【みちのく】ヒロム快勝 拳剛の東北タッグ王座獲り提案に前向き、ハヤトにエール「完璧以上、最強になって帰ってきてくれ」 2025/6/13
『みちのくプロレス2025年東京大会第1弾〜フジタ“Jr."ハヤト プロデュース大会〜』後楽園ホール(2025年6月13日) ○高橋ヒロム&卍丸vs拳剛&Ken45°× ヒロムがハヤトプロデュース興行で快勝。拳剛から東北タッグ王座獲りを提案されて前向きな姿勢を見せ、急きょエキシビションマッチで対戦したハヤトに「完璧以上、最強になって帰ってきてくれ」とエールを送った。 ヒロムは拳王チャンネル興行4・15後楽園大会に参戦した際、ハヤトからのオファーを快諾し、今大会への出場が決定。卍丸をパートナーに、Ken45°&拳剛と対戦することになった。 敵も味方も“BAD BOY"に囲まれる状況となった中、ヒロムは入場するや実況席に歩を進め、ハヤトと握手。拳王にも右手を差し出すと拒まれた。序盤、Ken45°と向き合ったヒロムはモヒカンに手をかけてみちのくファンからブーイングを浴びる。手に噛みつかれてもツープラトン攻撃をかいくぐり、拳剛の両足をKen45°の首に引っかけ、ヘッドシザースホイップ状態で吹き飛ばす巧者ぶりをみせた。 その後もヒロムは拳剛相手に串刺しラリアット、低空ドロップキックと得意の連続攻撃で攻勢。逆水平合戦で火花を散らす。拳剛が強引にジャーマンで引っこ抜くと、ヒロムはKen45°のマシンガン逆水平を浴び、場外では拳剛にヘッドバット、鉄柱攻撃と攻め立てられてしまう。それでも逆水平合戦に持ち込んだが、劣勢は変わらず。Ken45°のサイドバスター、足極めコブラツイストと守勢が続いた。 それでもヒロムは拳剛相手に逆水平を連発。低空ドロップキックでヒザを射抜いて突破口を開いた。自陣に戻って卍丸にタッチを拒まれても、拳剛をドラゴンスクリューで吹き飛ばすと、ようやく卍丸とのタッチが成立。卍丸がKen45°をSTFで捕らえると、ヒロムも拳剛をSTFで分断した。 そしてヒロムと拳剛が再び逆水平合戦で意地を張り合う。フロントハイキックで競り勝った拳剛がダイビングフットスタンプ、ボディエルボーで攻め立てれば、ヒロムは風車式サイドバスターで応戦。ならばとKen45°が加勢し、サンドイッチ攻撃を決めたが、フロッグスプラッシュはヒロムが両ヒザで迎撃した。 ここでようやく卍丸がヒロム加勢に飛び込んだが、Ken45°が返り討ち。ならばとヒロムが正面飛びドロップキックで鎮圧し、トラースキック連打、ヒロムちゃんボンバーでたたみかける。Ken45°の反撃をファルコンアローで止め、拳剛が飛び込んでもヒロムのトラースキックと卍丸のフロントハイキックを同時にさく裂。最後はヒロムちゃんボンバー、デスバレーボム、TIME BOMB IIの波状攻撃でKen45°から3カウントを奪った。 最後の最後で卍丸の援護射撃を受けたヒロムが快勝。試合後、握手を求めると、拳剛は応じず。マイクを手に「みちのく、ただいま。そしてハヤトさん、今日はこんな最高の展開ありがとう」とプロデューサーのハヤトに感謝。ヒロムが「握手求めたじゃねえか。俺、無所属なんだよ。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがどうにかなっちゃってさ」と語りかけると、拳剛は「だったらBAD BOYに入ればいいじゃない?」と提案。するとヒロムは「それもありだなあ」と前向きな姿勢を見せた。 そして拳剛は「俺、今日言いたかったことがあって。握手拒否したわけじゃないんだよ」と強調すると、「今日、ヒロムと戦って最高に楽しかったです。マジで心の底からありがとうと思ってます。今日は戦った。次はタッグを組んで東北ジュニアタッグ獲りにいきませんか?」と提案。これにはヒロムも「それさ…めちゃおもろいやん!」と呼応。「さあ、みちのくプロレス、どう出るよ? 答えを楽しみにしてるぜ!」と叫んだ。 そして試合後、コスチューム姿でリングに上がってきたハヤトとの3分間エキシビションマッチが緊急実現。「今の状態、どんな状態か知ってる俺からして、今のハヤトさんと3分間やるだけでも正直ビビっちゃった。怖かった。もしこれでハヤトさんがどうにかなったらどうしよう。何も責任取れない。でも、それはプロとして失礼だ。だから3分間やりました。でも、やっぱり怖かったんですよ。その怖さは正直言ってありました」と振り返ったヒロムは「だからハヤトさん。俺に怖さを忘れるぐらい完璧な状態で帰ってきてください。じゃないと俺は本気出せないですよ」と希望。「俺に勝つって言ったな。そんな簡単な話じゃないぞ、ハヤトさん。完璧、いや完璧な状態でも俺には勝てないだろう。完璧以上、最強になって帰ってきてくれよ」と独特の言い回しでエールを送っていた。 【ヒロムの話】「いろいろあったけどさ、まずはさ、試合に関して一つだけ言わせてよ。顔怖いんだよ、みんな。何だよ? 卍さん、眉毛がなかったよ。対戦相手見たらさ、拳剛さんも眉毛ねえんだよ。4人中、二人眉毛ないってどういうことだよ? 最後、卍さんが助けてくれたことで、今日の試合勝った気がするんで。でも気のせいですかね。俺、8割ぐらい出てた気がするんですけど、気のせいですか? 気のせいですかね、きっと。卍さん助けてくれてよかった。ハヤトさん、どうしてこのカード組んだんだろうって最初思ったんですよ。何でこんな怖い人たちの中に、こんな可愛いヒロムちゃん入れるのかなって思ったんですよ。でね、当日、今日、朝迎えた時に、今日13日の金曜日か、だからかって無理やり納得させました。無理やりです。面白くなかったですか? そんなこと聞きたくないですよね、別にね。ハヤトさん、いやあビックリした。失礼かな。正直、ハヤトさんと3分間でも今の状態、どんな状態か知ってる俺からして、今のハヤトさんと3分間やるだけでも正直ビビっちゃった。怖かった。もしこれでハヤトさんがどうにかなったらどうしよう。何も責任取れない。でも、それはプロとして失礼だ。だから3分間やりました。でも、やっぱり怖かったんですよ。その怖さは正直言ってありました。だからハヤトさん。俺に怖さを忘れるぐらい完璧な状態で帰ってきてください。じゃないと俺は本気出せないですよ。俺に勝つって言ったな。そんな簡単な話じゃないぞ、ハヤトさん。完璧、いや完璧な状態でも俺には勝てないだろう。完璧以上、最強になって帰ってきてくれよ。じゃないと俺も思いっきり打てないからさ。でも最高でした。ハヤトさん、やっぱり俺はあなたとやるのが最高に楽しいです。ありがとうございました」 【拳剛の話】「ありがとうございました。みちのく、ただいま。さっきも言ったんですけど、5、6年ぶりですかね。みちプロを家出して5、6年経って、その間、フリーランスでいろんな経験を積んで、確実に前より強くなった拳剛が今日、戻ってこれたらええなと思ってたんですけど、やっぱり俺より強いヤツはいっぱいいて。プロレス辞められない理由ですよね。リング上でも言いましたけど、今日戦ったヒロムと今度は組んで、東北ジュニアタッグ挑戦するのも面白いんじゃないですかね。新しくなったみちのくプロレスはこの俺たちの発言にどう出るのか、凄く楽しみにしてますよ。今日はありがとうございました」
『みちのくプロレス2025年東京大会第1弾〜フジタ“Jr."ハヤト プロデュース大会〜』後楽園ホール(2025年6月13日)
○高橋ヒロム&卍丸vs拳剛&Ken45°×
ヒロムがハヤトプロデュース興行で快勝。拳剛から東北タッグ王座獲りを提案されて前向きな姿勢を見せ、急きょエキシビションマッチで対戦したハヤトに「完璧以上、最強になって帰ってきてくれ」とエールを送った。
ヒロムは拳王チャンネル興行4・15後楽園大会に参戦した際、ハヤトからのオファーを快諾し、今大会への出場が決定。卍丸をパートナーに、Ken45°&拳剛と対戦することになった。
敵も味方も“BAD BOY"に囲まれる状況となった中、ヒロムは入場するや実況席に歩を進め、ハヤトと握手。拳王にも右手を差し出すと拒まれた。序盤、Ken45°と向き合ったヒロムはモヒカンに手をかけてみちのくファンからブーイングを浴びる。手に噛みつかれてもツープラトン攻撃をかいくぐり、拳剛の両足をKen45°の首に引っかけ、ヘッドシザースホイップ状態で吹き飛ばす巧者ぶりをみせた。
その後もヒロムは拳剛相手に串刺しラリアット、低空ドロップキックと得意の連続攻撃で攻勢。逆水平合戦で火花を散らす。拳剛が強引にジャーマンで引っこ抜くと、ヒロムはKen45°のマシンガン逆水平を浴び、場外では拳剛にヘッドバット、鉄柱攻撃と攻め立てられてしまう。それでも逆水平合戦に持ち込んだが、劣勢は変わらず。Ken45°のサイドバスター、足極めコブラツイストと守勢が続いた。
それでもヒロムは拳剛相手に逆水平を連発。低空ドロップキックでヒザを射抜いて突破口を開いた。自陣に戻って卍丸にタッチを拒まれても、拳剛をドラゴンスクリューで吹き飛ばすと、ようやく卍丸とのタッチが成立。卍丸がKen45°をSTFで捕らえると、ヒロムも拳剛をSTFで分断した。
そしてヒロムと拳剛が再び逆水平合戦で意地を張り合う。フロントハイキックで競り勝った拳剛がダイビングフットスタンプ、ボディエルボーで攻め立てれば、ヒロムは風車式サイドバスターで応戦。ならばとKen45°が加勢し、サンドイッチ攻撃を決めたが、フロッグスプラッシュはヒロムが両ヒザで迎撃した。
ここでようやく卍丸がヒロム加勢に飛び込んだが、Ken45°が返り討ち。ならばとヒロムが正面飛びドロップキックで鎮圧し、トラースキック連打、ヒロムちゃんボンバーでたたみかける。Ken45°の反撃をファルコンアローで止め、拳剛が飛び込んでもヒロムのトラースキックと卍丸のフロントハイキックを同時にさく裂。最後はヒロムちゃんボンバー、デスバレーボム、TIME BOMB IIの波状攻撃でKen45°から3カウントを奪った。
最後の最後で卍丸の援護射撃を受けたヒロムが快勝。試合後、握手を求めると、拳剛は応じず。マイクを手に「みちのく、ただいま。そしてハヤトさん、今日はこんな最高の展開ありがとう」とプロデューサーのハヤトに感謝。ヒロムが「握手求めたじゃねえか。俺、無所属なんだよ。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがどうにかなっちゃってさ」と語りかけると、拳剛は「だったらBAD BOYに入ればいいじゃない?」と提案。するとヒロムは「それもありだなあ」と前向きな姿勢を見せた。
そして拳剛は「俺、今日言いたかったことがあって。握手拒否したわけじゃないんだよ」と強調すると、「今日、ヒロムと戦って最高に楽しかったです。マジで心の底からありがとうと思ってます。今日は戦った。次はタッグを組んで東北ジュニアタッグ獲りにいきませんか?」と提案。これにはヒロムも「それさ…めちゃおもろいやん!」と呼応。「さあ、みちのくプロレス、どう出るよ? 答えを楽しみにしてるぜ!」と叫んだ。
そして試合後、コスチューム姿でリングに上がってきたハヤトとの3分間エキシビションマッチが緊急実現。「今の状態、どんな状態か知ってる俺からして、今のハヤトさんと3分間やるだけでも正直ビビっちゃった。怖かった。もしこれでハヤトさんがどうにかなったらどうしよう。何も責任取れない。でも、それはプロとして失礼だ。だから3分間やりました。でも、やっぱり怖かったんですよ。その怖さは正直言ってありました」と振り返ったヒロムは「だからハヤトさん。俺に怖さを忘れるぐらい完璧な状態で帰ってきてください。じゃないと俺は本気出せないですよ」と希望。「俺に勝つって言ったな。そんな簡単な話じゃないぞ、ハヤトさん。完璧、いや完璧な状態でも俺には勝てないだろう。完璧以上、最強になって帰ってきてくれよ」と独特の言い回しでエールを送っていた。
【ヒロムの話】「いろいろあったけどさ、まずはさ、試合に関して一つだけ言わせてよ。顔怖いんだよ、みんな。何だよ? 卍さん、眉毛がなかったよ。対戦相手見たらさ、拳剛さんも眉毛ねえんだよ。4人中、二人眉毛ないってどういうことだよ? 最後、卍さんが助けてくれたことで、今日の試合勝った気がするんで。でも気のせいですかね。俺、8割ぐらい出てた気がするんですけど、気のせいですか? 気のせいですかね、きっと。卍さん助けてくれてよかった。ハヤトさん、どうしてこのカード組んだんだろうって最初思ったんですよ。何でこんな怖い人たちの中に、こんな可愛いヒロムちゃん入れるのかなって思ったんですよ。でね、当日、今日、朝迎えた時に、今日13日の金曜日か、だからかって無理やり納得させました。無理やりです。面白くなかったですか? そんなこと聞きたくないですよね、別にね。ハヤトさん、いやあビックリした。失礼かな。正直、ハヤトさんと3分間でも今の状態、どんな状態か知ってる俺からして、今のハヤトさんと3分間やるだけでも正直ビビっちゃった。怖かった。もしこれでハヤトさんがどうにかなったらどうしよう。何も責任取れない。でも、それはプロとして失礼だ。だから3分間やりました。でも、やっぱり怖かったんですよ。その怖さは正直言ってありました。だからハヤトさん。俺に怖さを忘れるぐらい完璧な状態で帰ってきてください。じゃないと俺は本気出せないですよ。俺に勝つって言ったな。そんな簡単な話じゃないぞ、ハヤトさん。完璧、いや完璧な状態でも俺には勝てないだろう。完璧以上、最強になって帰ってきてくれよ。じゃないと俺も思いっきり打てないからさ。でも最高でした。ハヤトさん、やっぱり俺はあなたとやるのが最高に楽しいです。ありがとうございました」
【拳剛の話】「ありがとうございました。みちのく、ただいま。さっきも言ったんですけど、5、6年ぶりですかね。みちプロを家出して5、6年経って、その間、フリーランスでいろんな経験を積んで、確実に前より強くなった拳剛が今日、戻ってこれたらええなと思ってたんですけど、やっぱり俺より強いヤツはいっぱいいて。プロレス辞められない理由ですよね。リング上でも言いましたけど、今日戦ったヒロムと今度は組んで、東北ジュニアタッグ挑戦するのも面白いんじゃないですかね。新しくなったみちのくプロレスはこの俺たちの発言にどう出るのか、凄く楽しみにしてますよ。今日はありがとうございました」