【WWE】パンクがシーナに宣戦布告 6・28サウジアラビアでの統一WWE王座戦が決定 2025/6/10

 ロウが現地時間9日、アリゾナ州フェニックスで行われ、CMパンクが王者ジョン・シーナに宣戦布告し、6・28サウジアラビア大会『ナイト・オブ・チャンピオンズ』での統一WWE王座戦が決まった。

 統一WWE王者・シーナは2日前の『マネー・イン・ザ・バンク』でローガン・ポールと組んでコーディ・ローデス&ジェイ・ウーソと対戦。サプライズ登場したRトゥルースあらためロン・キリングスの介入の末、コーディのクロスローズによって3カウントを聞いた。

 『レッスルマニア41』以来となるコーディとの再戦が浮上したものと思われたが、コーディはキング・オブ・ザ・リング・トーナメントにエントリー。この日のオープニングに登場したシーナも「Rトゥルース、コーディ・ローデス、ランディ・オートン、全員俺がぶっ潰した」と主張し、「本物の挑戦者を寄越せ」と要求した。

 すると現れたのがパンク。「俺が守っているのはファンたちだ。本物の挑戦者を寄越せって? お前は卑怯な手を使ってコーディを倒した。俺はてめえみたいにファイナルボスにゴマすりはしねえ。俺のボスはこいつらだからな。ファンの要望に俺は応える」と宣言して大歓声を浴びたパンクはファンの圧倒的な支持の後押しとともに「そのベルトを俺がいただく」と宣戦布告した。

 「自分の過ちがわからねえのか? 俺に王座を取られたら全国を回って土下座しろ。『俺が間違ってました』ってな」と“負けたら謝罪"を要求したパンクは「その王座はお前を狂わせた。俺もそれを戴冠した時は怪物になった。WWEに復帰した時、いくつか目標があった。その王座はリストになかった。戴冠した時の俺が怖いからだ」と続けた。そして「でも仕方ない。怪物を止めるために俺は再び怪物になる。てめえにとって、それは権力と支配の象徴。だが、俺にとってはファンたちの宝だ。お前がもし男なら今夜ここでやれ」と王座戦を迫った。

 するとシーナも「CMパンクvsジョン・シーナ最終決戦、ベスト・イン・ザ・ワールドvs史上最強。統一WWE王座戦やろう!」と受諾。舞台を6・28『ナイト・オブ・チャンピオンズ』に指定すると、パンクも無言でうなずいた。

 するとマネー・イン・ザ・バンク・ラダー戦勝者のセス“フリーキン"ロリンズがブロンソン・リード、ブロン・ブレイカー、ポール・ヘイマンを伴って登場。無言のままマネー権の象徴であるブリーフケースを掲げて挑発した。

 その後、『ナイト・オブ・チャンピオンズ』でシーナとパンクによる統一WWE王座戦が正式決定。番組内でアナウンスされた。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。