【新日本】YOSHI-HASHIがモロニーとの無敗対決制して3連勝 Bブロック単独首位に 2025/7/23
『G1 CLIMAX 35』新潟・アオーレ長岡(2025年7月23日) Bブロック公式戦 ○YOSHI-HASHIvsドリラ・モロニー× YOSHI-HASHIがモロニーとの無敗対決を制して、G1公式戦で3連勝。Bブロック単独首位に立った。 YOSHI-HASHIとモロニーはどちらもG1出場者決定戦を勝ち上がって本戦にエントリー。今大会の開始時点でA、Bブロックを通じて唯一の無敗であり、無傷の3連勝を懸けて対戦した。 逆水平合戦から幕開け。何度も衝撃音が場内に響き渡る。モロニーは強引にコーナーへ投げつけると、ワンハンドバックブリーカーをズバリ。サッカーボールキックも叩き込み、腰への集中攻撃で先制した。YOSHI-HASHIは腰を押さえて苦もんする。 効果的に逆水平を唸らせたモロニーに対し、YOSHI-HASHIは低空ドロップキックで動きを封じる。ショルダータックルやヘッドハンターでリズムを掴むと、お返しとばかりに逆水平で快音を鳴らした。モロニーもムキになって逆水平を返したものの、YOSHI-HASHIは投げっぱなしドラゴンスープレックスで追撃。負けじとモロニーもドラゴンスープレックスを返すと、ラリアットで相打ちを繰り返した。 せめぎ合いからモロニーはスパインバスターで叩きつけると、ダイビングエルボードロップを投下して咆哮。抵抗するYOSHI-HASHIを強引にジャーマンでぶっこ抜く。さらに、ロープを全速力で往復してスピアーを一閃。勝機を掴むと、必殺ドリラキラーの体勢に。 YOSHI-HASHIはリバースDDTで切り返すことに成功。声援に応えようと、トラースキックからカルマを仕掛ける。これは不発に終わってもモロニーのスピアーをキャッチ。シットダウンパワーボム狙いは踏ん張られても、作戦を切り換えカナディアンデストロイヤーで突き刺した。そして、頭突き、トラースキック、ラリアットの波状攻撃から一気にカルマをさく裂。YOSHI-HASHIがモロニーを沈めた。 YOSHI-HASHIが全勝対決を制して、無傷の3連勝。全出場選手の中で唯一の無敗となると同時に、Bブロック単独首位に立った。 「今日で3連勝。単独首位だ。この光景を誰が想像した?」と記者団に問いかけたYOSHI-HASHIは、「ビックリしてるでしょ? でも、これが現実。たとえどんな状況でも、どんな逆風が吹いても……まあ、俺はね、地に堕ちてから這い上がる術を知っているから」と胸を張り、「このまま俺は、決勝トーナメントまで生き残って、そして、頂を狩ってやる」と予告した。 次戦は7・26大田区大会でのグレート-O-カーン戦。黒星先行中のオーカーンを突破し、YOSHI-HASHIが独走態勢に入るのか。一方、敗れたモロニーは右ヒザ負傷で今大会を欠場したゲイブ・キッドとのBC WAR DOGS同門対決が予定されている。 【試合後のYOSHI-HASHI】 ▼YOSHI-HASHI「オイ。今日で3連勝。単独首位だ、オイ。この光景を、誰が想像した? オイ、あなた方も、カメラ持ってる人いるけど、想像した? どう、想像できた? (※記者に向かって)想像できましたか?」 ――なかなか想像できなかったです…… ▼YOSHI-HASHI「ビックリしてるでしょ? あなた、ビックリしてるでしょ? でも、これが現実。たとえ、どんな状況でも、どんな逆風が吹いても……まあ、俺はね、地に堕ちてから這い上がる術を知ってるから。ほかのヤツが、どんな強みあるか知らねえよ。でも俺は、砕けないハートと、地に堕ちても絶対這い上がる魂を持ってる。這い上がる術を知ってるから。その積み重ねだ、3連勝。単独(トップ) このまま、決勝トーナメントまでいってやる。それとオイ、モロニー言っただろ、友達いないって。オイ、たとえな、ごっちゃんの体がなくてもな、気持ちでつながってんだよ。このトーナメント、一緒にやった石井さん(が『G1 CLIMAX』本戦に)出れなくても、ハートでつながってんだよ。それが友達だ、オイ。うわべだけの、顔合わせて『イヤッホー!』とか、そんなうわべだけじゃねえんだよ。オイ、会わなくたって、気持ちでつながってるのが友達だ。仲間っていうんだ。よく覚えとけ、この野郎。オイいいか、オメエらの絆よりも、俺たちの絆が上だ。オイ、あの日、トーナメント(で出場権)を懸けた……石井さんの借り、返させてもらったぞ。まあ、石井さんは別に、余計なことすんなって言うと思うけど、俺の気持ちで一つ晴らしてやった。このまま俺は、決勝トーナメントまで生き残って、そして、頂を狩ってやる」 【モロニーの話】「どうやら、マブダチが近くにいないことで力がみなぎるんだな。俺はこれまで、毎日ジムに行ってできる限り首を鍛えてきた。こうやって痛めることがないように。YOSHI-HASHI、良くやった。ああ、よくやったな。見事にやられたぜ、おめでとう。まだ勝ち点4だ。俺のラッキーナンバー。まだ6点は必要ない。オータ(7.26大田区総合体育館での公式戦)について話したい。皆、ゲイブのヒザについて知ってるだろ? まだゲンキな状態ではない。でも、ゲイブの持つ最高で最低な特徴があいつの心で……誰もそれを壊したり止めることはできない。だからオータでの俺とのBブロック公式戦のために、あいつが最善を尽くすことを確信してる。でも、これは理解してほしい。ゲイブ、モロニー、トモダチジャナイ。ホントウニ、キョウダイデスネ。俺たちはただの友達じゃなくて、兄弟だ。だから俺は、あいつの体のことより、心のことを優先しないといけない。もしあいつがオータでリングに上がりたいというならば、俺は全力で闘わないといけない。そうしないと、あいつに失礼だ。それが俺たちの作法、俺たちの生き方だ。去年よりも俺が上手くなったのは負けを男らしく認めること。よくやった、YOSHI-HASHI。俺からの最も強烈な勝ち点2だ。さあ、次に行くぞ。なんとかやってやるぞ。ガウガウ!」
『G1 CLIMAX 35』新潟・アオーレ長岡(2025年7月23日)
Bブロック公式戦 ○YOSHI-HASHIvsドリラ・モロニー×
YOSHI-HASHIがモロニーとの無敗対決を制して、G1公式戦で3連勝。Bブロック単独首位に立った。
YOSHI-HASHIとモロニーはどちらもG1出場者決定戦を勝ち上がって本戦にエントリー。今大会の開始時点でA、Bブロックを通じて唯一の無敗であり、無傷の3連勝を懸けて対戦した。
逆水平合戦から幕開け。何度も衝撃音が場内に響き渡る。モロニーは強引にコーナーへ投げつけると、ワンハンドバックブリーカーをズバリ。サッカーボールキックも叩き込み、腰への集中攻撃で先制した。YOSHI-HASHIは腰を押さえて苦もんする。
効果的に逆水平を唸らせたモロニーに対し、YOSHI-HASHIは低空ドロップキックで動きを封じる。ショルダータックルやヘッドハンターでリズムを掴むと、お返しとばかりに逆水平で快音を鳴らした。モロニーもムキになって逆水平を返したものの、YOSHI-HASHIは投げっぱなしドラゴンスープレックスで追撃。負けじとモロニーもドラゴンスープレックスを返すと、ラリアットで相打ちを繰り返した。
せめぎ合いからモロニーはスパインバスターで叩きつけると、ダイビングエルボードロップを投下して咆哮。抵抗するYOSHI-HASHIを強引にジャーマンでぶっこ抜く。さらに、ロープを全速力で往復してスピアーを一閃。勝機を掴むと、必殺ドリラキラーの体勢に。
YOSHI-HASHIはリバースDDTで切り返すことに成功。声援に応えようと、トラースキックからカルマを仕掛ける。これは不発に終わってもモロニーのスピアーをキャッチ。シットダウンパワーボム狙いは踏ん張られても、作戦を切り換えカナディアンデストロイヤーで突き刺した。そして、頭突き、トラースキック、ラリアットの波状攻撃から一気にカルマをさく裂。YOSHI-HASHIがモロニーを沈めた。
YOSHI-HASHIが全勝対決を制して、無傷の3連勝。全出場選手の中で唯一の無敗となると同時に、Bブロック単独首位に立った。
「今日で3連勝。単独首位だ。この光景を誰が想像した?」と記者団に問いかけたYOSHI-HASHIは、「ビックリしてるでしょ? でも、これが現実。たとえどんな状況でも、どんな逆風が吹いても……まあ、俺はね、地に堕ちてから這い上がる術を知っているから」と胸を張り、「このまま俺は、決勝トーナメントまで生き残って、そして、頂を狩ってやる」と予告した。
次戦は7・26大田区大会でのグレート-O-カーン戦。黒星先行中のオーカーンを突破し、YOSHI-HASHIが独走態勢に入るのか。一方、敗れたモロニーは右ヒザ負傷で今大会を欠場したゲイブ・キッドとのBC WAR DOGS同門対決が予定されている。
【試合後のYOSHI-HASHI】
▼YOSHI-HASHI「オイ。今日で3連勝。単独首位だ、オイ。この光景を、誰が想像した? オイ、あなた方も、カメラ持ってる人いるけど、想像した? どう、想像できた? (※記者に向かって)想像できましたか?」
――なかなか想像できなかったです……
▼YOSHI-HASHI「ビックリしてるでしょ? あなた、ビックリしてるでしょ? でも、これが現実。たとえ、どんな状況でも、どんな逆風が吹いても……まあ、俺はね、地に堕ちてから這い上がる術を知ってるから。ほかのヤツが、どんな強みあるか知らねえよ。でも俺は、砕けないハートと、地に堕ちても絶対這い上がる魂を持ってる。這い上がる術を知ってるから。その積み重ねだ、3連勝。単独(トップ) このまま、決勝トーナメントまでいってやる。それとオイ、モロニー言っただろ、友達いないって。オイ、たとえな、ごっちゃんの体がなくてもな、気持ちでつながってんだよ。このトーナメント、一緒にやった石井さん(が『G1 CLIMAX』本戦に)出れなくても、ハートでつながってんだよ。それが友達だ、オイ。うわべだけの、顔合わせて『イヤッホー!』とか、そんなうわべだけじゃねえんだよ。オイ、会わなくたって、気持ちでつながってるのが友達だ。仲間っていうんだ。よく覚えとけ、この野郎。オイいいか、オメエらの絆よりも、俺たちの絆が上だ。オイ、あの日、トーナメント(で出場権)を懸けた……石井さんの借り、返させてもらったぞ。まあ、石井さんは別に、余計なことすんなって言うと思うけど、俺の気持ちで一つ晴らしてやった。このまま俺は、決勝トーナメントまで生き残って、そして、頂を狩ってやる」
【モロニーの話】「どうやら、マブダチが近くにいないことで力がみなぎるんだな。俺はこれまで、毎日ジムに行ってできる限り首を鍛えてきた。こうやって痛めることがないように。YOSHI-HASHI、良くやった。ああ、よくやったな。見事にやられたぜ、おめでとう。まだ勝ち点4だ。俺のラッキーナンバー。まだ6点は必要ない。オータ(7.26大田区総合体育館での公式戦)について話したい。皆、ゲイブのヒザについて知ってるだろ? まだゲンキな状態ではない。でも、ゲイブの持つ最高で最低な特徴があいつの心で……誰もそれを壊したり止めることはできない。だからオータでの俺とのBブロック公式戦のために、あいつが最善を尽くすことを確信してる。でも、これは理解してほしい。ゲイブ、モロニー、トモダチジャナイ。ホントウニ、キョウダイデスネ。俺たちはただの友達じゃなくて、兄弟だ。だから俺は、あいつの体のことより、心のことを優先しないといけない。もしあいつがオータでリングに上がりたいというならば、俺は全力で闘わないといけない。そうしないと、あいつに失礼だ。それが俺たちの作法、俺たちの生き方だ。去年よりも俺が上手くなったのは負けを男らしく認めること。よくやった、YOSHI-HASHI。俺からの最も強烈な勝ち点2だ。さあ、次に行くぞ。なんとかやってやるぞ。ガウガウ!」