『DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL』大阪城ホール(2025年6月15日)
○SANADA&成田蓮&高橋裕二郎&ドン・ファレvsクラーク・コナーズ&チェーズ・オーエンズ&石森太二&ドリラ・モロニー×
Xとして現れたファレ、さらにはBC WAR DOGSを裏切ったオーエンズまでもがHOUSE OF TORTUREに加入し、戦力増強を果たした。
4・5両国大会ではSANADAが加入し、現在は7人の大所帯となったHOUSE OF TORTURE。EVILは大阪城ホール大会に向けて新メンバーXの投入を予告していたが、現れたのはファレだった。
ファレはBULLET CLUBに立ち上げ時から所属していたオリジナルメンバー。近年はBULLET CLUBの別働隊・ROGUE ARMYを率いており、今年のNEW JAPAN CUPにも出場。すでにBULLET CLUBの内紛が始まっていたが、WAR DOGS側に立っていた。
この日、HOUSE OF TORTUREは因縁を引きずるBC WAR DOGSと8人タッグマッチで対戦。入場したSANADA&成田&裕二郎が場外で選手コールを受けると、そこでテーマ曲が切り替わり、Xとしてサングラス姿で葉巻をくわえたファレが登場した。対戦相手となったBC WAR DOGSの面々……特にタッグパートナーだったオーエンズは動揺を隠せない。「ドン・ファレ」と選手コールされた。
ファレは圧倒的な体格を活かした踏みつけ攻撃などで序盤から存在感を発揮。まさかの裏切りを受けてBC WAR DOGSは守勢を強いられる。だが、試合が進むに連れて徐々に挽回。コナーズはタイヤ攻撃でファレに報復した。
ファレに続き、オーエンズまでHOUSE OF TORTUREに電撃加入。オーエンズはSANADAと笑顔で向き合うと、5人で勝ち誇る。オーエンズはファレたちとともに花道を下がっていくと、着ていたTシャツを投げ捨てて、WAR DOGSに別れを告げた。まさかの展開にコナーズたちはぼう然とするしかなかった。
オーエンズは3月にBC WAR DOGS入りを果たしたばかりだったが、早くもパートナーのファレとともに反旗をひるがえす形に。HOUSE OF TORTUREは5・3博多大会での「ドッグパウンドケージマッチ」でBC WAR DOGSに敗れ、BULLET CLUBから追放されたものの、2人の加入で大幅に戦力を増強。第4試合ではDOUKIも加わって、再び勢いを取り戻す結果となった。
▼裕二郎「(※控室に向かいながら、ファレとオーエンスの背に向かって英語で)HOUSE OF TORTUREへようこそ!」
※成田は無言のまま
※SANADAはノーコメント
【試合後のコナーズ&モロニー】
▼コナーズ「そうか……よお、チェーズ、正直、問題だったことが自然に解決されただけだ」
▼モロニー「HOUSE OF TORTUREが初めて俺たちにとって有益なことをしてくれた」
▼コナーズ「あのクソ野郎どもを俺たちの元から取り去ってくれたまでだ。まだこのWAR DOGSとHOUSE OF TORTURE間の闘争は終わらない。でも俺はこの4ヵ月、この会社のために身を粉にして働いてきた。俺はしばらく休暇を取ることにする。ニューヨークでしばらくゆっくりするよ。だから、またな(※モロニーに対して)愛してるよ。次はお前の番だ」
【石森の話】「(※フロアに片ヒザを着いて)アイツらなんなんだよ、ああ? なんの目的かしんねえけどさ、ホントに……。まあ、いいよ。BULLET CLUB WAR DOGSの中で、いつ〜までも中途半端で……ほんと、わけのわかんないヤツらがよ、裏切っただけの話だ。ああ、痛くもかゆくもないよ。さて、こっからどうしようかな? ……ということで! これはまさしく神の恵み、そう、グレイスだ。(※立ち上がり、控室へ向かいながらつぶやくように)チクショー……」
『DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL』大阪城ホール(2025年6月15日)
○SANADA&成田蓮&高橋裕二郎&ドン・ファレvsクラーク・コナーズ&チェーズ・オーエンズ&石森太二&ドリラ・モロニー×
Xとして現れたファレ、さらにはBC WAR DOGSを裏切ったオーエンズまでもがHOUSE OF TORTUREに加入し、戦力増強を果たした。
4・5両国大会ではSANADAが加入し、現在は7人の大所帯となったHOUSE OF TORTURE。EVILは大阪城ホール大会に向けて新メンバーXの投入を予告していたが、現れたのはファレだった。
ファレはBULLET CLUBに立ち上げ時から所属していたオリジナルメンバー。近年はBULLET CLUBの別働隊・ROGUE ARMYを率いており、今年のNEW JAPAN CUPにも出場。すでにBULLET CLUBの内紛が始まっていたが、WAR DOGS側に立っていた。
この日、HOUSE OF TORTUREは因縁を引きずるBC WAR DOGSと8人タッグマッチで対戦。入場したSANADA&成田&裕二郎が場外で選手コールを受けると、そこでテーマ曲が切り替わり、Xとしてサングラス姿で葉巻をくわえたファレが登場した。対戦相手となったBC WAR DOGSの面々……特にタッグパートナーだったオーエンズは動揺を隠せない。「ドン・ファレ」と選手コールされた。
ファレは圧倒的な体格を活かした踏みつけ攻撃などで序盤から存在感を発揮。まさかの裏切りを受けてBC WAR DOGSは守勢を強いられる。だが、試合が進むに連れて徐々に挽回。コナーズはタイヤ攻撃でファレに報復した。
しかし、さらなる波乱が待ち受けていた。無法地帯を作り出したSANADAがモロニーにギター攻撃の構え。そこに、オーエンズが割って入ると、SANADAからギターを奪い取り、モロニーに手渡した。だが、オーエンズが突然、モロニーに急所攻撃を叩き込むと、SANADAにギターを返して反旗。ファレが笑みを浮かべる中、SANADAがギター攻撃でモロニーを叩き潰して無法勝利を手にした。
ファレに続き、オーエンズまでHOUSE OF TORTUREに電撃加入。オーエンズはSANADAと笑顔で向き合うと、5人で勝ち誇る。オーエンズはファレたちとともに花道を下がっていくと、着ていたTシャツを投げ捨てて、WAR DOGSに別れを告げた。まさかの展開にコナーズたちはぼう然とするしかなかった。
オーエンズは3月にBC WAR DOGS入りを果たしたばかりだったが、早くもパートナーのファレとともに反旗をひるがえす形に。HOUSE OF TORTUREは5・3博多大会での「ドッグパウンドケージマッチ」でBC WAR DOGSに敗れ、BULLET CLUBから追放されたものの、2人の加入で大幅に戦力を増強。第4試合ではDOUKIも加わって、再び勢いを取り戻す結果となった。
オーエンズは「俺がこの10年間、理由もなく新日本プロレスにいると思ったか? ノー、それは違う。俺は生存者だ。この男(ファレ)も生存者」と強調。「忠誠を誓った場所で敬意が払われなかった。だから古い仲間の元へ戻った。似た考えを持つヤツらの元に帰ってきた。そう、帰ってきたぞ」と言い張ると、ファレも「真の仲間たちと言えるかもしれないな!」と続く。そして、「俺たちのことは忘れろ!」とWAR DOGSに通告した。
【試合後の成田&裕二郎&ファレ、オーエンズ】
▼オーエンズ「WAR DOGS……学んだか? 俺がこの10年間、理由もなく新日本プロレスにいると思ったか? ノー、それは違う。俺は生存者だ。(※ファレを指差し)この男も生存者。そして長年、俺たちはいつもチームプレーヤーだった。常に言われたことをしっかりとやってきた。でも、それももう終わりだ。忠誠を誓った場所で敬意が払われなかった。だから(※成田、裕二郎を引き寄せて肩を組み)古い仲間の元へ戻った。似た考えを持つヤツらの元に帰ってきた。そう、帰ってきたぞ」
▼ファレ「真の仲間たちと言えるかもしれないな! ハハハ!」
▼オーエンズ「俺らのことをしっかり考えてくれるヤツらの元へ帰ってきたぞ(※と言うと、裕二郎の額にキスをして立ち去る)」
▼ファレ「俺たちのことは忘れろ」
▼裕二郎「(※控室に向かいながら、ファレとオーエンスの背に向かって英語で)HOUSE OF TORTUREへようこそ!」
※成田は無言のまま
※SANADAはノーコメント
【試合後のコナーズ&モロニー】
▼コナーズ「そうか……よお、チェーズ、正直、問題だったことが自然に解決されただけだ」
▼モロニー「HOUSE OF TORTUREが初めて俺たちにとって有益なことをしてくれた」
▼コナーズ「あのクソ野郎どもを俺たちの元から取り去ってくれたまでだ。まだこのWAR DOGSとHOUSE OF TORTURE間の闘争は終わらない。でも俺はこの4ヵ月、この会社のために身を粉にして働いてきた。俺はしばらく休暇を取ることにする。ニューヨークでしばらくゆっくりするよ。だから、またな(※モロニーに対して)愛してるよ。次はお前の番だ」
▼モロニー「手がかりは名前の中にある……。俺らはWAR DOGS。名の通り、戦争をする。俺らは戦争をするんだ。お前ら全員をドッグパウンドケージの中でぶっ殺した。全員を血みどろにして……涙を流させて……お前らからBULLET CLUBの名を奪い取ってやった。でもどうやら、切り札があったようだな。ただの切り札じゃない、チェーズ・オーエンズという切り札。それが大きな衝撃だったって? ああ、そしてファレ。ファレも忘れちゃいけない。でも一番不可解なことは、俺たちがなぜこの抗争を続けてるかってことだ。戦争は俺たちの勝利で終わった。これは一体なんなんだ? 正直、もう何も言い残したことはない。3度だ! 3度だぞ、クソッタレが!!」
【石森の話】「(※フロアに片ヒザを着いて)アイツらなんなんだよ、ああ? なんの目的かしんねえけどさ、ホントに……。まあ、いいよ。BULLET CLUB WAR DOGSの中で、いつ〜までも中途半端で……ほんと、わけのわかんないヤツらがよ、裏切っただけの話だ。ああ、痛くもかゆくもないよ。さて、こっからどうしようかな? ……ということで! これはまさしく神の恵み、そう、グレイスだ。(※立ち上がり、控室へ向かいながらつぶやくように)チクショー……」