プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間6日、カリフォルニア州ベイカーズフィールドで行われ、ジョン・シーナ&ローガン・ポールが翌日のタッグ対決へ向けてコーディ・ローデス&ジェイ・ウーソをKOした。

　翌日に迫った『マネー・イン・ザ・バンク』でコーディ&ジェイとシーナ&ローガンがタッグ対決する。先週、シーナ&ローガンが襲撃を仕掛けたものの、コーディ&ジェイが返り討ちにした。

　この日、コーディ&ジェイがリングに登場。コーディは「俺が必死すぎだとシーナに言われた。そしてヤツはローガン・ポールと組んだ。必死なのはお前だ。記録のために20年間の信用を捨てやがった」とシーナを批判すると、「ジェイ、明日は王座は関係ないぜ。決戦だ」と呼びかけ、ジェイも「YEET!」の叫びで呼応した。

　そこへシーナが現れた。大歓声とブーイングが交錯する中、シーナがリングアナにコールさせると、そのスキを突いてローガンがジェイを背後から襲撃。コーディを捕まえると、シーナがベルトで顔面を殴打した。さらにジェイをアティテュードアジャストメントでKO。ローガンがはコーディ、ジェイの順でフロッグスプラッシュを投下した。シーナは「てめえらが思い描くWWEは全部ぶっ壊す。これがWWEの未来だ。これは俺が持ち替えある。こいつがこれを頂点まで持っていく。俺がラストリアルチャンピオンだ。そしてこいつが間違いなくWWEの顔になる男、未来の世界ヘビー級王者ローガン・ポール!」と宣言。シーナが統一WWEベルト、ローガンが世界ヘビーベルトを掲げて勝ち誇った。

　場内は大ブーイング。シーナはそれでも飽き足らずコーディにアティテュードアジャストメントを決めてダメ押し。ローガンもジェイの顔面を殴打し、世界ヘビーのベルトを腰に巻いた。シーナは「真実をみたいか? 真実はここに立ってんだろ。そして誰もその事実は覆せない。勝者が歴史を作る」と豪語した。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。