【WWE】カイリが王者・ロクサーヌに快勝、アスカとのカブキ・ウォリアーズ復活で女子タッグ王座挑戦へ 2025/7/8

 ロウが現地時間7日、ロードアイランド州プロビデンスで行われ、カイリ・セインが女子タッグ王者ロクサーヌ・ペレスとの一騎打ちに快勝。7・13『エボリューション』における女子タッグ王座フェイタル4WAY戦にアスカとの復活“カブキ・ウォリアーズ"で出場することになった。

 ロクサーヌは負傷欠場となったリヴ・モーガンに代わってラケル・ロドリゲスと女子タッグ王者に。カイリがこの日、そのロクサーヌとのシングル対決に臨んだ。

 序盤、ロクサーヌのラフ殺法に苦しめられたカイリは強烈な張り手を食らっても、ローリングバックブロー、スライディングDを立て続けにお見舞い。場外に転落したロクサーヌにエプロンからのダイビングエルボーを放った。

 その後、ロクサーヌの腕攻めで劣勢となったカイリだったが、起死回生のスピアーをさく裂。ローリングネックブリーカー、串刺しスライディングDで巻き返す。ロクサーヌがムーンサルトプレス、サトムラスペシャルなどの猛攻に出ても、カイリはダイビングエルボー、アラバマスラムで押し返した。

 インセインエルボーはセコンドについたラケルがロクサーヌを場外に退避させたため不発に終わったものの、カイリはコーナー最上段からのプランチャをラケルに発射。ロクサーヌがポップロックスを仕掛けても食い止めると、逆さ押さえ込みで丸め込み、3カウントを奪った。

 試合後、ロクサーヌとラケルが二人がかりでカイリを暴行したが、アスカが救出に駆けつけた。ラケルにローリングバックブロー、ソバット、トラースキックをお見舞い。ロクサーヌにもローリングバックブローを叩き込んだ。ラケルがラリアットでやり返しても、カイリがドロップキックを見舞うと、アスカがぶら下がり式腕ひしぎ逆十字で絞め上げ、スライディングキックで蹴散らす。そしてカイリが合体式インセインエルボーをロクサーヌに投下した。

 その後、アスカ&カイリの“カブキ・ウォリアーズ"が7・13『エボリューション』で行われる女子タッグ王座フェイタル4WAY戦への出場が決定。王者・ラケル&ロクサーヌ、シャーロット・フレアー&アレクサ・ブリス、ソル・ルカ&ザリアと対決することになった。

 アスカの復帰によって再結成となったカブキ・ウォリアーズは勝利すれば昨年5月の陥落以来、1年2ヵ月ぶり3度目の戴冠。カイリは「私は口だけじゃなくて、心で戦うレスラーになりたい。だから今、私はここにいる。そしてNXTでは女子王者にもなったし、WWEではタッグチームチャンピオン2回もなった。私は必ずそのベルトを獲る。何にも怖くない」と誓った。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。