【新日本】上村が執念のEVIL撃破で3勝目 「新日本プロレス最大の光が闇を制したぞ」 2025/7/27
『G1 CLIMAX 35』愛知・ポートメッセなごや 第1展示館(2025年7月27日) Aブロック公式戦 ○上村優也vsEVIL× 上村がEVILの無法ファイトに苦しみながらも最後は執念のカンヌキスープレックスで激勝。今G1で3勝目を手にした上村は、「EVIL、新日本プロレス最大の闇。そしてこの俺、新日本プロレス最大の光が、今日はお前を制したぞ」と言い放った。 7・25大田区大会ではカラム・ニューマンを破り、2勝2敗の勝敗五分とした上村。第5戦目では3勝1敗で首位タイに立つEVILと初のシングルで対戦した。光と闇、陽と陰、正攻法とダーティファイト…と持ち味が真逆の2人。EVILは今回のG1でドン・ファレとディック東郷を巧みに介入させてきたが、今大会でもやりたい放題に暴れ回った。 ゴングを待たずにEVILが上村を襲撃。場外戦で暴行すると、セコンドのファレも場外ボディスラムで介入する。その後もEVILは暴走ファイトを続けて高笑い。上村の劣勢が続いた。上村が必死の反撃を仕掛けてチキンウイングアームロックに捕らえても、セコンドの東郷がレフェリーの注意を引きつけているスキに、EVILがわざとギブアップして脱出。レフェリーは確認しておらず、試合続行となると、再びEVILが攻勢に出た。 粘る上村はカウンターのフランケンシュタイナーから腕ひしぎ十字固め、さらに腕固めに捕獲したものの、今度はファレがレフェリーの注意を引きつけているスキに、東郷がパイプイスで襲撃。無法地帯を作り上げると、3人がかりで上村を攻め立て、東郷は股間に手刀を振り下ろす。EVILは必殺EVILの構えに。 必死の抵抗を見せた上村は、腕を絡み取っての投げっぱなしカンヌキスープレックスで逆転。序盤に攻められた左腕を押さえてEVILの動きが鈍る。上村はEVILにダイブ攻撃を狙うと見せかけて、場外のファレにプランチャを敢行。東郷も鉄柵に投げつけて邪魔者の動きを封じると、大歓声の中でダイビングボディアタックを敢行した。 これを避けたEVILはダークネスフォールズからラリアットを一閃。直撃を受けた上村は1回転して吹き飛ぶ。ここがチャンスと、EVILはScorpion Deathlockで絞めに絞める。だが、上村は執念でロープにエスケープ。EVIL&東郷のマジックキラーも防いで猛攻を耐え続けた。そして、コーナー金具に投げつけられながらも即座に飛びつき、カンヌキスープレックスの体勢に。踏ん張るEVILの顔面に頭突きをぶち込んでから、執念で投げ飛ばし、大歓声の中で3カウントを奪った。 上村が執念のEVIL撃破で3勝目。連日厳しい戦いが続いているだけに、「キツいな……。キツくねえか。もう毎日わかんねえや」とこぼした上村だったが、その目はギラつくばかり。「今日は俺の意地が上回ったな。EVIL、新日本プロレス最大の闇。そしてこの俺、新日本プロレス最大の光が、今日はお前を制したぞ」と胸を張ると、「次はどうだ? もう一丁あるか? 次もお前の心の闇を照らしてやる」と早くも再戦を見据えていた。 次戦は8・1高松大会。上村はメインイベントで棚橋弘至と対戦する。一方、EVILは大岩陵平との公式戦を控える。 【上村の話】「キツいな……。キツくねえか。もう毎日わかんねえや。(※勢いよく上体を起こして)でも今日は俺の意地が上回ったな。EVIL、新日本プロレス最大の闇、そしてこの俺、新日本プロレス最大の光が、今日はお前を制したぞ。次はどうだ? もう一丁あるか? 次もお前の心の闇を照らしてやる。ありがとうございました」 ※EVILはノーコメント
『G1 CLIMAX 35』愛知・ポートメッセなごや 第1展示館(2025年7月27日)
Aブロック公式戦 ○上村優也vsEVIL×
上村がEVILの無法ファイトに苦しみながらも最後は執念のカンヌキスープレックスで激勝。今G1で3勝目を手にした上村は、「EVIL、新日本プロレス最大の闇。そしてこの俺、新日本プロレス最大の光が、今日はお前を制したぞ」と言い放った。
7・25大田区大会ではカラム・ニューマンを破り、2勝2敗の勝敗五分とした上村。第5戦目では3勝1敗で首位タイに立つEVILと初のシングルで対戦した。光と闇、陽と陰、正攻法とダーティファイト…と持ち味が真逆の2人。EVILは今回のG1でドン・ファレとディック東郷を巧みに介入させてきたが、今大会でもやりたい放題に暴れ回った。
ゴングを待たずにEVILが上村を襲撃。場外戦で暴行すると、セコンドのファレも場外ボディスラムで介入する。その後もEVILは暴走ファイトを続けて高笑い。上村の劣勢が続いた。上村が必死の反撃を仕掛けてチキンウイングアームロックに捕らえても、セコンドの東郷がレフェリーの注意を引きつけているスキに、EVILがわざとギブアップして脱出。レフェリーは確認しておらず、試合続行となると、再びEVILが攻勢に出た。
粘る上村はカウンターのフランケンシュタイナーから腕ひしぎ十字固め、さらに腕固めに捕獲したものの、今度はファレがレフェリーの注意を引きつけているスキに、東郷がパイプイスで襲撃。無法地帯を作り上げると、3人がかりで上村を攻め立て、東郷は股間に手刀を振り下ろす。EVILは必殺EVILの構えに。
必死の抵抗を見せた上村は、腕を絡み取っての投げっぱなしカンヌキスープレックスで逆転。序盤に攻められた左腕を押さえてEVILの動きが鈍る。上村はEVILにダイブ攻撃を狙うと見せかけて、場外のファレにプランチャを敢行。東郷も鉄柵に投げつけて邪魔者の動きを封じると、大歓声の中でダイビングボディアタックを敢行した。
これを避けたEVILはダークネスフォールズからラリアットを一閃。直撃を受けた上村は1回転して吹き飛ぶ。ここがチャンスと、EVILはScorpion Deathlockで絞めに絞める。だが、上村は執念でロープにエスケープ。EVIL&東郷のマジックキラーも防いで猛攻を耐え続けた。そして、コーナー金具に投げつけられながらも即座に飛びつき、カンヌキスープレックスの体勢に。踏ん張るEVILの顔面に頭突きをぶち込んでから、執念で投げ飛ばし、大歓声の中で3カウントを奪った。
上村が執念のEVIL撃破で3勝目。連日厳しい戦いが続いているだけに、「キツいな……。キツくねえか。もう毎日わかんねえや」とこぼした上村だったが、その目はギラつくばかり。「今日は俺の意地が上回ったな。EVIL、新日本プロレス最大の闇。そしてこの俺、新日本プロレス最大の光が、今日はお前を制したぞ」と胸を張ると、「次はどうだ? もう一丁あるか? 次もお前の心の闇を照らしてやる」と早くも再戦を見据えていた。
次戦は8・1高松大会。上村はメインイベントで棚橋弘至と対戦する。一方、EVILは大岩陵平との公式戦を控える。
【上村の話】「キツいな……。キツくねえか。もう毎日わかんねえや。(※勢いよく上体を起こして)でも今日は俺の意地が上回ったな。EVIL、新日本プロレス最大の闇、そしてこの俺、新日本プロレス最大の光が、今日はお前を制したぞ。次はどうだ? もう一丁あるか? 次もお前の心の闇を照らしてやる。ありがとうございました」
※EVILはノーコメント