて戦い抜いてくれた。だからこそ、今こうしてベルトがある」と称えた。そして「今日はもしかしたらギリギリの戦いだったかもしれねえよ。でもよ、ここにベルトがあるんだ。次からはよ、情熱的に! 毎回熱い熱い熱すぎる! 試合を! してやるから!」と宣言していた。
【試合後の征矢&稲葉】
▼稲葉「よっしゃあ! 情熱! 確かに情熱はみんなの中にあるかもしれない。でも俺は欠場中、そして情熱RATEL'Sに入りたいと思った時から、俺は言葉に出すって決めたんだよ。体中からあふれてくる、この情熱を! ずっと出していくぞ! 情熱だ!!」
▼征矢「その通りだ。稲葉が言った通りだ。確かにな、情熱は誰にだってある。情熱がなければ人間終わりだ。腐ってるだけだ、ただの。でもな、俺たちは言霊にして情熱を表に出していくぞ。これからも、この先もずっとだ。今日含めてよ、俺は4連戦、3回タイトルマッチやってるんだ。今日獲れなかったらよ、ただ悔しい、そんな4日間で終わっちまうよ。でもよ、今日、稲葉がしっかり最後の最後まであきらめないで、自分を信じて戦い抜いてくれた。だからこそ、今こうしてベルトがある。俺はそう思ってる。それを今日あらためて稲葉に教えてもらったよ」
※二人は握手
▼稲葉「情熱、情熱!」
▼征矢「俺に対する言葉の魂は情熱だけってことだ。それを俺が判断してくってことだな。だからよ、一つ分かったよ。稲葉は日本語しゃべらなくていい。俺がこいつが『情熱』と言った言葉で何を伝えたいのか、どう表現したいのか、俺が全部、“情熱語"ってやつを理解してやるよ。なあ、そういうことだろ?」
▼稲葉「情熱」
▼征矢「そういうことだ。とにかく今日はもしかしたらギリギリの戦いだったかもしれねえよ。でもよ、ここにベルトがあるんだ。次からはよ、情熱的に! 毎回熱い熱い熱すぎる! 試合を! してやるから! 俺たち二人の…」
▼征矢&稲葉「情熱ううううう!」
▼征矢「見届けろ!」
▼稲葉「情熱!」
【試合後の拳王&憂流迦】
▼拳王「おい! おい、レフェリー! おめえ見てんのか? おい! なあ? 2.5、いや2.8で返してたよな? こんなんじゃな、納得いかねえよ。まだまだ俺たちは上を目指していくもんな。まだまだいってやるよ。まだまだ元気だ。まだまだ俺には情熱あるんだよ。NOAHをもっともっと上のステージに連れていってやる。もっともっといこうぜ」
▼憂流迦「はい。俺はこのウルケンタッグ、最強の夢、全然途絶えてないですよ」
▼拳王「OK。痛くもかゆくもない」