【DRAGONGATE】吉岡が棚橋戦へ尊敬の思い封印 「俺のフロッグスプラッシュで超えてみせる」 2025/7/3
『AGGRESSIVE GATE 2025』後楽園ホール(2025年7月3日) ○ドラゴン・キッド&土井成樹vsドラゴン・ダイヤ&吉岡勇紀× スランプ中の吉岡が7・13神戸ワールド大会で決まった新日本・棚橋弘至との初対決に向けて、尊敬する気持ちを封印。「棚橋さんのハイフライフロー、それを俺のフロッグスプラッシュで超えてみせる。必ず超えてみせる」と予告した。 今年3月に網膜剥離による長期欠場から復帰した吉岡だったが、D'Courageの内紛に巻きこまれ、5・5名古屋大会の金網マッチで敗戦して丸坊主姿に。その後もなかなか調子を上げられず、スランプが続く吉岡に対し、齋藤了GMは7・13神戸ワールド大会に向けて「スペシャルな試合」として「吉岡&ダイヤvsキッド&X」のカードを用意した。 そして、そのXが新日本プロレスの棚橋であることが明らかに。吉岡にとって棚橋は憧れの存在。岐阜県大垣市出身の同郷であり、年齢は離れているが、岐阜県立大垣西高等学校野球部の先輩後輩にあたる。 まさしくスペシャルなカードが決まった吉岡は、この日、ダイヤとのコンビでセミファイナルに出場。神戸ワールド大会の前哨戦として、キッド&土井との元ツインゲート王者対決に臨んだ。 先発を買って出た吉岡はキッドとスピーディな先制争いを展開する。NOT HUGの攻撃を受けてローンバトルを強いられ、早くも追い詰められるが、土井をブレーンバスターでぶん投げて、自力で反撃してみせた。あとを受けたダイヤがスピードでかく乱し、トペコンヒーロを敢行すると、キッドにはなおも攻勢。クリストに捕まってしまったところで吉岡が掴みかかり、キッドをバックドロップで投げ飛ばした。 その後、吉岡はダイヤへのエルボーの誤爆から土井にペースを握られるが、バカタレスライディングキック狙いを読んでカウンターのドロップキックをズバリ。キッドにウルトラウラカンラナを狙われてもそのまま抱え上げると、土井との同士討ちを誘う。バトルフック、変型フィッシャーマンバスターで追い討ち。すかさずダイヤもレプテリアンラナを土井に決めて、チャンスをたぐり寄せた。 吉岡はフロッグスプラッシュで勝利を狙うも、ダイブする寸前にキッドが飛びかかり、コーナー最上段からの雪崩式フランケンで叩き落とす。続くメサイヤ狙いを防いだ吉岡は垂直落下式ブレーンバスターで必死の抵抗。しかし、キッドがバイブルを狙って再び飛びつくと、土井がバカタレスライディングキックで突っ込み、合体技ドイブルがさく裂。吉岡は3カウントを聞くしかなかった。 奮闘を見せたものの、勝利につなげられず、吉岡が敗北。うなだれる吉岡に対し、キッドはマイクを持つと、「7月13日、神戸ワールド記念ホール大会、新日本プロレスの棚橋選手が吉岡、お前のために力を貸してくれるって言ってたぞ。棚橋さんも心配してたけど、吉岡、お前なら必ず乗り越えられると俺は思ってるから。期待してるよ」と激励して、リングをあとにする。 さらに、パートナーのダイヤも「自分からも一言だけ言わせてください。俺は吉岡さんとDRAGONGATEの誰よりも戦った回数も多いし、組んだ回数も多いし、誰よりも隣で過ごしてきた時間が長いからこそ、吉岡さんにはもっと上を目指してほしいと思ってます。ここにいる吉岡さんファンの誰よりも俺が吉岡勇紀に夢を見てるんで。7月13日、神戸ワールド、最高の吉岡勇紀を見せてください。隣には俺がいるから大丈夫です」と熱く語りかけた。 2人からのメッセージを受け止めた吉岡は「ダイヤ、そしてキッドさん。俺のためにありがとう」と感謝。「そして、棚橋選手。俺の戦いを受けてくれてありがとうございます。同じ岐阜県大垣市出身、同じ高校、そして同じ野球部の先輩として、そして日本を代表するレスラーとして、棚橋さん、非常に尊敬しています」と棚橋へのリスペクトを口にした。 その上で、「だけど、棚橋さんと戦った、体感できたこの気持ちは今日ここで封印します」とリスペクトの思いを封印。「棚橋さんのハイフライフロー、それを俺のフロッグスプラッシュで超えてみせる。必ず超えてみせる。そして、DRAGONGATEのトップにまた返り咲いてやるからな。神戸ワールド、楽しみにしとけ」と力強い言葉で観客に約束した。 【吉岡の話】「リング上でも言った通り尊敬してる。でも、さっきのリング上で俺はそれを封印した。必ず棚橋弘至、そしてハイフライフロー、俺のフロッグスプラッシュで超えてみせる。DRAGONGATEのトップに立つためには、それが必要なんだ。神戸ワールド楽しみにしとけ」
『AGGRESSIVE GATE 2025』後楽園ホール(2025年7月3日)
○ドラゴン・キッド&土井成樹vsドラゴン・ダイヤ&吉岡勇紀×
スランプ中の吉岡が7・13神戸ワールド大会で決まった新日本・棚橋弘至との初対決に向けて、尊敬する気持ちを封印。「棚橋さんのハイフライフロー、それを俺のフロッグスプラッシュで超えてみせる。必ず超えてみせる」と予告した。
今年3月に網膜剥離による長期欠場から復帰した吉岡だったが、D'Courageの内紛に巻きこまれ、5・5名古屋大会の金網マッチで敗戦して丸坊主姿に。その後もなかなか調子を上げられず、スランプが続く吉岡に対し、齋藤了GMは7・13神戸ワールド大会に向けて「スペシャルな試合」として「吉岡&ダイヤvsキッド&X」のカードを用意した。
そして、そのXが新日本プロレスの棚橋であることが明らかに。吉岡にとって棚橋は憧れの存在。岐阜県大垣市出身の同郷であり、年齢は離れているが、岐阜県立大垣西高等学校野球部の先輩後輩にあたる。
まさしくスペシャルなカードが決まった吉岡は、この日、ダイヤとのコンビでセミファイナルに出場。神戸ワールド大会の前哨戦として、キッド&土井との元ツインゲート王者対決に臨んだ。
先発を買って出た吉岡はキッドとスピーディな先制争いを展開する。NOT HUGの攻撃を受けてローンバトルを強いられ、早くも追い詰められるが、土井をブレーンバスターでぶん投げて、自力で反撃してみせた。あとを受けたダイヤがスピードでかく乱し、トペコンヒーロを敢行すると、キッドにはなおも攻勢。クリストに捕まってしまったところで吉岡が掴みかかり、キッドをバックドロップで投げ飛ばした。
その後、吉岡はダイヤへのエルボーの誤爆から土井にペースを握られるが、バカタレスライディングキック狙いを読んでカウンターのドロップキックをズバリ。キッドにウルトラウラカンラナを狙われてもそのまま抱え上げると、土井との同士討ちを誘う。バトルフック、変型フィッシャーマンバスターで追い討ち。すかさずダイヤもレプテリアンラナを土井に決めて、チャンスをたぐり寄せた。
吉岡はフロッグスプラッシュで勝利を狙うも、ダイブする寸前にキッドが飛びかかり、コーナー最上段からの雪崩式フランケンで叩き落とす。続くメサイヤ狙いを防いだ吉岡は垂直落下式ブレーンバスターで必死の抵抗。しかし、キッドがバイブルを狙って再び飛びつくと、土井がバカタレスライディングキックで突っ込み、合体技ドイブルがさく裂。吉岡は3カウントを聞くしかなかった。
奮闘を見せたものの、勝利につなげられず、吉岡が敗北。うなだれる吉岡に対し、キッドはマイクを持つと、「7月13日、神戸ワールド記念ホール大会、新日本プロレスの棚橋選手が吉岡、お前のために力を貸してくれるって言ってたぞ。棚橋さんも心配してたけど、吉岡、お前なら必ず乗り越えられると俺は思ってるから。期待してるよ」と激励して、リングをあとにする。
さらに、パートナーのダイヤも「自分からも一言だけ言わせてください。俺は吉岡さんとDRAGONGATEの誰よりも戦った回数も多いし、組んだ回数も多いし、誰よりも隣で過ごしてきた時間が長いからこそ、吉岡さんにはもっと上を目指してほしいと思ってます。ここにいる吉岡さんファンの誰よりも俺が吉岡勇紀に夢を見てるんで。7月13日、神戸ワールド、最高の吉岡勇紀を見せてください。隣には俺がいるから大丈夫です」と熱く語りかけた。
2人からのメッセージを受け止めた吉岡は「ダイヤ、そしてキッドさん。俺のためにありがとう」と感謝。「そして、棚橋選手。俺の戦いを受けてくれてありがとうございます。同じ岐阜県大垣市出身、同じ高校、そして同じ野球部の先輩として、そして日本を代表するレスラーとして、棚橋さん、非常に尊敬しています」と棚橋へのリスペクトを口にした。
その上で、「だけど、棚橋さんと戦った、体感できたこの気持ちは今日ここで封印します」とリスペクトの思いを封印。「棚橋さんのハイフライフロー、それを俺のフロッグスプラッシュで超えてみせる。必ず超えてみせる。そして、DRAGONGATEのトップにまた返り咲いてやるからな。神戸ワールド、楽しみにしとけ」と力強い言葉で観客に約束した。
【吉岡の話】「リング上でも言った通り尊敬してる。でも、さっきのリング上で俺はそれを封印した。必ず棚橋弘至、そしてハイフライフロー、俺のフロッグスプラッシュで超えてみせる。DRAGONGATEのトップに立つためには、それが必要なんだ。神戸ワールド楽しみにしとけ」