プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間6日、カリフォルニア州ベイカーズフィールドで行われ、セス“フリーキン"ロリンズが翌日のマネー・イン・ザ・バンク(MITB)ラダー戦へ向けて無差別テロを敢行した。

　ロリンズ、ソロ・シコア、LAナイト、アンドラデ、ペンタ、エル・グランデ・アメリカーノが激突するMITBラダー戦が行われる6・7ロサンゼルス大会『マネー・イン・ザ・バンク』が翌日に迫った。この日、ロリンズはブロンソン・リード、ブロン・ブレイカー、ポール・ヘイマンを従えてオープニングに登場。「明日、俺がすべてを手に入れる。絶対的権力で支配する。この業界全てをな。立ちはだかるヤツは誰であろうと潰す」と予告した。

　そこへシコアがジェイコブ・ファトゥ、JCマテオとともに現れた。「今ここで3人立ちはだかってるぞ。これはブラッドラインのパクりか?」と挑発したシコアは「明日、俺はラダーを登ってマネー権をつかみ取る。お前が言った権力と支配だがな、全て俺のものだ」と宣言した。

　ロリンズが「お前は俺たちにビビってる」と指摘すると、シコアがジャケットを脱いで臨戦態勢に。ブレイカーが立ちはだかるとファトゥが割って入り、両者がしばし対峙。ロリンズがなだめるようにブレイカーの胸を叩くと、3人はリングを降りた。

　一触即発となったものの、乱闘には発展せず。それでもロリンズはMITB戦へ向けて次なる仕掛けに出た。アリスター・ブラックと対戦したLAナイトを試合中に襲撃。カーブストンプを叩き込んだ。ブラックが立ちはだかってもブレイカーがスピアーで蹴散らすと、リードがセントーン、ブレイカーがスピアーでナイトをKOした。

　ロリンズの実力行使は止まらない。アンドラデ&ペンタがクリード・ブラザーズに勝利した試合後に現れ、リード&ブレイカーと3人がかりでアンドラデとペンタを暴行。ブレイカーがアンドラデにスピアーを叩き込み、リードはペンタにセントーンを投下。さらにロリンズが二人にカーブストンプを叩き込むと、リードがツナミでペンタにダメ押しした。MITB前日にロリンズが無差別テロを敢行。出場選手3人に大ダメージを負わせた。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。