【DRAGONGATE】YAMATOが望月返り討ちでドリームゲート熱闘V8 7・13神戸ワールドで「負けたら退団」宣言のシュン迎撃 2025/6/4
『RAINBOW GATE 2025』後楽園ホール(2025年6月4日) オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 ○YAMATOvs望月成晃× YAMATOが望月を返り討ちにして、ドリームゲート王座V8達成。試合後、シュン・スカイウォーカーが「負けたら退団」の覚悟を見せて挑戦表明し、7・13神戸ワールド大会でのタイトル戦が決定した。 当時ブレイブゲート王座を保持していたYAMATOに4・7後楽園大会で望月道場の柳内大貴が挑戦。奮闘したものの、最後は道場長の望月がタオルを投げ込み、YAMATOのTKO勝ちとなった。そのことを引きずっていた望月は「あの試合、タオルを投げ込んで終わらせたのは俺だ。その続き、ドリームゲートを懸けて、俺がやらせてもらうぞ」とドリームゲート王者・YAMATOに挑戦表明。「間違いなく今回のドリームゲート戦が望月成晃vsYAMATO、最後の戦いになると俺は思っている」と決意をあらわに。YAMATOもその思いを受け止め、タイトルマッチが決定した。2人よるドリームゲート戦は2017年9月以来、7年9ヵ月ぶり4度目となった。 体を絞って試合に臨んだ望月はいきなり強烈なヒザ蹴りをねじ込む。そこから左足攻めを展開したものの、YAMATOも右足攻めで応戦し、試合は激しい消耗戦に。足攻めのみならず、打撃や投げ技でも一歩も引かずにせめぎ合い、後楽園ホールは一気に熱を帯びていく。 望月はYAMATOのギャラリア狙いを防ぐと、掟破りの逆ラグナロクで勝機をたぐり寄せ、顔面への三角蹴りへ。だが、蹴り足をキャッチしたYAMATOはアンクルホールドで再び右足を攻めると、全知全能のフランケンシュタイナーで押さえ込んだ。屈しない望月は水面蹴りで不意を突くと、最強ハイキックを連打。前のめりに崩れ落ちたYAMATOにドラゴンスープレックスを仕掛ける。 投げさせないYAMATOはギャラリアをズバリ。望月はカウント1でキックアウトして大「望月」コールを巻き起こすと、ふらつきながらもこん身のビンタで王者を張り倒した。そして、何度もポジションが入れ替わる中で胴絞めスリーパーに絡め取る。しかし、YAMATOはレッグロックで切り返して再び望月の足に照準。テキサスクローバーホールド、逆片エビ固めと切り換えながら足攻めを続ける。最後は柳内を仕留めた時の同じようにヒザを背中に固定しながら絞めに絞めると、セコンドに付いた柳内がタオルを投げ込み、TKO決着となった。 4月とは真逆の立場となりながらも、同じくタオル投入で望月が敗戦。ドリームゲート奪取はならなかった。それでも後楽園ホールは「モッチー」コールに包まれる。望月は敗北を認め、自ら防衛の証である鍵をベルトにかけて、リングを去っていた。 感動的なムードを切り裂くように姿を現したのがシュンだった。1・15後楽園大会でノンタイトルながらシングルでYAMATOに完勝しているシュンは「シュン・スカイウォーカーが7月13日、DRAGONGATE最大規模のビッグマッチ、神戸ワールド記念ホール大会でDRAGONGATE最高王座のドリームゲートを前チャンピオンのYAMATOから受け継ぎ、新ドリームゲートチャンピオンになることが今ここで決定した」とベルト奪取は確定事項だと言わんばかりに独特な言い回しで挑戦表明した。 それどころか「知っての通り、シュン・スカイウォーカーはドリームゲート王座なるものよりももっと高く、天空に位置する存在だ。そんなシュン・スカイウォーカーがこのリングに舞い降りて、ドリームゲート王座を巻いてやると言ってるんだ。シュン・スカイウォーカーにも相応の思いと覚悟がある。シュン・スカイウォーカーがもしもこのYAMATOからベルトを獲る、新王者誕生というその手続きを失敗した際には、万が一天変地異が起こりYAMATOに負けた場合は、シュン・スカイウォーカーはDRAGONGATEを退団する」と衝撃発言。これには場内も大きくどよめいた。 YAMATOは「俺がお前に負けるわけにはいかない。これは1月、この後楽園ホールでのリベンジなんていう小さい意味合いじゃねえぞ。この俺がお前に負けるわけにはいかないんだよ。だから、もちろんお前の挑戦はこの俺がこの胸ですべて受け止めてやるからな」と迎撃宣言。それを受けて、7・13神戸ワールド大会でのタイトルマッチが電撃決定した。 シュンが去っていくと、YAMATOは改めてマイクを持つ。望月戦を振り返って「やっぱりあのオッサン、まだまだまだまだ元気じゃねえかよ。あんな元気なオッサンがいたら、俺だってまだまだ引くわけにはいかねえだろ!」と吠えると、場内は「YAMATO」コール一色に。それを聞いたYAMATOは「今日の防衛戦で8個このベルトに鍵が装着された。俺はまだまだ体張りますよ。まだまだ命張りますよ。この鍵の数が何個になればお前ら納得するんだよ?」と強気にアピールする。客席から「100個!」と声が飛ぶと、「この俺がベルトを守り続けて、鍵を100個でも、200個でもはめていこうじゃねえかよ!」と断言してみせた。 YAMATOは昨年7月の神戸ワールド大会でBen-Kを破り、ドリームゲート王座を戴冠。超満員の会場に戻し、「100年続くDRAGONGATEを作る」と誓いを立てた。あれから1年が経とうとしているが、その道はまだ志半ば。同じ神戸ワールド記念ホールでベルトを失うわけにはいかない。「あれから1年、まだまだ俺の思い描いたDRAGONGATEに景色になってない! だから、俺はまだまだ負けるわけにはいかない!」と決意を告白したYAMATOは「このDRAGONGATE、俺が思い描いた景色になるまでは俺は絶対に負けません」と観客に必勝を誓った。 ☆7/13(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール『KOBEプロレスフェスティバル2025』15:00開始 ▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 [挑戦者] シュン・スカイウォーカー vs YAMATO [第40代王者] ※YAMATO9度目の防衛戦 【YAMATOの話】「望月成晃、モッチー。これがドリームゲート争うのは4度目になるのかな。4度目になりますけど、あのオッサンは…オッサンっていう歳でもないんですね。初老じゃねえな。じいさんに片足突っ込んでるようなオッサンのさらにオッサンだけど、それでもどんどん衰えるどころか、どんどん進化してて。ああいう人がまだまだ上にいるから、俺も泣き言言ってられないなと。モッチーだけじゃない。あの世代が俺らが新世代だった時に俺たちの前に立ちふさがったように、俺らの世代もまだまだ若いヤツらの前に立ちはだかって、あいつらの勢い、波を食い止めなきゃいけない。その中でまた生まれてくる波とかもあるだろうから。俺は引かないよ。次の挑戦者決まりましたけど、去年の神戸ワールド記念ホールでこのベルト奪還して、そのあと、これだけの鍵の数の相手を打ち破って、俺が1年間このベルトを守ってきたわけだけど。俺いつも言ってます。俺にとって代われるヤツが誰なのかって。そいつがこのベルトを俺の腰から奪って、そいつがDRAGONGATEを背負ってくれる。本心ではそれを俺は願ってるけど、まだまだ若いヤツらに俺は全部任せることはできない。俺はね、口ではいろいろあいつらを持ち上げるようなこと言ってるけども、心のどっかで、まだまだあいつらじゃ心もとないって思ってるんだろう。今日もモッチー相手に、僕が若手だったころの気持ちに戻って防衛戦を行って、いい気持のリフレッシュって言うのはおかしいけど、そういう気持ちになります。改めて俺はもっともっと体張って、命削って若いヤツらの前に立ちはだかっていかなきゃいけない。そう思いましたね。とにかく7月神戸ワールド記念ホール。あれから1年だから。あれから1年経ってもYAMATOはまだまだ死にませんよと。そういう姿を皆さんにお見せできたらと思います」
『RAINBOW GATE 2025』後楽園ホール(2025年6月4日)
オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 ○YAMATOvs望月成晃×
YAMATOが望月を返り討ちにして、ドリームゲート王座V8達成。試合後、シュン・スカイウォーカーが「負けたら退団」の覚悟を見せて挑戦表明し、7・13神戸ワールド大会でのタイトル戦が決定した。
当時ブレイブゲート王座を保持していたYAMATOに4・7後楽園大会で望月道場の柳内大貴が挑戦。奮闘したものの、最後は道場長の望月がタオルを投げ込み、YAMATOのTKO勝ちとなった。そのことを引きずっていた望月は「あの試合、タオルを投げ込んで終わらせたのは俺だ。その続き、ドリームゲートを懸けて、俺がやらせてもらうぞ」とドリームゲート王者・YAMATOに挑戦表明。「間違いなく今回のドリームゲート戦が望月成晃vsYAMATO、最後の戦いになると俺は思っている」と決意をあらわに。YAMATOもその思いを受け止め、タイトルマッチが決定した。2人よるドリームゲート戦は2017年9月以来、7年9ヵ月ぶり4度目となった。
体を絞って試合に臨んだ望月はいきなり強烈なヒザ蹴りをねじ込む。そこから左足攻めを展開したものの、YAMATOも右足攻めで応戦し、試合は激しい消耗戦に。足攻めのみならず、打撃や投げ技でも一歩も引かずにせめぎ合い、後楽園ホールは一気に熱を帯びていく。
望月はYAMATOのギャラリア狙いを防ぐと、掟破りの逆ラグナロクで勝機をたぐり寄せ、顔面への三角蹴りへ。だが、蹴り足をキャッチしたYAMATOはアンクルホールドで再び右足を攻めると、全知全能のフランケンシュタイナーで押さえ込んだ。屈しない望月は水面蹴りで不意を突くと、最強ハイキックを連打。前のめりに崩れ落ちたYAMATOにドラゴンスープレックスを仕掛ける。
投げさせないYAMATOはギャラリアをズバリ。望月はカウント1でキックアウトして大「望月」コールを巻き起こすと、ふらつきながらもこん身のビンタで王者を張り倒した。そして、何度もポジションが入れ替わる中で胴絞めスリーパーに絡め取る。しかし、YAMATOはレッグロックで切り返して再び望月の足に照準。テキサスクローバーホールド、逆片エビ固めと切り換えながら足攻めを続ける。最後は柳内を仕留めた時の同じようにヒザを背中に固定しながら絞めに絞めると、セコンドに付いた柳内がタオルを投げ込み、TKO決着となった。
4月とは真逆の立場となりながらも、同じくタオル投入で望月が敗戦。ドリームゲート奪取はならなかった。それでも後楽園ホールは「モッチー」コールに包まれる。望月は敗北を認め、自ら防衛の証である鍵をベルトにかけて、リングを去っていた。
感動的なムードを切り裂くように姿を現したのがシュンだった。1・15後楽園大会でノンタイトルながらシングルでYAMATOに完勝しているシュンは「シュン・スカイウォーカーが7月13日、DRAGONGATE最大規模のビッグマッチ、神戸ワールド記念ホール大会でDRAGONGATE最高王座のドリームゲートを前チャンピオンのYAMATOから受け継ぎ、新ドリームゲートチャンピオンになることが今ここで決定した」とベルト奪取は確定事項だと言わんばかりに独特な言い回しで挑戦表明した。
それどころか「知っての通り、シュン・スカイウォーカーはドリームゲート王座なるものよりももっと高く、天空に位置する存在だ。そんなシュン・スカイウォーカーがこのリングに舞い降りて、ドリームゲート王座を巻いてやると言ってるんだ。シュン・スカイウォーカーにも相応の思いと覚悟がある。シュン・スカイウォーカーがもしもこのYAMATOからベルトを獲る、新王者誕生というその手続きを失敗した際には、万が一天変地異が起こりYAMATOに負けた場合は、シュン・スカイウォーカーはDRAGONGATEを退団する」と衝撃発言。これには場内も大きくどよめいた。
YAMATOは「俺がお前に負けるわけにはいかない。これは1月、この後楽園ホールでのリベンジなんていう小さい意味合いじゃねえぞ。この俺がお前に負けるわけにはいかないんだよ。だから、もちろんお前の挑戦はこの俺がこの胸ですべて受け止めてやるからな」と迎撃宣言。それを受けて、7・13神戸ワールド大会でのタイトルマッチが電撃決定した。
シュンが去っていくと、YAMATOは改めてマイクを持つ。望月戦を振り返って「やっぱりあのオッサン、まだまだまだまだ元気じゃねえかよ。あんな元気なオッサンがいたら、俺だってまだまだ引くわけにはいかねえだろ!」と吠えると、場内は「YAMATO」コール一色に。それを聞いたYAMATOは「今日の防衛戦で8個このベルトに鍵が装着された。俺はまだまだ体張りますよ。まだまだ命張りますよ。この鍵の数が何個になればお前ら納得するんだよ?」と強気にアピールする。客席から「100個!」と声が飛ぶと、「この俺がベルトを守り続けて、鍵を100個でも、200個でもはめていこうじゃねえかよ!」と断言してみせた。
YAMATOは昨年7月の神戸ワールド大会でBen-Kを破り、ドリームゲート王座を戴冠。超満員の会場に戻し、「100年続くDRAGONGATEを作る」と誓いを立てた。あれから1年が経とうとしているが、その道はまだ志半ば。同じ神戸ワールド記念ホールでベルトを失うわけにはいかない。「あれから1年、まだまだ俺の思い描いたDRAGONGATEに景色になってない! だから、俺はまだまだ負けるわけにはいかない!」と決意を告白したYAMATOは「このDRAGONGATE、俺が思い描いた景色になるまでは俺は絶対に負けません」と観客に必勝を誓った。
☆7/13(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール『KOBEプロレスフェスティバル2025』15:00開始
▼オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
[挑戦者]
シュン・スカイウォーカー
vs
YAMATO
[第40代王者]
※YAMATO9度目の防衛戦
【YAMATOの話】「望月成晃、モッチー。これがドリームゲート争うのは4度目になるのかな。4度目になりますけど、あのオッサンは…オッサンっていう歳でもないんですね。初老じゃねえな。じいさんに片足突っ込んでるようなオッサンのさらにオッサンだけど、それでもどんどん衰えるどころか、どんどん進化してて。ああいう人がまだまだ上にいるから、俺も泣き言言ってられないなと。モッチーだけじゃない。あの世代が俺らが新世代だった時に俺たちの前に立ちふさがったように、俺らの世代もまだまだ若いヤツらの前に立ちはだかって、あいつらの勢い、波を食い止めなきゃいけない。その中でまた生まれてくる波とかもあるだろうから。俺は引かないよ。次の挑戦者決まりましたけど、去年の神戸ワールド記念ホールでこのベルト奪還して、そのあと、これだけの鍵の数の相手を打ち破って、俺が1年間このベルトを守ってきたわけだけど。俺いつも言ってます。俺にとって代われるヤツが誰なのかって。そいつがこのベルトを俺の腰から奪って、そいつがDRAGONGATEを背負ってくれる。本心ではそれを俺は願ってるけど、まだまだ若いヤツらに俺は全部任せることはできない。俺はね、口ではいろいろあいつらを持ち上げるようなこと言ってるけども、心のどっかで、まだまだあいつらじゃ心もとないって思ってるんだろう。今日もモッチー相手に、僕が若手だったころの気持ちに戻って防衛戦を行って、いい気持のリフレッシュって言うのはおかしいけど、そういう気持ちになります。改めて俺はもっともっと体張って、命削って若いヤツらの前に立ちはだかっていかなきゃいけない。そう思いましたね。とにかく7月神戸ワールド記念ホール。あれから1年だから。あれから1年経ってもYAMATOはまだまだ死にませんよと。そういう姿を皆さんにお見せできたらと思います」