【NOAH】杉浦まさかのT2000X入り…OZAWAがGHCヘビーV6 大遠藤コール切り裂き3WAY制す 2025/6/3
『STAR NAVIGATION 2025』後楽園ホール(2025年6月3日) GHCヘビー級選手権試合 サバイバル3WAYマッチ ○OZAWAvs杉浦貴vs遠藤哲哉× 杉浦まさかのTEAM 2000X入り――。GHCヘビー級王者のOZAWAがサバイバル3WAY形式で争われた王座戦を制して6度目の防衛に成功。杉浦に裏切られても大奮戦した遠藤に大コールが送られたが、最後はねじ伏せて「プロレスリング・オザ」宣言まで放った。 6月後楽園のメインを飾った史上初の3WAY・GHCヘビー級王座戦。遠藤が杉浦に導かれてT2000Xを離脱したことを端緒に3WAYでのGHC戦に発展し、王者OZAWAは勝ち残り形式のサバイバル戦を提示。「遠藤が負けたらT2000X復帰」まで勝手に宣言していたが、待っていたのはまさかの光景だった。 試合では遠藤の躍動が目立った。かつてNOAHとの対抗戦で失神KO負けを喫したことで、レスラーキャリアに傷がついた。「GHCヘビーを獲ることこそが最大の復讐」と言い切り、袂を分かったOZAWAに襲いかかった。 遠藤はOZAWAに勧誘されてもことごとく拒否。杉浦とは対OZAWAで共闘しつつ、2人で真っ向勝負も繰り広げる。杉浦がOZAWAを逆エビ固めに捕らえると、遠藤はその横に華麗に寝転び、OZAWAばりにハナクソをなすりつけてみせる。さらに、2人がかりで逆エビ固めで拷問。その後も好連係を連発した。 しかし、OZAWAが杉浦をレフェリ-に交錯させて無法地帯を作り上げると、ここからまさかの展開が待っていた。T2000Xの面々が乱入して、遠藤を集団暴行。杉浦が割って入り、遠藤を救出するかと思われた。だが、タダスケからパイプイスを奪った杉浦は突然遠藤を殴打。OZAWAから受け取ったTシャツを着込み、T2000に電撃加入すると、場内は騒然となった。 裏切りにあった遠藤はOZAWA&杉浦の猛攻を受けながらも、大「遠藤」コールを受けて発奮。一瞬のスキを突いて杉浦をスクールボーイで丸め込み、なんとか1対1の状況に持ち込む。かつて失神KOに追い込まれたビンタでOZAWAに腰砕けにされたものの、同じくビンタで呼応。頬を舐めてきたOZAWAの舌を掴み、そのままエクスプロイダーでぶん投げた。神の右膝もクリーンヒットする。セコンドについていた杉浦がレフェリーの足をすくってカウントを妨害。遠藤は場外に引きずり下ろされて、場外で集団暴行を受けるが、遠藤スペシャルを敢行してセコンド陣を足止め。「遠藤」コール一色となる中、OZAWAをトーチャーラックボムで叩きつけ、バーニングスタープレスで勝負に出た。 OZAWAはこれを剣山で迎撃。華麗なスパニッシュフライから遠藤のお株を奪うバーニングスタープレスを完コピして、大「OZAWA」コールに塗りかえる。さらに、遠藤の顔を舐めてから顔面にドロップキックを一閃。ビッグベンエッジで追い討ちした。遠藤は肩を上げたものの、粘りはここまで。OZAWAはReal Rebelで完璧な3カウントを奪った。 遠藤を「NOAHで一緒に頂点を目指そう」と“更生"へと導いたはずの杉浦が黒く染まるまさかの結末。それでも見せ場を連発した遠藤を、最後はOZAWAが力でねじ伏せ、GHCヘビー級王座6度目の防衛に成功した。 T2000X・Tシャツに袖を通した杉浦と並んでマイクを握ったOZAWAは「T2000X・新メンバー、“ゴッドファーザー"杉浦貴が入ったぞ。杉浦貴のチーム入りは(5・3)両国の前から決まっていたことだ。張り手一発で飛んじゃうようなしょっぱいレスラーはT2000Xに必要ない。アイツ(遠藤)を排除するために大嫌いな秋山準と手を組んで、脱退まで誘導してもらった」と種明かしして「ありがとうゴッドファーザー・杉浦貴」と感謝した。 そのうえで「今日も後楽園ホールに来てくれて、どうもありがとうございます。本日もこのプロレスリング・ノアを守ることができました! そしてこれからもプロレスリング・ノアを泥舟にしようとする悪いヤツらを倒していきたいと思います。俺は正しい。俺は間違いない。俺は正義だ!」と強調したOZAWAは「決めました! 今日からこのプロレスリング・ノアはプロレスリング・オザに改名します。The Real Rebel」と、得意の“勝手に宣言"を繰り出して6月後楽園を締めくくった。 バックステージでも「おい、遠藤哲哉。お前はもうエンテツじゃない。遠藤哲哉だ。最初からな、お前みたいなヤツはいらなかったんだ。そもそもお前、どこから来たんだっけ? DDT? DDTっておい、ハッキリ言わせてもらうとな、DDTとNOAHをさ、横一列に見てもらったら困るんだ。全然違うから」と“棚橋語録"を持ち出してピシャリ。“ゴッドファーザー"まで獲得した反逆王者が舵を取る、方舟波乱の航海はまだまだ続く。 【OZAWAの話】「いやあ、よかった、よかった。今日も無事プロレスリング・ノアを守ることができました。そしてゴッドファーザー・杉浦貴。(隣の杉浦に向かって)TEAM 2000Xに来てくれてありがとう。おい、遠藤哲哉。お前はもうエンテツじゃない。遠藤哲哉だ。最初からな、お前みたいなヤツはいらなかったんだ。そもそもお前、どこから来たんだっけ? DDT? DDTっておい、ハッキリ言わせてもらうとな、DDTとNOAHをさ、横一列に見てもらったら困るんだ。全然違うから。今日で力の差がわかったと思うけどね。The Real Rebel」 【遠藤の話】「こんなんでいいのかよ? こんなんでいいのかよ? GHC、プロレスリング・ノア! TEAM 2000X、お前らプロレス冒涜するのもたいがいにしろよ」
『STAR NAVIGATION 2025』後楽園ホール(2025年6月3日)
GHCヘビー級選手権試合 サバイバル3WAYマッチ ○OZAWAvs杉浦貴vs遠藤哲哉×
杉浦まさかのTEAM 2000X入り――。GHCヘビー級王者のOZAWAがサバイバル3WAY形式で争われた王座戦を制して6度目の防衛に成功。杉浦に裏切られても大奮戦した遠藤に大コールが送られたが、最後はねじ伏せて「プロレスリング・オザ」宣言まで放った。
6月後楽園のメインを飾った史上初の3WAY・GHCヘビー級王座戦。遠藤が杉浦に導かれてT2000Xを離脱したことを端緒に3WAYでのGHC戦に発展し、王者OZAWAは勝ち残り形式のサバイバル戦を提示。「遠藤が負けたらT2000X復帰」まで勝手に宣言していたが、待っていたのはまさかの光景だった。
試合では遠藤の躍動が目立った。かつてNOAHとの対抗戦で失神KO負けを喫したことで、レスラーキャリアに傷がついた。「GHCヘビーを獲ることこそが最大の復讐」と言い切り、袂を分かったOZAWAに襲いかかった。
遠藤はOZAWAに勧誘されてもことごとく拒否。杉浦とは対OZAWAで共闘しつつ、2人で真っ向勝負も繰り広げる。杉浦がOZAWAを逆エビ固めに捕らえると、遠藤はその横に華麗に寝転び、OZAWAばりにハナクソをなすりつけてみせる。さらに、2人がかりで逆エビ固めで拷問。その後も好連係を連発した。
しかし、OZAWAが杉浦をレフェリ-に交錯させて無法地帯を作り上げると、ここからまさかの展開が待っていた。T2000Xの面々が乱入して、遠藤を集団暴行。杉浦が割って入り、遠藤を救出するかと思われた。だが、タダスケからパイプイスを奪った杉浦は突然遠藤を殴打。OZAWAから受け取ったTシャツを着込み、T2000に電撃加入すると、場内は騒然となった。
裏切りにあった遠藤はOZAWA&杉浦の猛攻を受けながらも、大「遠藤」コールを受けて発奮。一瞬のスキを突いて杉浦をスクールボーイで丸め込み、なんとか1対1の状況に持ち込む。かつて失神KOに追い込まれたビンタでOZAWAに腰砕けにされたものの、同じくビンタで呼応。頬を舐めてきたOZAWAの舌を掴み、そのままエクスプロイダーでぶん投げた。神の右膝もクリーンヒットする。セコンドについていた杉浦がレフェリーの足をすくってカウントを妨害。遠藤は場外に引きずり下ろされて、場外で集団暴行を受けるが、遠藤スペシャルを敢行してセコンド陣を足止め。「遠藤」コール一色となる中、OZAWAをトーチャーラックボムで叩きつけ、バーニングスタープレスで勝負に出た。
OZAWAはこれを剣山で迎撃。華麗なスパニッシュフライから遠藤のお株を奪うバーニングスタープレスを完コピして、大「OZAWA」コールに塗りかえる。さらに、遠藤の顔を舐めてから顔面にドロップキックを一閃。ビッグベンエッジで追い討ちした。遠藤は肩を上げたものの、粘りはここまで。OZAWAはReal Rebelで完璧な3カウントを奪った。
遠藤を「NOAHで一緒に頂点を目指そう」と“更生"へと導いたはずの杉浦が黒く染まるまさかの結末。それでも見せ場を連発した遠藤を、最後はOZAWAが力でねじ伏せ、GHCヘビー級王座6度目の防衛に成功した。
T2000X・Tシャツに袖を通した杉浦と並んでマイクを握ったOZAWAは「T2000X・新メンバー、“ゴッドファーザー"杉浦貴が入ったぞ。杉浦貴のチーム入りは(5・3)両国の前から決まっていたことだ。張り手一発で飛んじゃうようなしょっぱいレスラーはT2000Xに必要ない。アイツ(遠藤)を排除するために大嫌いな秋山準と手を組んで、脱退まで誘導してもらった」と種明かしして「ありがとうゴッドファーザー・杉浦貴」と感謝した。
そのうえで「今日も後楽園ホールに来てくれて、どうもありがとうございます。本日もこのプロレスリング・ノアを守ることができました! そしてこれからもプロレスリング・ノアを泥舟にしようとする悪いヤツらを倒していきたいと思います。俺は正しい。俺は間違いない。俺は正義だ!」と強調したOZAWAは「決めました! 今日からこのプロレスリング・ノアはプロレスリング・オザに改名します。The Real Rebel」と、得意の“勝手に宣言"を繰り出して6月後楽園を締めくくった。
バックステージでも「おい、遠藤哲哉。お前はもうエンテツじゃない。遠藤哲哉だ。最初からな、お前みたいなヤツはいらなかったんだ。そもそもお前、どこから来たんだっけ? DDT? DDTっておい、ハッキリ言わせてもらうとな、DDTとNOAHをさ、横一列に見てもらったら困るんだ。全然違うから」と“棚橋語録"を持ち出してピシャリ。“ゴッドファーザー"まで獲得した反逆王者が舵を取る、方舟波乱の航海はまだまだ続く。
【OZAWAの話】「いやあ、よかった、よかった。今日も無事プロレスリング・ノアを守ることができました。そしてゴッドファーザー・杉浦貴。(隣の杉浦に向かって)TEAM 2000Xに来てくれてありがとう。おい、遠藤哲哉。お前はもうエンテツじゃない。遠藤哲哉だ。最初からな、お前みたいなヤツはいらなかったんだ。そもそもお前、どこから来たんだっけ? DDT? DDTっておい、ハッキリ言わせてもらうとな、DDTとNOAHをさ、横一列に見てもらったら困るんだ。全然違うから。今日で力の差がわかったと思うけどね。The Real Rebel」
【遠藤の話】「こんなんでいいのかよ? こんなんでいいのかよ? GHC、プロレスリング・ノア! TEAM 2000X、お前らプロレス冒涜するのもたいがいにしろよ」