【WWE】コーディが王者シーナをベルト殴打&テーブル葬 サマースラム統一WWE王座戦へストリートファイト戦を要求 2025/7/19

 スマックダウンが現地時間19日、テキサス州サンアントニオで行われ、コーディ・ローデスが『サマースラム』での統一WWE王座戦へ向けて王者ジョン・シーナをベルト殴打&テーブル葬でKOし、ストリートファイト戦を要求した。

 コーディは6・28『ナイト・オブ・チャンピオンズ』でキング・オブ・ザ・リングを制覇し、真夏の祭典で統一WWE王者・シーナへの挑戦を決定。4月の『レッスルマニア41』で敗れて以来のリマッチがついに実現する。

 この日、王座戦へ向けて調印式が行われた。まずコーディがリングに登場。「俺はどんな時もビビらなかった。ファイナルボス(ザ・ロック)が俺の魂を狙いにきてもビビらなかった」と豪語する一方で、「だが、レッスルマニア41ではビビった。史上最も愛されているジョン・シーナが相手だった」と告白。「厄介な仕事だ。最も愛されている選手から王座を取り返すなんてな。だが、このために生まれてきた。サマースラムでは人生をかける」と奪還にかける覚悟を示した。

 そしてシーナが登場すると、「残念ながら悪い知らせだ。俺はサマースラムに出られない。上層部にも相談した。俺は今ニューヨークで映画の撮影中だ。実は精神的にまいっちまってな。サマースラムで試合できる状態じゃないんだ」と告げた。大ブーイングの中、シーナは「努力してここまで来たのはわかってる。リマッチはくれてやる。パリでやろう。パースでもいいぞ。だが、サマースラムは無理だ。この契約書にサインできない。最後の最後まで悩んだ結果だ」と王座戦の先延ばしを宣言。「俺の引退ツアーだ。一生忘れられない試合にしたかった。身体的にも精神的にもこれが限界なんだ。コーディ、リマッチは今度にしよう」と続け、調印式を拒むようにリングを降りた。

 すると追いかけたコーディがパンチを連打。シーナも鉄階段に激突させて反撃し、コーディをリングに戻すと、ベルトで殴りかかったが、コーディは回避。ベルトでシーナの顔面を殴打すると、ダイビングボディプレスでテーブル葬にした。そしてシーナにペンを持たせて無理やり契約書にサインさせ、「これを確認しろ。ただの王座戦じゃないぞ。試合はストリートファイト戦だ」と通告した。

 コーディは3ヵ月前、シーナの暴挙によって統一WWE王座から陥落。反則裁定なしによる潰し合いの状況でリベンジを遂げ、奪還する構えだ。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。